現在をうろうろ(3637)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮で起こった知られざる爆発事故だってさ・・・?

 あまり面白い事はないね・・・ああ、また北朝鮮の事故の怖い怖いかね?何が怖いのかよくわからないが・・・【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚 DailyNK Japan(デイリーNKジャパン) ミサイル工場の阿鼻叫喚ね・・・

 事故に関するものは・・・

1991年11月30日。夜勤を終えたばかりの26号工場の組み立て班の班長、タク・チョンサンは疲れ切っていた。彼が火薬を乱暴に扱ったことで、午前9時半ごろ、小規模の爆発が起き、火の手が上がった。

歩哨に立っていた若い女性が消防に通報し、保安署(警察署)も出動した。現場に派遣された60人の保安員(警察官)は3組に分かれて、地下の工場へとつながる鉄製のドアを閉じようとした。


大爆発が起きたら、市街地にも被害が及ぶことを恐れてのことだ。一部のドアを締めることに成功したが、その過程で14人が死亡した。

そんな犠牲にもかかわらず、小さなものだった炎があっというまに大きな火柱となり、何度もの爆発を引き起こした。

爆発の衝撃で民家の窓ガラスが吹き飛んだ。発電所にも火の手がおよび、人々は赤い稲妻が空に駆け上るさまを目の当たりにした。


 火薬系を扱う地下工場の話ですから、景気よく爆発すれば地獄が生まれるのは分かりますね・・・炭鉱での爆発事故で大量の人が死にますから・・・まあ、安全管理上の問題で、個人名が特定できるような小さな事故が誘爆を繰り返すことで地下工場を焼き尽くしたという話なのでしょうね・・・この工場に関する記述は・・・26号工場は第2経済委員会の第2総局所属で、江界市南部の南川洞(ナムチョンドン)にあり、表向きの名前は江界トラクター工場か・・・江界トラクター工場の場所は明確ですね・・・40°57'30.0N 126°36'15.2E - Google マップ この辺りに広がる工場ですね。この地下工場は、工場建屋の南側に広がる丘陵地帯の地下にあるようですね・・・

 地図で示すと左のような感じですね・・・東西にのびる川を挟んで工場群があり、南側が主力で・・・その南の比高100m程度の丘陵の下に地下工場があるという事ですね・・・この地下工場に関する記述は・・・

朝鮮日報によると、この工場は地下8階まであり、深さは80メートルに達し、人員や物資の出入りはエレベーターで行う構造だった。また、事故を受けて当局は、道内の各自治体に棺桶の製造を指示するなど事態の収集に当たったと伝えた。

 遺体の扱いに関しては問題ないという事ですね・・・丘陵の比高も記述に合うようですね・・・・

コ氏によると、この工場は元々平壌の平川(ピョンチョン)区域に1946年に設立されたが、朝鮮戦争の時に慈江道に疎開し、65号工場と名付けられた。戦後に26号、65号、93号の3つの工場に分離した。

 平壌の平川の工場は日本陸軍の工場でしたね・・・これを引き継いで、小銃や軽機関銃などを製造していて、朝鮮戦争後にいくつかの工場へ分散・・・そのうちの1つの工場だという事ですね・・・地下工場の痕跡は・・・

 ああ・・・ありますね・・・右の写真のように・・・地下工場の出入り口は四角で囲った所ですかね?そして、換気口群が・・・赤丸の中にありますから、ここに記述された地下工場があってもおかしくないですね・・・

 消防署の位置は不明ですね・・・

 補修や再建の跡からすると左の写真の辺りの範囲が吹き飛んだような感じですね・・・どうも、地下工場での事故じゃないのではないかとね・・・地下工場は、この時代だと巨大な空間を作ったとは思えないのでね・・・坑道群じゃないかね?入り口から水平坑道が伸びて・・・その先に垂直坑道があってそこから放射状に坑道が伸びていくとかね・・・爆発物を扱うなら坑道は防爆のために曲げられ鉄扉が・・・

 地上部の工場で爆発事故があって、その延焼防止で、地下工場への坑道の鉄の扉が閉められた・・・

 水平坑道は約135m程じゃないかね?丘陵の上の縁辺りに施設があって、概ねその方向に坑道が伸びているような雰囲気がありますからね・・・多分、電動のトロッコでも走っていたのでは?地下坑道ではディーゼルのトラックを走らせるわけには行かないですからね。

 そして、この斜面の植生が、周囲に比べると貧弱ですから・・・この山の斜面も燃えたという事ではないかとね。

 地下の爆発で、山を吹き飛ばすような巨大な爆発が起こるようでは・・・わざわざ鉄扉を閉ざすために人は動員されないでしょうね・・・それに、秘密工場ですから・・・目に見える地上部の工場と防火体制そのものが違うでしょうからね。
 デジタル台風:100年天気図データベース - 過去の天気図アーカイブと日本の気象観測の歴史 ここに天気図があるね・・・1991年11月30日は低気圧が通過しているね。寒冷前線の影響があるから、この辺りでは北西の風が吹いていた・・・

 工場が燃えて派手に火を噴くありさまが見られて、火は山へと・・・地下工場への鉄扉を閉じるために献身的な行為を行い・・・14人が爆発とは別に命を落とした・・・

 記述からすると、地上部の火災だと思うが・・・そして、発電所・・・これが不明ですね・・・この工場も朝鮮戦争後のソ連の援助か何かで建設された物であれば・・・1991年頃にはまだ使われていたのか?貯炭施設と熱電併給所が・・・鉄道の引き込み線があって・・・候補になる場所はいくつか考えられますが・・・1991年頃ならランドサットの映像があるはずだね・・・

 GoogleEarthは高高度からだとね・・・右が1990年12月31日のもので、ロールオーバーを組んだから、カーソルを写真の上に乗せると1991年12月31日の奴が出る・・・確かにこの丘陵地帯の植生に影響を与える事件が起こっているようですね・・・右の方に頭を向けた尻尾を立てた緑のワンコの背中の辺りが・・・なんとなくそう見えたのでね・・・

 工場の熱電供給所も燃えたという事ですかね・・・ところで、この記事の目的は何なのかね?

 朝鮮日報の姜哲煥記者は、咸興出身のキム・スンチョル氏の証言を引用し、1979年に起きた北朝鮮史上最大と言われる爆発事故について伝えている。

 証言によると、軍需工場の17号工場で製造された火薬25トンを積んだ貨物列車5両が停車中だったが、そこに火が付いた。2.8ビナロン工場、ヨンソン機械工場などに向かう通勤客が野次馬となった。ちょうど通勤列車が到着した時、大爆発が起きた。列車、駅舎はもちろん、近隣の住宅地も吹き飛ばした。3000人が死亡し、1万人が死傷したとされる。


 ふむ・・・事故だよね?事故の記録としては・・・大したことはないね。昔は良く起きていましたね・・・この程度の規模の物はね。肥料に使う硝安を大量輸送していた時にはね・・・特に船舶輸送では数千トンを運んでいましたから・・・最近は硝安を使わないので・・・アンモニアの危険性、米で肥料工場爆発 ナショナルジオグラフィック日本版サイト こういったものですね。

 ああ・・・硝酸アンモニウム - Wikipedia これね・・・大きな事故は・・・

1921年にドイツ・ルートヴィヒスハーフェン近郊のオッパウにあるBASF化学工場で、吸湿して固化した硝酸アンモニウムと硫酸アンモニウムの混合肥料を粉砕するためダイナマイトによる発破を掛けたところ、4,500トンあまりが爆発し、死者500 - 600人、負傷者2,000人以上の大惨事となった。現場には直径100メートルのすりばち状の穴ができたという。 英語版だと、工場労働者はほぼ全滅で町の家屋の90%が破壊・・・300kmの彼方でも爆発音が聞こえた・・・

 北朝鮮で起こった・・・龍川駅列車爆発事故 - Wikipedia これとか・・・結構普通の事故でしたね・・・火薬や硝酸塩は危険ですからね・・・アンモニアの危険性ね・・・水素もかなり危ないが・・・アンモニアを水素担体として使うのはどうなるかですね。化学工場系の火災は危険ですがね・・・結局は、こういった失敗を繰り返して危険物の管理が上手くなってきただけの話しのような・・・

 ネット上の情報で、ある程度・・・その時の様子を構成し直すことが可能であるともいえるし・・・高解像度の衛星画像の威力は大きいね・・・ランドサットの赤外線での画像を拾ってくると・・・この火災による植生の影響などもある程度分かりそうですが・・・NASAからデータを拾うのに時間がかかるのでね・・・こんな所でしょうね。

 ただ、この谷の家屋数だと1000人の死亡者は・・・?当時は工場より人家が多くてきれいに吹き飛んだのかね・・・?500トンぐらいがトンネル内にあると二又トンネル爆発事故 - Wikipedia こんな風になりますね・・・どうやら、この気配は無いですからね・・・流石に爆発事故で、谷と川が出来たとは言いにくいだろうしね・・・まあ、別に只でなくとも資材が少ない国だから・・・火災による亡失は避けたいのではないかと思うが・・・日本など、人命より物資の安全を優先しそうだしね・・・兵士は1銭五厘はがき代並みに安かったとね・・・現実には役所の人間が直接手渡しでしたからね、多くを配ればより安くなる・・・未だに、その伝統がありそうでね。それが怖いね・・・

2018.01.27

  

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