現在をうろうろ（3489） クリスマスには戦争が始まるというのが防衛省での噂・・・？（1） なに？クリスマスには戦争が始まるって？【速報】「クリスマスに対北朝鮮の先制攻撃始まる」ヤバすぎる情報が防衛省全体に流布！ 全面戦争で東京壊滅… 2つのシナリオを研究家が徹底解説！ 凄い話なのか？噴飯物なのか・・・ さて、ざっと眺めてみますか・・・ 現在、防衛省内にてまことしやかにささやかれている噂がある。それも、現役大臣を発信源とする噂だ。それは、「トランプ政権が年内に対北朝鮮限定先制攻撃を行う」との噂である。一体どういう事だろうか？ 日本への影響は無いのだろうか？ 以下、詳細を見ていきたい。 防衛省内で？現役大臣を発信源ね・・・先制攻撃はできないと思うがね。国際法で戦争が禁じられていて、イラク戦争で懲りた連中が、武力行使に関して賛成の気配が無いですからね・・・大臣をはじめ防衛省内での噂ね・・・内容によっては、皆まとめてお間抜けちゃんじゃないかね？ 噂はこのようなものである。「2017年内に、トランプ政権は対北朝鮮限定先制攻撃を行う可能性がある。特にクリスマスの時期に行われる可能性が高い」この情報が省庁全体に流布されているのが現状なのだ。 鳴り物入りかね？この手の奴はガセネタと相場が決まっていると思うのだがね・・・いかにも、本当であるかのようにささやかれる噂ってのはね・・・特に高官と称する連中が現れるやつはね・・・さて、どんな物語なのやら？ ●開戦 2つの可能性 この噂を詳細に検討すると、2つの可能性に行き着く。 1つ目は、米空軍の誇るステルス戦略爆撃機による寧辺(ニョンビョン)の核関連施設及び平壌(ピョンヤン)の北朝鮮最高指導者・金正恩そのものを排除する作戦。これには、朝鮮半島付近に度々飛来しているB-1B、もしくはB-2Aステルス戦略爆撃機が用いられるであろう。いずれにせよ、グアム島のアンダーセン空軍基地から出撃し、地中貫通爆弾(バンカーバスター)を用い、寧辺の核施設及び金正恩私邸を破壊するという手法を取る事になる。 はあ？核関連施設の破壊は、基本的に戦時国際法違反ですから、戦犯覚悟でやらないとね・・・特に核汚染が起こればどういった責任を取らなければならないかの問題ですかね。チェルノブイリのような事態を引き起こした場合の責任は？汚染除去の費用はだれが持つのかが問題ですね。 寧辺の攻撃は・・・結構大変じゃないかね？ステルス爆撃機とはいえ、真下からのレーダーの照射では確実に反射波が出ますからね・・・内陸への侵攻の場合、複数のレーダー基地を相手にする場合、連携が良ければ・・・撃墜の可能性はありますからね。大気圧縮による赤外線をどの程度抑えられているかの問題もあるしね・・・F-117の場合は、レーダー波を元来たところへ反射させない事でのステルス性の付与でしたがね・・・原理的に考えれば、真上を飛んでいる場合は探知可能という事ですからね・・・ あとは、波長の長いレーダーにはそれなりに写るのではないかと・・・レーダーに捉えられて、赤外線追尾ミサイルに追われると厳しいという事のようでしたがね・・・F-117が超音速での飛行を捨てたのは、大気の圧縮による赤外線の発生を避けるためでしたからね。  赤い汚い丸が寧辺の核施設の場所ですね。B-1B、もしくはB-2Aステルス戦略爆撃機でここを攻撃ね・・・グアムからだと黄海を北上ですかね・・・左の赤いピンがS-125以降の防空ミサイルと早期警戒レーダーですね。かなり濃密な防空網があるわけです。S-125でもマッハ3越え、S-200も配備されているようですから・・・S-200だと、マッハ8ぐらいに達するようですから・・・なかなか大変ですね。39°39'08.7N 125°46'10.4E - Google マップ ここはS-200が配備されているようですから・・・結構危ないね。 近くには、とりあえず旧式かもしれませんが39°44'47.4N 125°53'41.1E - Google マップ ここに、超音速の戦闘機がいますしね。 平壌の周囲も一応は防空網が同じような密度で配備されていますから・・・無傷で帰るのは難しいかと思われますね。超音速で飛んで、レーダで探知されて5分で攻撃・・・F-117は探知されましたからね。B-1はステルス機ではない・・・B-2は使えないでしょうから。核攻撃と勘違いされたら・・・ 2つ目は、在韓米軍基地、もしくは朝鮮半島沖合に展開させた米海軍原子力潜水艦から特殊部隊を寧辺(ニョンビョン)の核関連施設及び平壌(ピョンヤン)の金正恩私邸に出撃させ、占拠する作戦。これは朝鮮半島の西側の海にあたる黄海に展開させたヴァージニア級、もしくは改オハイオ級攻撃型原子力潜水艦より小型潜水艇にて米海軍「ネイビー・シールズ」をはじめとする特殊部隊を出撃させ、寧辺の核関連施設、及び金正恩私邸の占拠を行う算段となる。出撃拠点はなにも米海軍原子力潜水艦でなくてもよく、在韓米軍基地からオスプレイを用いて投入しても良いし、輸送機からパラシュート降下しても良い。沖縄の嘉手納基地には、こうした特殊部隊投入を任務とする輸送機MC-130「コンバットタロン」が配備されている。 はあ？このシナリオはありえないね・・・馬鹿かね？黄海にヴァージニア級、もしくは改オハイオ級攻撃型原子力潜水艦かよ？こんな図体のデカいのをどうやって黄海に入れるのかね？ありえないじゃん・・・平均水深44ｍだよ・・・小型潜水艇にて米海軍「ネイビー・シールズ」をはじめとする特殊部隊を出撃だって？話にならないじゃん・・・北朝鮮の黄海の沿岸で潜水艦が入れる場所は限られているのにね・・・水上航行しかできないし・・・上陸するならエアクッション艇じゃないとね・・・39°29'39.0N 125°23'18.5E - Google マップ こんな港ですからね・・・  右のように水路は限られていて、泥の中を延々と移動するのかね？満潮を狙っての行動でも、小型潜水艦なども論外・・・泥の中を数ｋｍ進んで、その先を50ｋｍも進撃するのか・・・寧辺は内陸にあるのだが・・・ 防衛省のお偉いさんは大臣を含めて間抜けしかいないのかね？黄海で原潜が活動できると信じてるのかね？噴飯物じゃん・・・原潜が座礁して帰れないとか笑えるのでは・・・喫水は10ｍを超える潜水艦がね・・・右のような水路を小型潜水艦かね？こんな考えじゃ、戦争をやる以前の問題じゃん・・・黄海の深さを知らないのかね？測深しながら水上航行をするために建造されたものではないのだから・・・ 中国近海は大陸棚で浅いしね・・・アメリカ様の原潜が活動できない場所なのだよ・・・アメリカ様の原潜は空も飛ぶとか？  いい加減な話だから話がブレる・・・輸送機からパラシュート降下なんって・・・ちょっと無理じゃないかね？先に示した防空網があるし・・・B-1も侵入困難な場所に輸送機が入れるかね？ 降下部隊は寧辺の核施設の周辺の対空陣地は左の黄色いピンの場所にあるから・・・ミートチョッパーが並んでいるわけですからね・・・39°45'46.9N 125°45'18.7E - Google マップ ミートチョッパーが配備されている対空陣地を襲うのはなかなか大変だと思うが・・・MC-130では、レーダーに映るし、防空網は突破できないと思うが・・・戦闘機を山ほどつけてやらないと・・・まあ、この程度の馬鹿話が防衛省内で行われているのね・・・ こうした2つのシナリオが考えられる。 12月はこうした作戦にうってつけの時期である。最新鋭のステルス戦闘機F-22、F-35を含め230機余りの機体が投入される米韓合同空軍演習が行われるほか、日本においても九州で陸上自衛隊と米海兵隊との合同実働演習が行われる。また、日米合同机上演習「ヤマサクラ」も行われるのだ。特筆すべきは、この「ヤマサクラ」においては、北朝鮮による対日弾道ミサイル攻撃が想定され、国民保護が行われることを前提とした上で演習が実施されることだ。 はあ・・・北朝鮮の防空システムをまるで知らないのであればOKでしょうね・・・本気の上陸作戦でもしないと、ちょっと平壌にはたどり着かないと思うが・・・この時点で、噴飯物の物語ね・・・敵地を50ｋｍも進撃して帰ってくる・・・どうやって？ ああ・・・一旦切るか、何でこんな馬鹿な攻撃計画が流れるかね？黄海へ原潜を出すこと自体が笑えるね・・・仁川上陸作戦の条件すら知らない連中が防衛省では肩で風を切って歩いているのか・・・仁川ですら干満の差が平均で6.9ｍですからね・・・干潮時には干潟が広がる・・・10ｍを超えるような干満が起こる場所ですからね・・・話にならないじゃん・・・ しかし、防衛省内ではこんな話をしているようでは・・・ちゃんと報道してくれて助かるかも・・・馬鹿が戦争指導をしていることが分かりますからね・・・ 2017.12.05 |
|
|
|
