現在をうろうろ（2927） なんだか威勢の良い話で・・対中「窒息作戦」って何だよ・・・？（4） さて、前回の続き・・・【野口裕之の軍事情勢】中国が驚愕した日米韓の対北朝鮮・海上共同訓練 北牽制の裏で練られた対中「窒息作戦」とは（1-6ページ） - 産経ニュース 中国と日米の連合軍が戦争に突入して黄海を機雷で封鎖するという荒唐無稽な作戦の話でしたね・・・上海港の使用を停止させるというのが合理的だと思いますが・・・東海艦隊が機雷敷設などを許すとは思えませんしね・・・何しろ、浅い海ですから・・・平均水深44ｍですから、潜水艦も使えないですから、水上艦か航空機で機雷を撒くことになりますが・・・この辺りの海域で戦争をしていて・・・日本には、機雷敷設艦は・・・そうや で終わっちゃいましたからね・・・一応、うらが・ぶんご が播きに行って1艦で240ぐらいをまき散らしてくることになるでしょうが・・・  中国の掃海システムはそんなに悪くないのでは・・・近頃は遠隔操縦式掃海艇を使ったりしていますからね・・・自衛隊もスウェーデンから導入していますが・・・左が自衛隊の導入したやつですね・・・さて、続きですね・・・ 次は（６）のＴＨＡＡＤ。在韓米軍は４月末、ＴＨＡＡＤを構成する発射台やレーダーなど一部システムを南部・慶尚北道星州郡のゴルフ場に搬入した。当初の計画を前倒しして実施し、早期運用開始を目指す。ＴＨＡＡＤは６基の発射台と４８発のミサイルなどで構成され、北朝鮮・朝鮮人民軍の短・中距離弾道ミサイルを迎撃すべく配備される。 配備場所からすると、どうも釜山へのミサイルの迎撃のような感じですね・・・まあ、ソウルは火の海でしょうからね・・・守るべきは兵站の要になる場所でしょうから・・・ソウルは軍事境界線に近すぎでね・・・結局、高度100ｋｍ程で迎撃するにはレーダー探知自体が間に合わないという事なのでしょうね・・・ 中国はＴＨＡＡＤを構成するＸバンドレーダーの韓国配備に強く反発した。射撃管制モードの探知距離は５００キロで北朝鮮の中〜南部をカバーするに過ぎぬが、捜索モードに徹すれば１千キロを超え、北京・天津の手前まで覗けてしまう。しかも、在日米軍が青森県車力と京都府京丹後に配備するＸバンドレーダーと同型で、データリンクで連結され、互いをカバーし合える優れモノだ。  まあ、THAADは、どうも中国のアメリカ行き弾道弾の早期警戒システムに組み込まれているだけではないかと・・・一応は、ハワイへのミサイルのコースの下にありますからね。右のような感じでね・・・  THAADミサイルシステムの車両の一群は左のような奴かね？ちょっとわかりませんが・・・31°48'06.7N 106°24'47.6W - Google マップ 世界最初のTHAAD運用基地であるテキサス州のフォートブリス基地ですから、可能性は高いね・・・  地球は丸いので、高度1000ｋｍを飛行するミサイルをチェックできるそのための物でしょうね・・・ただ・・・高度2000ｋｍ辺りを飛行する弾道弾だと1000ｋｍの探知範囲ではちょっとね・・・レーダーは低空の物などは地上の物の反射などで事実上見えないのでね・・・高出力のレーダーは・・・地平線から20度ぐらいから上を探知だと思うのだが・・・まあ、お伽話のようなものだから良いのでしょう。 ビームを振って反射を拾っているわけだから2000ｋｍの探知には結構時間がかかる・・・往復は4000ｋｍ、光の速度で1秒に30万ｋｍ、1000分の1秒以上もかかる・・・長距離の探知は難しいというわけでね・・・電力も大きなものが必要だしね・・・ビームの幅を広くして遠距離で探知して、それを絞り込んでいくわけだから・・・ レーダー探知ってのはある一定方向に発した電波の反射を拾っているわけだからね・・・この一定方向の範囲を狭めると空を走査するのに時間がかかるというだけですね・・・非常に狭い範囲をチェックしたい・・・それだけですね。レーダーは1度に狭い範囲しかチェックできない・・・だから、ミサイルの飛行経路の下にレーダーを置きたいというだけですからね・・・グアム基地のTHAADミサイルシステムのレーダーは、きっちり北朝鮮の西海衛星発射場を指していますからね。 （１）のフィリピン海も、対中戦略上のチョーク・ポイントだ。台湾有事の際、来援が期待される米空母打撃群を、人民解放軍が迎撃する最前線（第２列島線）と絶対防衛線（第１列島線）にはさまれた海域だからだ。第１列島線は九州南部〜沖縄〜台湾〜フィリピン〜ボルネオを結ぶ。第２列島線は伊豆諸島〜小笠原諸島〜グアム・サイパン〜パプアニューギニアを結ぶ。  あれ？なんで・・・（7）、（6）と来て、（1）へ？フィリピン海ね・・・フィリピン海はチョークポイントかね？かなり広そうですが・・・左のひし形の海域が一般にフィリピン海ですね・・・？MarineTraffic Global Ship Tracking Intelligence AIS Marine Traffic どうやら、野口君の漠然とした語り口は航路がどのようになっているのかが良く分かっていないからみたいですね・・・？  もうちょっと航路などに関する基本的知見を積み増さないとほら話にしか聞こえなくなる・・・右の様に多くの船が貨物輸送に従事しているわけですからね・・・ アメリカ様の空母もあまり浅い海を走りたくないと思いますからね・・・ソナーがあまり役に立たないから、そして、原潜による露払いもできないですからね・・・だから、中国の潜水艦に接近されてびっくり！という事になる・・・ 別に、第一列島線とか言葉が重要なのではなく航路の問題ですからね・・・どこを抜けるか・・・自由航行が認められるのであれば別にそれほど重要な話ではない・・・有事になった時の問題ですからね・・・私にとっては、これらの船舶が止まった時の日本がどうなるかの方が恐ろしいね・・・戦争を煽る連中は何を考えているのやら？1日1200カロリー未満で生活かよ・・・スリムな日本人の出来上がりかね・・・ しかし・・・何のための戦争を考えているのかね・・・？馬鹿じゃないかね？頭が悪いとしか言いようがないと思うのだが・・・これって、物語だよね？頭の悪い人向けの・・・こんな広域の海上覇権の戦争などを始めたら、日本などあっという間に疲弊じゃん・・・どこから資源を？食い物も無くなるね・・・シーレーン防衛はどうやってやるのかね？フィリピン海はあしがら・さみだれ でOK？護送船団を組めるのかね？ ああ・・・昼飯にしよう！なんだか・・・戦争を始めると腹ペコになりそうですね・・・まあ、私の所には野菜がある！とりあえず、イチゴも食えているしね・・・なかなか豊かな感じですね。 2017.05.04 |
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