現在をうろうろ(3109)
日本貧窮者経済新聞
 ドイツと中国の関係が気に入らないという事でのレトリックは如何に・・・?(3)

 さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】中国の宇宙制覇に手を貸すドイツ 独の悪癖「チャイナ愛」で自衛隊保有の米軍最新鋭戦闘機の技術が流出か(1-10ページ) - 産経ニュース これですね・・・なんだか、内容が良く分からないようなものを使って恐怖を煽るというのが手口のようですね・・・量子通信などは難解でね・・・私などはちっともわからないが、雰囲気だけはある程度掴めるので、別に大したことじゃないと思いますがね・・・でも・・・ハッキングされない「独裁体制」を世界に強要する・・・こういった素敵な言葉で、危機感を醸し出しているようですから・・・どうも、私は・・・まじめに説明する癖があるのが難点ですね・・・無知に付け込んで恐怖を煽るというのができなくてね・・・

 科学を小学生にも分かるレベルで説明しなければならないという、知識の切り売りを専門とするソフィストだったのでね・・・量子通信の次は何かな・・・

 近い将来、宇宙ステーションや月面基地も完成の見通しだが、特に月面基地は、核融合に使う物質の採掘が狙いと観測されている。

 ふむ・・・月面基地の完成ね・・・これに関しても一応は国際法が作られていますね・・・ただ、こちらは批准している国が少なくてね・・・基本理念は・・・月その他の天体における国家活動を律する協定 - Wikipedia 当面は心得という程度の物でしょうね・・・2-2-2-20 月その他の天体における国家活動を律する協定(第会期34国際連合総会決議A-Res-34-68,1978年12月14日採択、1984年7月11日発効) 一応は・・・月に基地を置くことはOKですが・・・

第11条
1.月及びその天然資源は人類の共同財産であり、この協定の規定、とりわけ本条5の規定に表現される。
2.月は、主権の主張、使用若しくは占拠その他のいかなる手段によっても、国家の専有の対象にはならない。
3.月の表面又は地下若しくはこれらの一部又は本来の場所にある天然資源は、いかなる国家、政府間国際機関、非政府間国際機関、国家機関又は非政府団体若しくは自然人の所有にも帰属しない。月の表面又は表面下に対する要員、宇宙機、装備、施設、基地及び設備、及びこれらの表面又は地下に接続する構造物を配置することは、月の表面又は地下若しくは月のいずれかの地域に対する所有権を生じさせるものではない。この規定は本条の5に述べられている国際レジームを侵害するものではない。


 共同財産ですからね・・・機会均等とか・・・そして・・・

5.この協定の締約国は、月の天然資源の開発が実行可能となったときには適当な手続を含め、月の天然資源の開発を律する国際レジームを設立することをここに約束する。この規定は、この協定第18条に従って実施されるものとする。

 核融合に使う物質の採取はOKですが・・・独占はできない・・・だって、共有財産ですからね・・・これが、現状では心得のような国際法ですが・・・とりあえずはね。核融合に使う物質は・・・ヘリウム3でしたね・・・このヘリウム3はヘリウムの同位体で、普通のヘリウムは陽子2個、中性子2個、電子2個から成り立ちますが、ヘリウム3は中性子が1個少ないので、普通のヘリウムより軽い原子ですね。地上には殆ど無いのですが・・・太陽の大気の中にはかなりの量のヘリウム3が含まれていて、太陽風に乗って月に降り注いでいるので、月の表面には地球上より多くのヘリウム3があるというわけです。

 ここでの核融合反応は、三重水素とヘリウム3をくっつけて、ヘリウム4と水素原子核が飛び出す・・・このときの運動エネルギーをエネルギーとして利用するという奴ですね・・・これが、綺麗な核融合で、上手く行くとエネルギーをいきなり電力として引き出すことも可能じゃないかと言われているわけですね・・・そして、中国の月探査は・・・月探査機「嫦娥5号」、8月に発射場に移動へ--人民網日本語版--人民日報 もうじきですね・・・

 嫦娥5号は11月末頃に、中国最大推力の長征5号ロケットにより、中国文昌航天発射場から打ち上げられる計画だ。打ち上げ後は月に向かい、月面着陸し、サンプルを収集し、地球に帰還する。順調に進んだ場合、1ヶ月で任務を完了し、年内には月の土壌2キロを地球に持ち帰ることができるということだ。

 ヘリウム3は太陽大気から直接収集できないのかね・・・ああ、そういえば・・・クライシス2050って映画がありましたっけ・・・太陽の近くまで宇宙船ヘリオスで行く奴ですね・・・太陽大気をオレンジジュースをこぼすことで表現していたっけ・・・どこかに、レーザーディスクがあったはず・・・

 ネットの中を探せば、直ぐに出てきますね・・・Solar Crisis 1990 こんな検索ワードで探せばね・・・右のような感じに・・・太陽大気が表現されていましたっけ・・・後で、ゆっくりと見よっと!

 2kgも土壌サンプルがあれば、それなりの分析ができるでしょうね・・・確か、アポロ計画やソ連のルナ計画で400kg近い月のサンプルが集められましたっけ・・・未だに、月にはアポロ計画で設置された反射板があって、月までの距離を正確に測定する事に使われていますね・・・アパッチポイント天文台・・・32°46'47.0N 105°49'12.3W - Google マップ ここでやっていますね・・・APOLLO この天文台のページに概要がありますね・・・確か、東京天文台でも測定を行ったと思いますね・・・おぼろげな記憶・・・アサヒグラフ 月着陸 - Google 検索 確か、こいつで読んだような・・・?自宅の書庫にあるはず・・・昔々、人類は月に行きました・・・再び月に行くのは・・・どこの国の人かね?

アルゼンチン奥地で、中国人民解放軍の秘密宇宙基地が稼働

 ドイツが前のめりになる中国との航空宇宙分野協力は結果的に、軍事同盟を締結する米国をも裏切る事態を誘発する。

 はあ?宇宙空間は軍事目的での使用は禁じられているわけですが・・・弾道弾は宇宙空間を通過するだけですから、こいつはあまり問題ないようですね・・・ある位置を占有することは禁じられているという感じですかね・・・あとは、軍事衛星は、攻撃兵器ではないからOKなのかね・・・米国を裏切るというのはどういった意味なのか不明ですがね・・・

 中国はアルゼンチン西部のチリに近い奥地ネウケン州に最近、海外初となる、怪しさ満載の宇宙基地《中国宇宙探査研究センター》を建設し、稼働にこぎつけた。基地は2015年にアルゼンチン議会が批准したが、批准前に建設工事が始まっていた。しかも、敷地200ヘクタールは50年の借用で無税。アルゼンチンの朝貢ブリは際だっている。中国衛星発射・コントロール局(CTLC)はアルゼンチン宇宙開発委員会(CONAE)に「民間目的であり、人民解放軍の運営ではない」と伝えているが、米軍関係者は筆者に「100%軍事目的。米国の宇宙システムの監視や破壊の牙城となる」と言い切った。

 はあ?これって、共同利用ですからね・・・アルゼンチンの奥地の、秘密宇宙基地ね・・・?場所は分かりますね・・・38°11'28.9S 70°08'58.2W - Google マップ ここに噂の秘密基地が建設されていますね・・・2015年1月7日の状況で、南美深空站と中国語では表記するようですね・・・35mのパラボラアンテナですからね・・・南美深空站 - Google 検索 一応、資料は色々とありますね・・・軍用という感じではないですが、まあ、転用可能かもしれないですね・・・ただ、近頃は米中の宇宙開発には協力も見えてるようになりましたからね・・・

 アルゼンチンも宇宙開発には熱心で、自前のロケット技術も有していますからね・・・一応、研究観測センターは・・・31°31'24.2S 64°27'49.5W - Google マップ ここに有していますね。発射場は移動式の物を使っているのか?38°53'25.9S 62°06'15.0W - Google マップ ここの海軍基地の所管で発射実験が行われているようですね・・・詳細は不明・・・調べるのが面倒なだけでね・・・Comision Nacional de Actividades Espaciales 概要はここに示されていますね・・・

 中国は月へ宇宙船を送り込むわけですから、地球の裏側にも追跡ステーションを置かなければならないというだけでしょうね・・・宇宙事業、中米の協力が雪解けを迎える--人民網日本語版--人民日報 徐々に米中の協力も始まろうとしていますからね・・・2011年から交流が断たれているというわけですね・・・Chinese exclusion policy of NASA - Wikipedia "They [China] are the evil empire ".だからダメ!絶対だめ!という感じですね・・・愛国者なのか、技術が分かっていないだけなのか?中国とEUのつながりを強めるのには効果的であるようですが・・・ウルフ条項ね・・・中国は悪の帝国と定義すれば、確かに・・・面白いね。

 さて、夕飯の支度をしないとね・・・

2017.07.17

  

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