現在をうろうろ(3110)
日本貧窮者経済新聞
 ドイツと中国の関係が気に入らないという事でのレトリックは如何に・・・?(4)

 さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】中国の宇宙制覇に手を貸すドイツ 独の悪癖「チャイナ愛」で自衛隊保有の米軍最新鋭戦闘機の技術が流出か(1-10ページ) - 産経ニュース これですね・・・アルゼンチンの宇宙開発もなかなか面白いね・・・そのうち時間を作って調べないとね・・・しかし、「100%軍事目的。米国の宇宙システムの監視や破壊の牙城となる」と言い切った・・・こういった断定ってのも面白いね・・・反論を許さないぞ!という強い意志が感じられて面白いね・・・軍人的断言法って言葉を思い出しましたね・・・判断を規制して行って、強制的に思い込ませるための話法ですね・・・山本七平氏の造語・・・

 メルケル首相は、地球温暖化対策や自由貿易をめぐり米国のドナルド・トランプ大統領を非難できる立場にない。ドイツ国内での、対米背信行為の数々を振り返ってみるがいい。例えば、筆者を仰天させた中国家電大手・美的集団(ミデア・グループ)によるドイツのロボット大手・クーカの買収。

 ふむ・・・会社名は聞いたことがありますが、詳細は?クーカ - Wikipedia 大手の民生用の産業ロボットの製造メーカなのは知っていましたが・・・アメリカ政府も問題なしとしているようですね・・・「日本らしい日本」の弱虫さんは何を泣いているのかね?

 クーカの技術は米軍の最新鋭ステルス戦闘機F−35の機体製造に使われているのだ。ドイツ政府は2016年、「買収は安全保障に危険は及ぼさない」として不介入を表明した時にはあきれた。もっとも、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)と国務省・国防貿易管理局(DDTC)が4カ月半後、美的の子会社を通じたクーカ買収を承認してもいて、またまた仰天した。

 はあ?別に只の道具じゃん・・・何で驚くのかね?未だにココム規制の世界に生きているのかね?一応日本にはその残滓がありますね・・・通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント | 外務省 これね。単なる産業機械だから問題ないという事でしょうね・・・WAは法的拘束力を有する国際約束に基づく枠組ではなく、通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の供給能力を有し、かつ不拡散のために努力する意志を有する参加国による紳士的な申合せとして存在している。 というだけですからね・・・何で、仰天するかね・・・現在の国際的な枠組みの話ですからね・・・知らないと、いちいち仰天しなければならなくなる・・・

 ドイツの悪癖「中国愛」の腐臭は耐え難いが、米国の承認で、わが航空自衛隊で今年度中に配備が始まるF−35の機密も漏れ出す懸念がある。かつて日本は中国大陸を舞台に、ドイツと米国に「後ろからバッサリ」斬られているが、歴史は繰り返されるのか。

 はあ?単なる工作機械でしょ?特殊な処理を施すわけではないから・・・切ったり削ったり曲げたりという一般的な工作機械じゃん?中国製の金づちが、工具箱に入っていると、中国に技術流出が起こるというのかね?かつて日本は中国大陸を舞台に、ドイツと米国に「後ろからバッサリ」斬られている・・・これって気になるね・・・

 支那事変において、「米国義勇軍」を騙(かた)る米軍・対日航空戦闘部隊が中国・国民党軍を密かに支援した。米国は当時、大日本帝國の仮想敵国であり、小欄のテーマは「中独合作」であるため今回、米国は取り上げない。以下、薄汚い「中独合作」を説明しよう。

 昔の中独合作ね・・・ドイツも海外領土獲得というより、とりあえず貿易振興策として色々とやりますからね・・・定遠や鎮遠を作り、旅順要塞の建設などもやっていますね・・・第一次世界大戦で、ドイツと中国の関係は遠退き・・・ドイツは、ベルサイユ条約の抜け道を・・・輸出用の兵器を手掛けるようになりますね・・・そして、軍事顧問も送り出すようになります・・・海外領土を失ったドイツが、商売と軍事及び軍事産業の温存のために色々な政府とうまくやっていく中での話ですね・・・国民党に兵器を売り、軍事顧問を送り出すというやつね・・・そうなると、中国軍をドイツ将校が率いて日本軍と戦った第一次上海事変の話か・・・

 軍近代化を迫られた中国・国民党は満州事変(1931〜33年)後、独ワイマール共和国や続くナチス政権に接近。軍事用鉱物資源獲得の下心もあり、ドイツは1927〜38年まで軍事顧問団を送り続けた。

 1933年には、日本は国際連盟を脱退・・・国際的な孤立を避けるために、脱退済みのドイツ・イタリアと接近・・・でも、第一次世界大戦では・・・日本はドイツの敵でしたからね。中国におけるドイツの権益を手にしていますしね・・・

 とりわけ、1934年より1年間団長を務めたハンス・フォン・ゼークト退役陸軍上級大将(1866〜1936年)は、第一次大戦で壊滅状態に陥ったドイツ軍の再建と将来(電撃)戦への青写真を確立した「ドイツ軍の頭脳」と畏敬された人物。国民党の蒋介石・前国民政府主席(当時、1887〜1975年)に、大規模・低練度だった国民党軍の装備や機動性の向上を具申した。後継団長アレクサンドル・フォン・ファルケンハウゼン退役陸軍中将(後に歩兵科大将に現役復帰、1878〜1966年)も路線を踏襲し、ドイツ式教育訓練を続けた。

 方針に沿い、8割が非近代兵器だった国民党軍に鉄帽/小銃/各種大砲をはじめ戦車や戦闘機を輸出。ドイツで教育した中国人技術者運営の各種工廠では双眼鏡/狙撃銃用照準/小銃/機関銃/迫撃砲/装甲偵察車両/大砲/ガスマスクを生産した。毒ガス製造施設建設こそ中止されたが、化学研究所はドイツ企業の援助で完成した。

 日独防共協定が1936年でしたっけ・・・防共協定は単なる、共産主義の蔓延を防ぐための物ですから・・・軍事協定ではなかったかと・・・?秘密付属協定が・・・ソ連への援助を拒否する内容でしたね・・・

 折しも、国民党軍による攻撃に日本軍が応じ第2次上海事変(1937年)が勃発するや、ファルケンハウゼンは蒋に消耗・ゲリラ戦に持ち込み大日本帝國陸海軍を疲弊させる作戦を進言。上海西方に構築した塹壕とトーチカによる要塞線=ゼークト線に日本軍をおびき寄せんとした。日本軍は圧勝したが損害は予想外に大きかった。

 中国軍にドイツ国防軍がついていたというだけの話ですね・・・これは、分かっていたことだし・・・日独防共協定の範囲でも無いですからね・・・思惑が違っていただけですね・・・

 軍事資源を産む鉱山・工業地帯と沿岸を結ぶ鉄道敷設でも中独は利害が一致。ドイツ技術を投じた貴陽〜南昌〜杭州や漢口(現在の武漢)〜広州路線は、軍用としても日本軍を悩ませる。

ドイツは日独防共協定締結の陰で、日本が交戦中の中国に武器密輸し続けた

 日独防共協定は軍事同盟ではない・・・ただそれだけの話ですね・・・ソ連に対するものだから・・・私と、歴史認識が違うね・・・ただそれだけの話ですかね?単に、ソ連及び共産主義者の動向についての情報を共有しようという協定ですからね・・・

 米国のように敵性国家であれば、水面下で軍事支援は諜報工作の一環との見方は許されようが、ドイツは違う。第2次上海事変の前年=1936年に(対ソ)日独防共協定を結びながら、日本と交戦中の国民(党)政府への武器密輸を継続したのである。

 日独防共協定の内容には含まれていない事柄ですからね・・・?なんで、こういった恨み節を流すかね?私には理解不能ですね・・・盟邦独逸!なのかね?

 けれども、背信行為は報いを受ける。国民(党)政府は1937年、ドイツの仮想敵・ソ連と中ソ不可侵条約を締結してしまう。これで態度を硬化させたアドルフ・ヒトラー総統(1889〜1945年)がやっとのこと、新たな兵器輸出を禁じた。それでも受注済み兵器は契約通り輸出され、完全な禁輸&軍事顧問団撤退は、ドイツが満州国を承認した1938年に入って。国民(党)政府と断交し“親日”の汪兆銘政権(1940〜45年)を承認したのは、驚くべきことに、日独伊三国同盟締結後1年近くもたった41年になってだった。

 ふむ・・・第二次上海事変の話ですね・・・中華民国と日本は全面戦争に入ったから、中華民国政府はソ連と戦争をしたくないから中立条約を結ぶわけですね・・・中華民国政府はソ連の援助を必要とした・・・だって、ドイツは空軍が禁じられていましたからね・・・1922年の独ソ間で結ばれたラパッロ条約で・・・ドイツはソ連で空軍の再建の準備をしますからね・・・軍事技術交流のための条約ですね・・・ドイツ空軍は1936年から、スペイン内戦にフランコの反乱軍についていますね・・・ソ連は共和国軍について武器を流しますね・・・スペイン内戦が終わると・・・今度は、第二次世界大戦がはじまるわけですね・・・ソ連がドイツにとってどれほどの仮想敵であったかの問題ですね・・・この辺りの事情は、日本の国際感覚の欠如・・・平沼内閣の・・・「欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢」・・・独ソ不可侵条約の話は・・?

 結局は・・・スペイン内戦に忙しかった・・・それだけではないかとね・・・極東の事は後回しになったいただけでしょうね。ソ連との連携もあったのでしょうからね・・・日本は中国大陸を舞台に、ドイツと米国に「後ろからバッサリ」斬られている・・・まあ、ドイツは中華民国に対する利権をソ連に渡した、アメリカは敵性国家だったというだけですね・・・国際感覚を研ぎ澄ましていないとダメだというだけの話じゃん・・・さて、夕飯を・・・あれ、誰か来た・・・

2017.07.17

  

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