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日本貧窮者経済新聞
 ミサイル迎撃システムを韓国が拒否したら日本は・・・?(2)

 さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】文在寅大統領がミサイル迎撃システムを拒否するなら「日本移転」しかない! そうなった時、韓国は… (1-7ページ) - 産経ニュース これですね・・・なんだか、結構情けないレベルのお話のようでね・・・まあ、「日本らしい日本」の思考ってのが垣間見られて面白いですが・・・あまりに、科学性が無く偏狭ですね・・・見栄とハッタリか・・仕方ないね。というか、そのレベルでOKなのかね?なんだか、考えが・・・卑小ですね?『韓国がいらないのなら、日本に持っていく』と、トランプ米政権が文政権に伝えればいい。日本に必要以上の、独り相撲的なライバル心を抱く韓国のこと。日本移転で『日本にない兵器だった』と気付き、『あれば日本が悔しがる』と思い直す。そして、臆面もなく、恥ずかしげもなく、180度ならぬ“360度の方針転換”を決め、あわてて配備継続をお願いしに行くかもしれない」・・・こんな考えって、私には無くてね・・・こういったものが「日本らしい日本」では受けるのか・・・私の理解の彼方・・・どうも、私には・・・こういった日本的な考え方が欠落していてね・・・その意味では、この手の情けない考えが浮かぶこと自体が・・・驚異ですね・・・そういったものを眺めるために、この軍事情報を見た方が良さそうですね・・・とにかく続きですね・・・

自衛隊の兵器は全て欲しい韓国軍の嫉妬
 筆者は「贅沢ではなく愚かなだけだ」と口を挟んだが、韓国が本当に必要な兵器を取得しない過ちを犯すのは、初めてではない。というより「過ちが常態」。過ちだらけの軍事史を振り返れば、「THAADの日本移転」が韓国側に与える衝撃度が理解できよう。

 本当にそうなのかね?韓国には、今やTHAADミサイルも配備されていて・・・買えとのご託宣だし・・・強襲揚陸艦もあるし・・・戦車は日本の5倍ぐらいはあるし、自走砲も似たような数じゃん・・・F-35は未だですかね?でも、実質的に在韓米軍と韓国軍は同じ指揮系統にあって一体のようなものですから・・・THAADが韓国に行っちゃったのが悔しくてたまらないみたいじゃん・・・

 韓国の日本に無い兵器が全てほしい日本の兵器マニアの嫉妬・・・?そんな風に見えちゃってね・・・THAADミサイルは日本の様に、交戦国が存在しない国には不要だと思うが、それでも欲しいみたいですからね・・・外交をきちんと行って、戦争の脅威を防ぐことが大切なのに?戦争がしたくてしたくて・・・という、偉大なる安倍晋三閣下という感じですからね・・・

 まあ、日本政府の借金の山の解消には、ノーベル賞学者と話した・・・戦争が一番でしょうが・・・できれば、韓国と北朝鮮が戦って、日本の物資をアメリカ様が買って投入してくれれば・・・GDPなど600兆円も夢じゃない!という感じですかね・・・ここまで行くとやっと元本が返せますね・・・現状では、借金を借金で返済して、さらに借金を重ねている状態ですから・・・あと10兆円欲しい日本政府・・・単にそれだけの話ですかね?

 ああ・・・「THAADの日本移転」が韓国側に与える衝撃度・・・THAADが韓国に配備されたことによる衝撃度が大きかったのでしょうね・・・かわいそうな「日本らしい日本」の兵器マニア君・・・

 例えば、韓国海軍がそろえた対潜水艦・水上艦艇攻撃を想定したドイツ生まれの潜水艦。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の特殊作戦部隊員や工作員の隠密上陸に使う潜水艇や半潜水艇、小型潜水艦を相手にベストの選択肢とは言い難い。限りある国防予算の別の使い道はヤマほどある。かつて、韓国軍関係者は筆者に漏らした。

 韓国陸軍関係者は・・・そう思うでしょうね・・・しかし、対潜水艦戦は、基本的には潜水艦じゃん?港湾防御には必須ですからね・・・対潜ヘリを運用するなら、遼寧のような対潜空母が必要になりますから・・・不思議なのは、日本の「いずも」型が・・・なぜか、対潜用の指揮装置を備えていないのがね・・・何のためのヘリ輸送艦なのかが分からない・・・

 軍艦じゃなくても、ヘリの2機も運用できるような船もあるようですからね・・・大型油槽船にヘリパッドをたくさんつけただけで良いのでは?タンカーだって、軍艦並みの二重底でしょうからね・・・中古のタンカーでも使えばよいだけだと思うが・・・?

 「海上だけでなく航空戦力で格段に劣る朝鮮人民軍相手に、韓国軍の兵器体系はチグハグ。現有の軍用艦や作戦機は、自衛隊の保有兵器への嫉妬が生み落とした。自衛隊の保有装備は全て欲しい悪癖が絶てない」

 あれ?アメリカの戦略に組み込まれているのでは?有事には、米韓連合司令部で・・・ここが、韓国軍の作戦統制権を有しているのでは?米軍が司令官で、韓国軍から副司令官が出ていますからね・・・作戦統制権には軍備に関する影響力も強いものがあるはずですからね・・・韓国軍の兵器体系がチグハグなのは?アメリカ様が変なものを推奨しているのかね?現有の軍用艦や作戦機は、自衛隊の保有兵器への嫉妬・・・?この裏にはアメリカ様の嫉妬が隠れているという事かね?

 日本にTHAADが配備されれば、韓国はさぞ慌てるだろう。しかし、防衛予算がいくらあっても足りぬ現下の危機的情勢では、フトコロ具合と相談し《イージス・アショア》の導入を優先させたい。もちろん、同時に手に入れられる財源が確保できれば、そちらがベストではあるが…。とりあえずイージス・アショアが、いかに優秀かを説明したい。

 はあ?ああTHAADミサイルが韓国にあるから・・・日本が導入する予定のイージス・アショアを自慢したいだけかね?

 大ざっぱに言えば、弾道ミサイルなどを迎撃すべくイージス艦に搭載されているイージス(艦隊防空)システムの陸上バージョン。艦載のイージス・システムをあえて《イージス・アフロート》と呼べば、陸上版イージス・システムは《イージス・アショア》との名称がピタリとはまる。レーダーや迎撃ミサイルの垂直発射システム(VLS)など、イージス艦が備える各種機能が陸上で再現されるイメージを描けばよい。

 はいはい・・・問題は、どこに配備するのかね?どこから飛んでくるミサイル対策かね?中国?北朝鮮?ロシア?それとも韓国?まさか米国?

 モスクワの防空体制は左のようなものですね・・・56°10'51.7N 37°47'13.9E - Google マップ この辺りのが、左の上の水色の弾道弾迎撃ミサイルサイロですね・・・そして、その隣にPILL BOX A-135 system のレーダーが鎮座していますね・・・Wikiの日本版にはこのシステムの説明がないのかね?56°10'23.8N 37°46'10.5E - Google マップ ここにある、一辺が150mほどの巨大な角錐台のレーダー施設・・・

 どうも、「日本らしい日本」の軍事マニアは、日本に無いものは基本的に見えないような感じですからね・・・モスクワの周囲を取り巻いているのが、S-300とかS-400などの防空ミサイルシステムですね・・・56°12'21.6N 37°36'13.2E - Google マップ こんな感じですね・・・

 この高高度からの弾道弾迎撃ミサイルは・・・1995年に配備が始まって・・・高高度迎撃にSH-11ゴーゴン、低高度迎撃にSH-08ガゼルって、熱核弾頭付きの迎撃ミサイルを、先にあげた大きな角錐台の形のA-135システムで誘導していますね・・・このミサイルのSH-11ゴーゴンは高度350〜900km程で迎撃ですね・・・このミサイルは現在凍結中ですかね?新しいミサイルが開発中?46°24'29.2N 72°50'57.1E - Google マップ 噂では、この界隈で実験中ですかね?一応・・・アメリカ様が運用し損ねたSDIの実現物ですね・・・弾道弾迎撃ミサイル制限条約に沿って作られた奴・・・THAADミサイルとは格の違うものですね・・・10キロトンの熱核弾頭で叩き落す兵器ですから・・・

 残念ながら・・・アメリカ様も一応は・・・LIM-49 スパルタンを配備しましたが・・・5メガトンの放射線強化熱核弾頭で高空で焼き払う奴ね・・・そういえば・・・この前のアメリカ様のICBMの性能試験・・・どうせクェゼリン環礁のレーダーで観測じゃないかね?この迎撃ミサイルの実験などのやっていましたからね・・・8°43'27.1N 167°44'02.9E - Google マップ ここのサークルとその脇のドームと、8°43'24.8N 167°43'08.0E - Google マップ この辺りに、レーダーがあって・・・高高度でのミサイル迎撃システムの研究開発をしてたはずですからね・・・Zeus site on Kwajalein - LIM-49 Nike Zeus - Wikipedia この写真からするとね・・・

 この辺りからすると・・・イージス・アショアなど・・・只の迎撃ミサイル・・・落ちてくるやつをちょっと高い所で叩くだけ・・・さて、イージス艦のSM-3は高度70km〜500kmで上昇の限界点辺りのミッドコースでのろのろと進むミサイルを迎撃するシステムですね・・・つまり・・・あ・・・この前の北朝鮮のミサイルは2000kmまで上がったね・・・右の様に・・・従って・・・迎撃範囲は・・右の赤丸辺り・・・

 左の奴で軌道の赤い部分がブースト中、その後ミッドコースに入って、THAADミサイルやSM-3はここで迎撃・・・

 最終段階のターミナルで・・・ペトリオットPAC-3で・・・高度20km・・・無理じゃん・・・

 上昇の限界点辺りでのろのろと進むミサイルを高高度で迎撃するミサイルが・・・ターミナルに入って加速された最終段階で迎撃かよ・・・

 残念だね・・・ちょっと、迎撃は無理だね・・・予定されている速度が違いすぎるね・・・放物線の最上部では・・・高度2100km程を音速の1.2倍程度で飛んでいるから迎撃できる・・・しかし・・・高度2100km辺りから高度500kmでどれだけ加速されるかね?水平方向にマッハ1.2で落下速度は・・・?自由落下で1500km落ちるとその速度は1Gで秒速5500mぐらいかね?重力加速度が違うから・・・どうやって計算する?3割程度でも秒速3000m・・・ん・・・結構速いじゃん・・・高度2000kmでも5割を切らないか・・・地球の重力 - Wikipedia という事は・・・結構速いじゃん・・・桁違いだから迎撃不能じゃん・・・

 これで、事実上のICBMと偉大なる安倍晋三閣下は騒げなかった・・・というより、釘を刺されたのでは? 

 《C4ISR》も然り。C4ISRとは、指揮(Command)▽統制(Control)▽通信(Communication)▽コンピューター(Computer)の「4つのC」+情報(Intelligence)▽監視(Surveillance)▽偵察(Reconnaissance)の頭文字を並べた軍事用語。頭文字の機能全てが自動で流れるように連結・一体運用される能力もイージス艦と同じだ。

 頭文字遊びをしても無意味じゃん・・・馬鹿らしい・・・イージス艦のミサイルでは破壊できるわけないじゃん・・・下らない。

 イージス・アショアは、実戦的実験で素晴らしい成功を収めている。既に欧州では、イージス・アショアの整備が進行中だ。整備は、イランやロシアのミサイルを大きな脅威と考えるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議で、加盟28カ国の総意として合意された《欧州ミサイル防衛構想》に基づく。特に、東欧のルーマニアやポーランドは積極的だ。トルコにも高性能レーダー基地が建設され、迎撃ミサイル発射基地など、システムの各機能をドイツに置かれた指揮・統制中枢で一体管理する。陸上型イージスだけでなく、本来の海上型イージスも並行して準備され、米海軍やスペイン海軍のイージス艦が地中海やジブラルタル海峡でにらみを利かせ、防空上の縦深性に厚みをもたらしている。

 高度500km程度から落ちてくる弾道弾に対しては十分な効果・・・所詮実戦的実験・・・まあ、私は敗北主義的非国民ですから仕方ないかな?しかし、現実には高度2000kmから落ちてくるミサイルに対抗する話ですからね・・・これって、無理じゃん・・・ICBMで第一宇宙速度以下でしょうから・・・秒速8km以下・・・まあ重力が半分ぐらいですから・・・大差ないか・・・秒速7km、最終段階ではさらに大きな速度の物を迎撃できるかの問題ですね・・・どうでもよいか・・・宇宙空間というより、ミッドコースではその機動は相対速度での軌道修正・・・だよね?ああ、なかなか大変じゃん・・・さて、一旦切るか・・・

2017.05.18

  

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