現在をうろうろ(2999)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の石油事情はどうなっているのやら・・・?(1)

 何が何でも戦争をしたいというのが・・・近頃の偉大なる安倍晋三閣下のヨイショ組のような感じですね・・・戦争法ってのまで使って色々と話を作り出しているようですが・・・戦争法の基本は・・・防衛省・自衛隊:ジュネーヴ諸条約 こういった奴の話ですからね・・・あと、ジュネーヴ諸条約及び追加議定書 | 外務省 これとか・・・国連憲章テキスト 国連広報センター これとかが基本ですね・・・そして、冷戦終了後の国際秩序では・・・欧州安全保障協力機構の概要 | 外務省 この辺りが重要ですが・・・

 なぜか、こういった内容から遊離した変な論が、日本では横行しているような感じですからね・・・日本は大丈夫なのかね?国際社会から孤立するのではないかと、本気で心配になりますね・・・

 なんだか、報道などで流れる話が事実とはかなり乖離してきているような・・・まあ、この調子で戦争に向かうのかね・・・仕方ないか・・・北朝鮮経済の実像は「原油」から読み解ける 韓国・北朝鮮 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準 なんだか面白そうですね・・・

 今年4月22日、ガソリンを買いに来た外国人たちは当惑した。ガソリン価格が1日で36%も高騰、購入自体も難しくなったためだ。一方、軽油の価格は変動がなかった。

 ガソリンが贅沢品なのかね?軽油は何でお値段据え置きなのかね?ちょっと気になりますね・・・戦争道具は基本的にディーゼルエンジンで。軽油を燃料とする・・・ジェット機も軽油ですね・・・戦争道具でのガソリン利用は?レシプロ機の燃料ですが・・・外国人が使う自動車用がメインとか?

北朝鮮の首都・平壌に住む外国人は、このニュースをSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通じてリアルタイムで北朝鮮国外へ流した。中国の国営通信社が「原油供給が中断した可能性がある」と報道した直後でもあり、国際社会の関心が集まった。米中首脳会談で北朝鮮の核問題も話し合われたが、北朝鮮への対応で両国首脳が意見を一致させた後でもあり、「ついに中国が北朝鮮に対して行動した」のではないかとの分析も出された。

 原油が途絶えた?原油を製油所で・・・様々な成分へ分離するわけだから・・・ガソリンだけ品薄になるのは変ですね・・・製油所の規模からすると・・・?40°04'18.2N 124°33'10.0E - Google マップ こことか、42°18'35.3N 130°20'42.5E - Google マップ ここに製油所がありますね・・・あとは、石油製品をタンカーで受け入れを行っていますね・・・それから、鉄道輸送が行われている・・・

この現象について、3つの側面から疑問が湧いてくる。まず、ガソリンの供給が中断されたのであれば、北朝鮮経済はどうなるのか。次にガソリン価格の急騰という事態が、北朝鮮内部でどのような意味を持つのか。もしかしたら、市場経済が始まったことを意味するのか。あるいは、この変化は何か別の意味を持つのか。最後に、外国人が北朝鮮内部の変化をリアルタイムで外部に伝えたということは、何を意味するのか。以上、3つである。

 基本的に軽油で動いている国なのではないかと思いますが・・・製油所の稼働率もあまり高いとは思えないし・・・軍用だと、多分、練習機や小型輸送機の燃料ぐらいじゃないのかね?

北朝鮮の主要エネルギー源は石炭

北朝鮮の主要エネルギーは石炭だ。北朝鮮には、鉱業とは別に「石炭工業」という分野がある。北朝鮮は石炭工業を「経済発展に必要な燃料と工業原料を得るために、土の中から石炭を取り出す重工業の一部門」として定義している。韓国の鉱物資源公社の推定では、北朝鮮の石炭埋蔵量は世界5位であり、無煙炭45億トン、褐炭160億トンの計225億トンとなっている。これほど多くの埋蔵量を背景に、北朝鮮は1950年代から石炭中心の産業構造を維持してきた。われわれが石油産業中心であるのとは対照的だ。

 北朝鮮の石炭の多くは・・・無煙炭や石墨じゃなかったかね?褐炭の160億トンってのは?これは違うと思うが・・・?瀝青炭の産出はないからコークスの自給ができない・・・高炉製鉄が困難なのは、これが原因ですね・・・一応、高炉は38°43'50.0N 125°37'52.2E - Google マップ ここや、41°45'46.8N 129°44'59.8E - Google マップ この辺りにありますね・・・コークスは輸入炭を使って作っているはずですね・・・無煙炭と茂山の鉄鉱石を使う場合は・・・いわゆる主体鉄、ロータリーキルンによる直接製鋼法を使っていますね・・・

 基本的に・・・国産資源で何でも何とかしようとしているわけですからね・・・戦争をやっている国ですから、全て・・・国産兵器で・・・北朝鮮の化学工業は、石炭化学工業ですね・・・石炭液化プラントが2つあって・・・39°50'12.7N 127°37'07.0E - Google マップ ここと、39°39'28.4N 125°41'50.9E - Google マップ この辺りですね・・・この辺りが化学工業の中心になりますかね・・・あとは・・・兵器系の化学工業があるようですね・・・

 石油の国産が困難なので・・・石炭液化という事なのでしょう・・・そして、輸入品に依存しない国を目指していますからね・・・だって、戦争中ですからね・・・そして、経済制裁に耐えられる国造り・・・近頃は、食糧増産も熱心ですね・・・そのうち食糧を輸出するようになるのではないかと・・・基本は・・・自力更生を原則として、内需中心に産業を興して対外依存度に陥らないようにしている・・・経済の自給自足・・・経済的自由の確立ですね・・・だから、経済制裁に強いという事ですね・・・

1990年代に石炭生産が急減し、北朝鮮の重化学工業が崩壊したのも、このような産業構造のためだ。2000年代に入ってからは中国資本の投資によって石炭生産が再び上向き、2010年からは石炭輸出が増加した。同時に、各産業部門での石炭工業が活発化した。しかし、一部の火力発電所を除いては設備への投資が伴わず、重化学工業分野の稼働率は依然として低いのが実情だ。ただ、火力発電所への石炭供給が増え、まだ足りないものの、発電量は増えている。

 輸出依存にならないように・・・というのが、1990年代ごろからの政策での重工業優先政策ですかね・・・近頃は、民需も随分と拡大して豊かさというものが見られるようになっていますから・・・計画経済が破綻状態になって・・・近頃は大きく改善ですね・・・化学工業が大きく変化したのは・・・多分、順川の化学コンビナートの廃止という事になりますかね?39°24'21.7N 125°59'17.7E - Google マップ この辺りの施設が無くなっていますからね・・・

 左のようなコンビナートですね・・・1980年代の後半に最盛期だったようですが・・・なぜか、放棄されて・・・近頃解体が終了したという感じですかね・・・写真左の黒っぽく見える部分が順川火力発電所ですね・・・ここから供給される電力と水蒸気でこのあたりの工場群が動いていた・・・そして、かなりの電力が平壌へ流れていたようですね・・・あと、北倉の火力発電所とかから・・・この辺りの送電網は一応チェック済み・・・

 ここの工場施設が廃棄された理由が良く分からない・・・可能性があるのは・・・ここに、ウラン精製施設があったのではないかとね・・・写真中央の川岸の南側の工場群・・・ここがウラン精製を行ったのではないかとね・・・結果は、沈殿池の汚染水が、大同江へ流れた・・・結果は、施設の廃棄が決定されたのでは?大同江にダムを作り、長大な飲料水用の水路を作って・・・迂回させて平壌に給水していますね・・・これが非常に怪しい・・・だって、平壌近くで取水すれば良いのにね・・・ここにある3つの沈殿池が、ロシアのウラン精製工場にあるのと類似なのでね・・・ここでの、肥料製造なども影響を受けたようですから・・・窒化炉なども稼働を止めたのが気になりますが・・・工場群のうち、稼働し続けたのがカーバイド工場だけのようですから・・・何かを共有していて汚染が広がったのか?とか・・・妄想しちゃっていますがね・・・そうでなければ、完成直後で廃棄というのはね・・・そして、新たに化学工場を作るわけですから・・・

 さて、問題は・・・北朝鮮のウラン精製はどこでやっているのやら?これですね・・・90年代の石炭生産の激減というのが何によるものなのやら?気になりますね・・・ここで、とにかく、ここで生産されつつあった石灰窒素が消えたわけですからね・・・しかし・・・シャフトキルンが廃棄されたのは?まさか、シャフトキルンの冷却水にウラン精製の排水でも使ったかね?不明ですが・・・このコンビナートの廃棄は大きな痛手だったのでしょうね・・・

 一方、北朝鮮ではまったく生産できない石油への依存度を意図的に下げた。北朝鮮には原油を精製できる工場施設が2カ所ある。中国から原油の供給を受け精製する平安北道新義州近郊にある烽火化学連合企業所と、ロシアから原油供給を受けて精製する咸鏡北道羅先地域にある先峰化学連合企業所がそれだ。

 石油依存はやめたというだけでしょうね・・・日本は炭鉱の労働組合と、動労が強かったので、この2つをつぶすためにエネルギーを石炭から石油に転換したようですからね・・・これで、大量のトラックとディーゼル機関車の導入で・・・JNRの赤字化が決定されるような感じで・・・この辺りのエネルギ転換で・・・どこが儲けたのやら?旧財閥も生き返ってくる時期だしね・・・製油所の位置は先に示してあるからOKですね・・・中国からの石油製品は・・・もしかしたら・・・42°58'48.5N 129°47'53.5E - Google マップ ここから流れているとかね・・・

中国から北朝鮮には、毎年約50万トンの原油が輸入されているという。この原油には「友好価格」が設定され、国際価格よりはるかに安い価格で輸入されているという。さらには、無償援助ではないかとの指摘もある。しかし、この原油は、烽火化学連合企業所で精製された後、再び中国に持ち出されていた。

原油を加工する代価として北朝鮮側が精製された油の一部を受け取るという立て付けだ。もし中国が原油供給を中断すれば、中国の北朝鮮向け原油委託加工事業も中断され、委託加工の代価として北朝鮮が受け取っているガソリンや軽油などが北朝鮮内部で流通しないことになる。

 ふむ・・・この辺りの事情は衛星画像解析などでは出てきませんね・・・

一方、北朝鮮は6、7隻程度の小型タンカー運航を行っている。中国やロシア、あるいは東南アジアや中東地域で原油や精製されたガソリンや軽油などを輸入するために使用されている。これらタンカーは主に平壌郊外・南浦(ナムポ)港で石油製品を積み下ろす。ただ、2017年からは中国・大連港への北朝鮮船舶の入港が制限されているようだ。

 小型タンカーは・・・38°42'57.4N 125°22'06.3E - Google マップ この辺りで荷下ろしをしていますね・・・42°19'38.1N 130°23'41.5E - Google マップ ここで原油の受け入れをしていますね・・・製油所までのパイプラインがありますから・・・

タンカーの運航回数を基準に見ると、最近、中国から入る石油製品が明らかに現象しているとの推定は可能だ。一方、ロシアのウラジオストクなどへ向かっている2隻のタンカーは正常運営されているという。これらタンカーは1回に2000〜4000トン程度を運ぶことができるものであり、国際規格からすれば小さい方である。だが、航海距離が短い分、1隻当たり毎月1万〜2万トンの石油製品を運ぶことができる。

 南浦には製油所が無いですから・・・ここでは製品を輸入しているのでしょう・・・多分、ここへのガソリンの流れが変化したと考えれば良さそうな気がしますね・・・一旦切るか・・・

2017.05.25

  

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