現在をうろうろ(299)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・舟艇の修理設備から・・・

 さて、続きです・・・この港には修理区画がありますね。こいつをちょっと眺めて見る事にします。修理区画というのは色々な船が入ってくる場所ですから興味深いのでね

 右がこの港の修理区画ですね。これは乾ドック?水密扉があるようなんですが・・・ちょっと不思議なのは・・・このドックの運用の仕方ですね・・・船が入る、満潮になっても船台が組まれている所までは海水は上がってこないわけですから・・・船が入ると水密扉を閉じてポンプで海水を入れて水位を上げて横に移動させ水を抜くというサイクル?それとも、横への引き上げ船台?

 ドックでの実務の知識が無いのでね・・・左のような感じですが・・・この写真では良くわからない・・・2隻を同時作業か?船を引き入れるのにどうしているのか?ウィンチは?

 さて・・・どんな作業をしているのやら?分かりませんが・・・シンクロリフトとかそういった装備があるのか?まさかね・・・

 右上の写真の岸壁につながれている2隻のミサイル艇はどうやら183R型ミサイル艇のようです。

 左のようなものですね。入渠しているのは・・・なんだか魚雷艇みたいだし?

 今時、魚雷艇など存在するのか?まさか206T型魚雷艇・・・まあ、この湾内での島影からの奇襲なら可能でしょうが・・・ミサイル艇が第一陣で、第二陣が魚雷艇?

 206T型魚雷艇の図をチェックしました・・・どうやら、これに間違いないようですね・・・兵装ってのは使い方次第で効果を発揮しますから・・・しかし、今時、魚雷艇ね・・・後部に爆雷を12個搭載可能・・・

 参ったな・・・段々マニアックになってきた・・・とにかくこの手の古典的な魚雷艇は絶滅状態では?

 付近に停泊しているミサイル艇で確認できるのは・・・右から2・3隻目の同型艦・・・これはどうやら横付けされているのがオリジナルの205型のミサイル艇で、その隣のが、205型ミサイル艇の船体を延長した型のようです。微妙に船体の長さが違います。

  他の舟艇は・・・ちょっと見慣れないものですね。やたらと細長く見えるのは、オリジナルの舟艇を延長しているような感じですね。

 あまり見ていると、カタログでも作りたくなりそうなので、このぐらいにしておきましょう・・・危なく、データベースを組みそうになりましたから・・・この海軍の構成からすると、沿岸警備が中心ですね。前回ちょっと気になったのは・・・大東亜戦争の戦争目的は何だったのか?どこまでを作戦目標としたのか・・・ふとね。日本でも軍拡が決定されましたから・・・どこまで軍拡を行うのか?気になるわけです・・・ざっと、北朝鮮の海軍と装備を比較しながら日本海軍がどこまで戦えるのか?それが気になりますね・・・私の、いい加減な知識だと・・・やはり、打撃力が足りませんね・・・そして、装備が本気の外征と戦闘に耐えられるかというと、かなり頼りなく感じます。補給を意識されていないというか、そこまでの余裕が無い・・・確かに1つ1つの兵器を見ると良さそうですが、兵器は補給が必要ですし、兵器は破壊のためのものであるとともに、破壊されるべき目標でもあるからです。航空支援が貧弱ならこの周辺のミサイル艇による飽和攻撃を受けると護衛艦の10隻程度は大破の可能性が高いですから・・・多分、北朝鮮のミサイル艇の搭載するミサイルも決定的な打撃力に欠けていますから、沈められはしないでしょうが、かなりの被害が出る・・・上陸作戦を敢行するなら・・・上陸用の艦艇に対しても同様な攻撃が・・・上の写真にも写っていますが10m程度の小さな艇でもどういった攻撃をしてくるか・・・これに類似のものは米軍のPBRと呼ばれた河川巡視艇ではないかと・・・Mk19 自動擲弾銃の仲間などを積んでいると厄介ですね。これでも商船の船腹に穴は開けられる・・・商船攻撃用とか開発されていないでしょうね・・・ロシア製 AGS-30 とか積むようになると・・・面倒ですね。可能性があるのは、やはりロシア製のSPG-9のような無反動砲ですかね。

 結局のところは、できる最大限の防衛をされると、兵器の質の差があっても攻略は困難であると言えるわけです。

2014.07.14

  

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