現在をうろうろ(313)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・咸興湾の島々は?

 今度は、咸興湾に浮かぶ島々を眺める事にしましょう。一応、大きめの島として、花島でも眺めますか・・・座標は・・・

 39°44'57.71" N 127°34'03.89" E ここです。どうやら気合が入った要塞の様相を示していますが・・・多分、大日本帝国陸軍から引き継がれていますが、砲台跡など利用されているかですね。報道によれば、ここには咸興に本部を置く7軍団第324大連合部隊が分屯しているようです。そして、砲術訓練が最高指揮官の指揮の下で行われたとか・・・

 この島には、右の写真のような砲台が設置されていますが・・・使われているのか?少なくとも使える状態にはなっているようですから155mmとか榴弾砲が島にあるかもしれません。道の系統性と、ちょっと前に見た重砲陣地と同じ構成になっていますから、右の写真左下が兵器庫でしょう。ここに何が納められているかが問題ですね。

 左のような桟橋がありますから、搬入する事は可能です。

 この島の防衛は気合が入っているようです。海岸線に交通壕でつながれた陣地が延々と続いています。穴掘りが伝統的に好きなのかも知れません・・・自分の耕作地を守るための戦いですから・・・

 右の写真のように放列を配置する場所はもう1か所あって・・・こちらも立派な兵器庫と思われる建物があります。こういったものを見ていると気が重いです・・・

 日本も本気で戦争準備をする国になったのですから、島嶼部の防衛を本気で考える必要がありそうです。基本的に、守備隊を派遣する事になりますから、軍医も派遣する事になるので、ある意味、地域医療の充実につながることになるので良いかもしれません。指揮官と軍医だけでも分駐させておけば地域と国とのつながりも緊密になる可能性がありそうです。本気の軍事国家に脱皮させようとしていますから・・・なるべく良い面を見る事にしましょう・・・しかし、国土強靭化って、こんなことになるのかね?

 しかし、大規模テロに対抗するとなると、地域の紐帯を強めて、よそ者が入ってきたらすぐに分かるような体制を組まなければならないわけですから・・・町会なんかも、軍隊組織のようになって行くのでしょう。隣組・・・こいつが分隊とか・・・北朝鮮と同じような国になるんですね。

 そして、左の写真右上が、この島の最高点にある中央指揮所と思われる壕と土塁で構築されたもの、左下が弾薬庫、写真中央やや上の木々の連なりの中に、対空陣地があり、右下の白い広場を持った建物に対空兵器が納められているのではないかと・・・島の半分は陣地、残りは耕作地と居住区画・・・侵略に耐えられる国づくりが何を意味するのか良くわかる島です・・・この島にも、1975年のヘルシンキ宣言の内容が染み込んでいないのでしょう。日本ではヘルシンキ宣言と言えば・・・ナチの人体実験に関連しての医学研究に関する宣言ですから・・・日本では冷戦の終結は未だのようです。

 ヘルシンキ宣言の署名国にとっては、国境問題は国際法で解決されたものなのですが・・・しかし、何故か、我が国の政治屋はこれを無視しているようです・・・国際法を守れ!と叫び、何故か領土問題を絡めて国民を扇動しようとする・・・先日も・・・いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく。内閣総理大臣である私にはその大きな責任があります・・・なんって言ってますね・・・この発言からすると、日本国軍兵士は国民ではないのでしょう・・・殺される標的であり、殺しに行く人間達ですから・・・死んで来い、国土を死守せよと言われて・・・この人たちの生存権は戦場では自力救済しか残されない・・・敵を殺し抜いて生き残る事が至上命令となりますね・・・

 政治屋はずるいんです・・・多くの政治屋は爺ですから、前線に出される心配がない・・・どうせ、戦争になるなら16歳から50歳程度までが根こそぎ刈り出されます・・・刈りだされる可能性のない爺が、若者の命を握るのはおかしな気がします。当然、保身のための戦争もしたくなるのではないかと思います・・・そうなると、歯止めとしては、衆議院議員の被選挙権の年限を徴兵の可能性のある年齢にしてしまえば良いのではないかと・・・それなら納得する事ができますが・・・殺されに行くものと、殺されに行かせる者の立場の問題ですがね・・・単純に、30歳の指揮者の軍隊と60歳の指揮者の軍隊が長期戦を戦ったらどちらが勝つか・・・多分、若い指揮者の軍隊でしょうね・・・直接指揮は疲れるので・・・年寄りの軍隊では勝てない・・・自明ですね。だから、基本的に本気の戦争での最高司令官は若いのですね。前線司令官はもっと若い・・・二院制の意味を考えると・・・衆議院の被選挙権の年限を徴兵対象者にするべきだと思われますがね・・・そうすれば、権力にしがみつこうとする利己的な年寄りを排除できる・・・参議院=元老院でNo!を唱えさせる役回りでも良いのではないかと・・・一国の宰相の仕事は激務なんですから・・・疲れた眠いで国会に出られないような首相は、それだけで欠格者ではないかと思いますがね・・・しかし、その欠格者を保護するための法律も・・・へんな国?とにかく兵役年限にある政治屋なら、落選したら二等兵で入隊とか良いのでは?変な政策をやってると、間違いなく陰湿な虐めにあいますから・・・これも、抑止力!

 あれ?また脱線・・・戦争・戦争・・・基本的に戦争が嫌いだからね・・・庶民の国防の努力を見るのは興味深い・・・右の写真の一番小さなのが間島、それより大きな小花島、そして、大きな花島という並びですね。さすがに間島には軍備は無いようですが、小花島の方は砲座・銃座の数からすると、隣の大きな花島と同じぐらいですから、武装の度合いは非常に大きなものになるような感じです。

 総力戦になったら・・・寝ないで何日戦えるかのようなものですから・・・日本のような人手不足の国で、政治的な無能によって殺される兵士を補う事ができるのか?それが問題ですね・・・戦争が終わったら、高齢化が更に進むことになるわけですから・・・国家存亡の戦争を戦って勝利したが・・・国民の後継ぎがいなくなった・・・そんな事になりそうな感じですね。これで、島は終了ですかね。あと1つ小さな島がありますが、目立ったものは無いのでパスしましょう・・・

 ・・・お!日本は、覇権に向けて動くようです・・・我が国が天然資源の探査・開発を行うための主権的権利が及ぶ大陸棚を延長することとしました・・・領土拡張政策に火が付いたようですね。軍艦を派遣するのかね?総合海洋政策本部 こんなのもあるんだ・・・人口が減る中では無理なのでは?海員の育成も困難になりそうだし・・・離島は、軍による管理しか無いでしょうね・・・離島も良いが、妻子がいたら行きにくい・・・海軍だと、東京方面陸上勤務を希望する・・・分かった、硫黄島への転属を認めるとかになるようですから・・・これからは日本海軍に入隊すると、初年兵は自動的に離島派遣になるとか・・・色々と苦しい世の中になるようです。国土防衛=辺境防衛ですから・・・辺境への人口移転が必要ですからね。それとも、政治犯が人の楯として辺境へ追いやられるのか?気になりますね。

2014.07.19

  

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