現在をうろうろ(289) 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・元山の航空基地と対空陣地・・・ いよいよ元山ですね。海岸は基本的には湿地を作りだして自然障壁としているようです。そして、要所要所に抵抗陣地になりそうなものが置かれています。基本的には上陸作戦に対する準備は終わっているわけですね。さて、民間防衛関係は無視して、本気の戦力を眺めて行きましょう・・・ まずは、何と言っても目立つ航空機基地ですね。座標は・・・ 39°09'56.42" N 127°29'02.29" E ここですね。右のような滑走路があります。ここの滑走路は、大日本帝国軍が構築したものとは違うようですね。帝国軍が運用したのは1500mの滑走路で、その概略は・・・ 左のような感じですね。ここの滑走路が切って繋いだように感じるのは、元の滑走路が井桁の形をしていたためですね。 良く見ると、強く転圧された帝国軍の滑走路の跡が残っていますね。左の図と見比べると左の岸に飛び出したところがメインの滑走路と思われます。細い道がありますね。エプロンに使われているのがもう一本の滑走路があった場所で、いちばん左の誘導路は現在は使われておらず現用の誘導路と旧の誘導路の位置は変わっていないようです。 工場区画は古い施設が使われているようです。 日本国内にも旧軍の格納庫はそのまま使われているものがありますが・・・これもまた旧軍のものですかね?この基地にはかなりの数の戦闘機がありますが・・・実働機はどのくらいあるのか?どうも、整備・補給などのインフラからすると、それほど多くないような気がするのですが・・・ 中国の空軍基地の場合は、明らかにインフラ整備が整っていて、全機実働に見えるんですが・・・秘匿が巧いのか? 周辺の対空陣地は幾つかあって・・・座標は・・・ 39°08'49.38" N 127°28'43.70" E ここですね。 左の写真のような陣地があって、ちゃんとミサイルが装備されています。道のつながりからすると、左上の建物がこの対空陣の兵舎という事になるのでしょう。 別の低空陣地の様子も見てみましょう。座標は・・・ 39°09'31.24" N 127°29'35.16" E ここです。 兵器庫はどこなんでしょうか?コの字になった建物は兵舎のような気がしますが・・・四角建物がコの字の口に2棟建っていますからこれが兵器庫なのかと・・・ちょっと納まりきれない気がしますが・・・この2つの建物の間から対空陣地へ運び込むような気がしますから・・・ しかし・・・この対空兵器は何?ミサイルだとすると発射台などのシステムは・・・4m程のものですね。該当するミサイルは何?9M31か? レーダーが見当たりませんから・・・赤外線シーカーを使ったものですかね?まさか対空機銃か?可能性は無い事は無いが・・・陣がコンパクトで・・・マウンドを持つような弾薬庫が無いから・・・あるいは・・・まあ、ヘリコプターなら撃墜する事が可能ですが・・・高速の戦闘機に対して効果があるかは疑問ですが・・・日本が本気の空母を持たず、ヘリ空母で侵攻するとなれば・・・それでもOKですかね?結局のところ、何に対抗するかによって装備が変化して行くことになりますからね。過剰な防衛は過剰な資金を要求しますから・・・相手の矛に合わせて楯を用意すれば良い事になります。中国の楯に合わせて矛を用意するのはかなり大変・・・しかし、日本という国は歴史的に楯より矛を好むようで・・・それが問題です。 2014.07.11 |
|
関係ないが興味深いもの 今回は無し 時々チェックすべきもの 首相官邸ホームページ The White House U.S. Department of State United States Department of Defense (defense.gov) 産経ニュース検索 世界読解 AJW by The Asahi Shimbun 日刊ゲンダイ List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren 寄り付き前の外資系証券会社経由の注文状況 International Institute for Strategic Studies IISS Chinese Military Review 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive |