現在をうろうろ(3112)
日本貧窮者経済新聞
 ドイツと中国の関係が気に入らないという事でのレトリックは如何に・・・?(6)

 さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】中国の宇宙制覇に手を貸すドイツ 独の悪癖「チャイナ愛」で自衛隊保有の米軍最新鋭戦闘機の技術が流出か(1-10ページ) - 産経ニュース これですね・・・なんだか、話が針小棒大な感じになっていますね・・・中国も、様々な試験研究施設を作って頑張っている・・・単に憎しみをぶつけているだけみたいな感じですね・・・というより、奴は悪者だ!という印象を植え付けるための物語という感じですかね・・・全てが気に食わないと書いてあるようにしか見えなくてね・・・

 そういえば・・・ドイツも空母を昔持っていましたっけ・・・グラーフ・ツェッペリン級航空母艦・・・この空母は圧搾空気を使ったカタパルトシステムを持っていましたね・・・進水はしたものの、艤装が終わらずに放置された艦・・・じゃなくて、続きは・・・

 全体、2004年の教訓、否、戦訓はどこに行ったのだろう。2007年8月の独シュピーゲル誌の表紙を飾った「中国人女性」は怖かった。赤いブラインドを赤いマニキュアを付けた指でこじあけ、魅力的な目で外をうかがっていた。表紙以上に、シュピーゲル誌の特集《イエロースパイ》の報じた内容は衝撃的だった。既に述べたが、空母に不可欠なカタパルトの技術を手段を選ばす得ようとする執念がいかに凄まじいか、特集は見事に浮かび上がらせた。

  どうやら、DER SPIEGEL 35-2007 - Inhaltsverzeichnis この表紙に怯えたのね・・・まあ、欧州はこういった記事に対してちゃんと論評が行われますからね・・・日本とは違ってね・・・China-Titel ?Die gelben Spione“ eine Kampagne ? SpiegelKritik こんな風にね・・・結局、日本では成熟した報道というのではないのかな・・・単に、騒いでいるだけのような感じ・・・浅薄だね・・・まあ、学ぶことが世の中にはありすぎますね・・・

 《中国は高速鉄道網建設に向け、高度な技術を安価で取得すべく日独とフランスを競わせた。ドイツはリニア建設で300億円相当の技術を提供したが、政府の補助金で開発した高度技術だけは伝授しなかった》

 《そこで、2004年11月26日夜、この技術を盗もうと“中国人技術者”らがドイツのリニア工場(上海)に忍び込んだ。ところが、設備を無断で測定していた現場を発見された》

 《その後、中国側はドイツに技術使用料を払い、自ら建設する計画などを提案したが、ドイツは当然拒んだ》

 これって・・・シュピーゲルの記事かね?・・・Product Piracy Goes High-Tech Nabbing Know-How in China - SPIEGEL ONLINE この記事の系統の話だね・・・

But the cooperation turned sour in December 2004, when Chinese engineers broke into the Transrapid maintenance room in the middle of the night and took measurements of the new train. The bizarre incident was even captured on film, and German economic weekly Wirtschaftswoche speculated that it was a case of Transrapid technology theft.

 ライバルの経済紙が乗せた記事に関しての論評のような感じですね・・・

An influential rail expert at Tongji University complains about the Germans' arrogance in the Transrapid case. He says that the Germans must begin "to understand the Chinese philosophy. If they don't involve us in the technology, we don't feel comfortable." France, he adds, has been far more generous in this respect and, as a result, was promptly awarded the contract for construction of a new high-speed rail system between Beijing and Shanghai.

 なかなか難しいね・・・契約の範囲の問題でしょうね・・・ふと、風立ちぬのセリフを・・・日本人はすぐ真似をする。技術はわがドイツの財産だ!ってね・・・フランス人との気質の違いですかね・・・

 文化の違いを理解しなければならない部分もあるという事なのでしょうね・・・「日本らしい日本」の弱虫ちゃんは泣くだけかね?

 我々は技術提携のためにこの工場を訪れた。この格納庫に入ったのは契約に基づく正当な行為である。・・・こんな風にきちんと言えるかどうかが問題ですね。契約内容をきちんと確認しているかどうか・・・事実の確認をしていなければ、堂々と渡り合う事は困難ですからね・・・

Rainer Hundsdorfer is all too familiar with the problem. "Dozens of Chinese manufacturers are shamelessly copying our machines," says Hundsdorfer, the CEO of Weinig AG, a German company that's been manufacturing machine tools for the Chinese market in its plant in the People's Republic since 1997. Hundsdorfer is constantly discovering copies of his company's products at trade shows. "And when I point this out to the Chinese in their booths, they're not even embarrassed. On the contrary. They're proud of the quality of their copies and want to know how they can improve them even further," he says, half outraged and half amused.

 まあ、面白いね・・・

 FBI(米連邦捜査局)はトランプ大統領に積極的に情報を上げてほしい。FBIの調べでは、ドイツのリニア工場侵入事件当時、米国内にはスパイ目的の偽装企業が既に3千社以上存在した。

 こっちが・・・2007年8月の独シュピーゲル誌・・・で、書かれている内容のようですね・・・リニア工場の話は出ていませんでしたが・・・メンテナンスステーションでの計測とか書かれていましたから・・・事件現場は31°11'39.9N 121°46'13.7E - Google マップ ここのようですね・・・技術を習得するというのはなかなか難しいね・・・かなりの部分は目で盗めますからね・・・デザインなどはね・・・結構・・・インスパイアされた・・・とかね。だから、半ば怒り、半ば楽しむことになるのでしょうね・・・コピーの出来を誇る、もっと凄いのにしたい!ってくりゃね・・・

 現実問題としては・・・完全なオリジナルを生み出すことは難しいね・・・私も、色々とやりますがね・・・基本はコピー+αになってしまいますね・・・

 ワケがある。ロシアの諜報活動は、凄腕のプロが1人で「バケツ1杯の砂」を持ってくるが、中国流は違った。中国の兵器技術情報収集の教範《西側軍事科学技術の収集利用に関する中華人民共和国の長期計画》などは、以下のごとき手法を奨励する。

 《4千の団体が政治・経済・軍事・医学・社会・教育・文化など、あらゆる正面で収集に当たる。洗練されたプロではある必要はなく、スパイ教育を受けた各分野の専門家を使い、一度に大量ではなく、少しずつ情報を集めるやり方が肝要だ》

 まあ、あわてる何とかは、もらいが少ないのは確かですからね・・・

 1人の“アマチュア”が「一粒の砂」を集めてきて、組織全員で「バケツ1杯の砂」にする手口のようだ。

 しかし、ドイツにおける企業の「丸ごと強奪」を考察すると、ロシア流も併用したことになる。 

 ん?丸ごと強奪したのは、リニア企業じゃなくて・・・プラスチックの射出成型機の製造会社ですからね・・・?上海のマグレブはジーメンスの商品じゃん・・・元々は同じ会社でしたけどね・・・なんだか、色々とすり替えて話を作っていくという事なのでしょうね・・・どうも、私は・・・多くの人に読まれるような、ワクワクするような文章は書けそうもないね・・・

 G20に象徴される米欧の神経戦を「戦機」に、日米同盟は狡猾で獰猛な「中独協商」を相手に、今まで以上の情報戦を強いられる。果たして、わが国に闘う覚悟&力ありや…。

 ああ・・・日本には戦う覚悟は・・・見栄とハッタリで示すでしょうが、残念ながら・・・情報戦を戦うだけの意思の強固さは無いし、学ぶ力も薄弱だから・・・基本情報をきちんと集める事すらできなで・・・中途半端な情報で泣き叫ぶ弱虫ちゃんだから無理じゃん!

 面白いね・・・不思議な文章・・・

2017.07.18

  

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