現在をうろうろ(3108)
日本貧窮者経済新聞
 ドイツと中国の関係が気に入らないという事でのレトリックは如何に・・・?(2)

 さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】中国の宇宙制覇に手を貸すドイツ 独の悪癖「チャイナ愛」で自衛隊保有の米軍最新鋭戦闘機の技術が流出か(1-10ページ) - 産経ニュース これですね・・・素敵なレトリックで紡がれていますね・・・ただ、どうも、弱虫君の論理のような・・・それを、どれだけ美化して、威勢の良いものに変えるか・・・言葉の魔術の研究はなかなか面白いね・・・「日本らしい日本」も見えてくるしね・・・今日も、ビーツの血のようなスープで昼食だよ・・・もう少ししたらトマトもたくさん入れられる!

 今回の独中首脳会談でも、人権問題を重大視してきたメルケル首相は、独中人権問題対話につき「継続し、留意していきたい」と述べるのが精いっぱい。ノーベル平和賞受賞の民主活動家・劉暁波氏の治療に協力してはいたが、首脳会談時に存命だった劉氏の問題には直接触れなかった。

 まあ、中国の内政に干渉するような発言はできないですからね・・・一般的な理念を述べる事しかできない・・・だから、報道の役割が重要なんですがね・・・一党独裁は、単にアメリカ様が気に入らんと叫んでいるだけですからね・・・確かに、アメリカ様の主張する自由や民主は重要ですが・・・逆に、アメリカ様がなぜ自由・民主という風になったかと言えば・・・単に、ヨーロッパでの底辺層の連中が・・・まあ、アンシャン・レジームで言えば、第一身分の僧侶、第二身分の貴族、第三身分の平民・・・この第三身分の連中が寄り集まって、身分制度を持たないことを決した事に始まるだけですからね・・・工業の伸長により平民からブルジョワ階級が形成された事によって、アンシャン・レジームは崩壊していきますが・・・法服貴族の登場による浸食でね・・・

 都市ではこの時期には、かなりの自由化が進んでいた・・・経済力による自由の獲得って奴ですね・・・都市の空気は自由にする・・・こいつですね。封建領主による支配を脱していく過程・・・貧困の撲滅が自由主義社会の基礎になるわけですからね・・・貧困層はどうしても、何かに隷属しなければならなくなる・・・

 日本の場合は・・・色々な意味で、会社に隷属して生きることになる・・・会社などで責任を取って辞職・・・経済的基盤を失うから責任を取った事になるのでしょうね・・・簡単には、こんな会社おさらばだよ!って言えないわけですね・・・つまり、日本の社会は基本的に隷従関係・・・御恩と奉公という事になる・・・

 どうも、「日本らしい日本」は国際法の基礎が違っているのではないかとね・・・1975年のヘルシンキ宣言の内容は竹島・北方領土問題が引っかかったりしますから、あまり認めたがらないようですが・・・いつもの、欧州安全保障協力機構の概要 | 外務省 これね・・・

 加盟国の相互関係を律する諸問題(主権平等、武力行使または武力による威嚇の禁止、国境不可侵、領土保全、紛争の平和的解決、内政不干渉、人権並びに基本的自由の尊重、民族の平等及び自決、国家間の協力、国際法上の義務の誠実な履行)

 内政不干渉ですから、したがって・・・人権並びに基本的自由の尊重と叫ぶ事しかできない・・・具体的な事例を語るものではない・・・なんだか、当たり前の事なのですが・・・メルケル首相は、独中人権問題対話につき「継続し、留意していきたい」と述べるのが精いっぱい。・・・こんな風に言いたくなるのでしょうね・・・オバマ大統領が偉大なる安倍晋三閣下の靖国参拝に関して・・・日本は重要な同盟国であり友だが、アメリカ政府は日本が隣国と関係を悪化させる行動を取ったことに失望している。・・・これが、前例の無い事だとされたのは・・・内政に干渉することになるからね・・・しかし、こういった声明を出さざるを得なかったという事ですね。「日本らしい日本」は法の支配を叫びますが・・・自分の都合の良い法の支配の話しかできないようですからね・・・結局、弱虫君はルールをよく考えていないだけの話なのでしょう・・・いつも、裏技ばかりを探している・・・

 もはや正気の沙汰ではない、と確信したのが《航空宇宙》分野での協力合意だ。ドイツは、宇宙にまで版図を拡大する中国の野望に目をつぶったのである。

 なんだかね?宇宙への版図の拡大ね・・・これってできるのかね?これに関しては明確な国際法がありますからね・・・宇宙条約 - Wikipedia この概要だけでも良いでしょうが・・・1-2-2-5 月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約(1966年12月13日採択、第21会期国際連合総会決議第2222号、1967年10月10日発効) これね。

 国際法を順守して行えばOKですからね・・・よく見て順守の様子を確認すれば良いでしょうね・・・逸脱行為があったら声を上げれば良いだけですね。

第2条 月その他の天体を含む宇宙空間は、主権の主張、使用若しくは占拠又はその他のいかなる手段によっても国家による取得の対象とはならない。

 まあ、自由にどこにでも行ける、国レベルの法での支配はできない・・・それだけの話ですね。開発行為は自由にしてよい・・・まあ、宇宙は広大ですからね・・・

 中国人民解放軍は2015年、《戦略支援部隊》を新編した。統合作戦完遂に向け、陸海空軍に加え、サイバー・電子戦空間と宇宙における軍事的優位確立をもくろんでいるが、既に2007年以来、宇宙占領のたくらみを隠さなくなっている。

 宇宙占領か・・・国際法の規定を眺めれば無理じゃん・・・ちゃんと、宇宙法を読んでいるのか心配ですね・・・中国も批准国ですから、約束を守ると言ってるわけですからね・・・でも、「日本らしい日本」の弱虫ちゃんは、それを信じられないわけですね・・・100を超える批准国の目がちゃんと光っているわけですからね・・・約束は守らなければならない・・・それだけの話ですね。

 日本国憲法の前文の・・・人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

 諸国民の公正と信義に信頼して・・・これができないから、弱虫君は泣き叫ぶことになる・・・中国が宇宙占領を図っている!怖いよ〜・・・単に独中人権問題対話につき「継続し、留意していきたい」と述べるのが精いっぱい。・・・宇宙の利用に関しては継続して留意していきたい・・・と述べれば良いだけじゃん・・・ちゃんと目を光らせているよ!ってね。

 というか、誇示さえし始めた。この年、地上発射の衛星攻撃ミサイルで高度860キロにあった自国の古い気象衛星を破壊した。緒戦で、米軍など敵の軍事衛星を吹き飛ばし、「視力と聴力」を無力化するハラだ。

 アメリカ様もやっていますからね・・・その能力があることを示すだけの話ですからね・・・そのうち、衛星を破壊するのではなく捕獲するのが流行るのでは?物を軌道に乗せるには莫大なエネルギーが必要ですからね・・・宇宙ステーションから衛星回収ロケットを出して回収してリサイクルする時代がやって来そうですからね・・・

 阿蘇の火口に宇宙廃品回収業の基地を置いて・・・007は二度死ぬ - Wikipedia まあ、リユースは、燃料を充填できれば、軌道を維持できますからね・・・簡単に修理できる構造であれば修理も可能でしょうし・・・ハッブル望遠鏡などは随分と燃料の補給や部品交換をしてきましたからね・・・既に27年も地球を周回していますからね・・・まあ、あと10年ぐらいは落ちてこないようですがね・・・

 世界に先駆けて《量子科学実験衛星》も打ち上げた。《量子通信》は盗聴や暗号解読が困難な防御力の優れて高い通信手段で、理論的にハッキングはまず不可能とされる。米国でさえ、中国の暗号通信を傍受できなくなる。言い換えれば、違法なハッキングで世界中の技術を盗みまくってきた中国が、自らはハッキングされない「独裁体制」を世界に強要するに等しい。

 この文章は素晴らしいね・・・米国でさえ、中国の暗号通信を傍受できなくなる。・・・アメリカ様は中国の暗号通信を傍受しているわけですね・・・違法なハッキングで世界中の技術を盗みまくってきた中国・・・これって、対等な立場じゃん・・・中国が、自らはハッキングされない「独裁体制」を世界に強要するに等しい・・・アメリカ様の技術優位が損なわれるので、「日本らしい日本」の弱虫ちゃんは泣き叫んでいるというだけですね・・・

 キーワードは量子通信ですね・・・まあ、多くは光子とかのを使っての通信の話ですね・・・量子通信の原理は良く分からないね。光子などの量子は粒子と波動の二重性がありますから・・・まあ、乱暴な話だと・・・ある揺れを持った大豆の粒でいいか・・・プルプル震える大豆が飛んでいく・・・途中で誰かが受信すれば、大豆が消えたり、プルプル震える様子が変わるとでもいうかね・・・観測によって、そのものの状態が変わってしまうから・・・受信された形跡が残るから・・・盗聴されないというよりは盗聴されたことが分かるという感じですかね・・・多分、ハイゼンベルクの不確定性原理って奴でしょうね・・・粒子の位置を正確に測定しようとすると運動量が乱され、逆に粒子の運動量を正確に測定しようとすると位置が乱される。・・・こんな感じですかね・・・まあ、この精度の損失はわずかなものですから・・・一応は伝わるという事ですかね。そもそも、量子の揺らぎなどがあるから結構微妙ですがね・・・

 盗聴されていることが分かれば、その盗聴をチェックして排除すれば良いわけですから、安全な通信ラインが確保できるという事ですね・・・盗聴されていないことが確認できれば良い・・・このラインに、無限乱数を送って無限乱数を共有すれば・・・解くことのできない暗号通信が成立するというわけですね・・・無限乱数の共有が可能になれば・・・暗号を解くという無駄な作業をしなくなるね・・・

 現状の電波による通信は・・・単に放送ですから、受信は簡単で、誰かが受信しているかどうかも不明・・・無限乱数は重要な通信にしか使われないから・・・乱数表の奪取を考えなければならなくなるね・・・一般的な暗号はある長さの暗号鍵を繰り返して使うから・・・通信量が多ければ解くことが可能になるという事ですね。

 なんだか・・・ハッキングされない「独裁体制」を世界に強要する・・・素敵な言い回し・・・単に、盗み聞きが困難な通信をするなんてズルい!って泣いてるだけじゃん・・・アメリカ様が聞き耳を立てても分からないなんって、嫌だ!ばたばた・・・と駄々を捏ねているだけですね。封筒を使った手紙のようなものですね・・・封が切られていたら、誰かが読んだかもしれない、これは秘密ではなくなった・・・という感じですね。

2017.07.17

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの


 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ
 銘柄一覧 日本取引所グループ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system