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日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の新しい大型液体燃料ロケットエンジンのテストは・・・?

 あれ?また北朝鮮ではロケットエンジンのテストをやったという事ですね・・・どれどれ・・・というわけで眺めることにしました・・・北朝鮮の報道では・・・

 【平壌3月19日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党・国家・軍隊の最高指導者金正恩元帥が、国防科学院で新しく開発した朝鮮式の大出力エンジンの地上噴出実験を視察した。
最高指導者は、新型大出力エンジン製作状況の報告を受け、明け方に自ら西海衛星発射場に出向いてエンジンの技術的特性と地上噴出実験の準備実態を細心に調べ、実験を指導した。

 新型大出力エンジンの地上噴出実験は、燃焼室の推進力特性とタービンポンプ装置、調節系統、各種弁の動作正確性、構造的安定性と信頼性をはじめ、大出力エンジンの全般的な技術的指標を実証することを目的にして行われた。

 最高指導者が監視台に上がって実験開始の指示を与えた。

 実験の結果、われわれの国防科学者、技術者が自らの力と技術に基づいて完全に朝鮮式に設計、製作した新型大出力エンジンの始動および遮断の特性、エンジン動作の全過程において燃焼室の推進力特性とタービンポンプ装置、調節系統をはじめ、すべての系統の技術的指標が予定値に正確に到達して安定して維持され、構造的信頼性も十分に保障されるということが実証された。

 最高指導者は、今回の実験での成功はロケット工業部門に残っていた教条主義、保守主義、形式主義と他国の技術を踏襲していた依存性を完全に根絶し、名実ともに開発創造型工業に確固と転変したチュチェのロケット工業の新しい誕生を宣布した歴史的な意義を持つ大事変であると述べた。

 そして、今日の大勝利がどんな出来事的意義を持つのかを全世界が近く目撃することになるだろうと力を込めて語った。

 新型大出力エンジンの開発、完成によって、宇宙開発分野においても世界的水準の衛星運搬能力と堂々と競争できる科学技術的土台がより強固に築かれるようになったとし、ロケット工業の発展において大飛躍を遂げた今日は永遠に忘れられない日、「3・18革命」とも称することのできる歴史的な日であると喜びに満ちて述べた。

 最高指導者は、軍需工業部門で昨年に続いて今年も前例のない成果が次々と収められて千万軍民の革命的大進軍に活力を与えているとし、実験に参加した国防科学部門の幹部と科学者、技術者と意義深い記念写真を撮った。

 李炳哲、金正植の両氏をはじめ朝鮮労働党中央委員会の責任幹部とロケット研究部門の科学者、技術者が同行した。


 こんな感じですね・・・信頼性の向上試験という事のようですね・・・今回実験に供されたエンジンは・・・左の写真のようなものですね・・・

 特徴的なのは・・・メインエンジンの脇にターボポンプがあるようですね・・・そして、4つのバーニア・スラスターがついているようですね・・・

 ふむ・・・メインエンジンのコーンの周辺の様子からすると・・・極超低温の燃料を使っている雰囲気は無いですね・・・

 そうそう、このロケットエンジンの写真はちょっと修整を施してあります・・・前に、将軍閣下が立たれていて、一部が欠けていたので・・・右の方から部品を拝借して反転させて左にくっつけてあります・・・

 ちょっと画像処理の都合もあって・・・色々といじるわけです・・・この写真はどこから流出したのか?なんって変な憶測が出て・・・高射機関砲でバラバラにされちゃう人が出ると困りますから・・・出典不明の写真の言い訳をしておかないとね・・・まあ、基本構造は・・・赤煙硝酸を使ったロケットエンジンの雰囲気ですね・・・メインエンジンのコーンの脇のターボポンプ・・・ふと、ソユーズのRD-107のエンジンを髣髴とさせるね・・・まさか・・・もっと大型のエンジンを作るための補器装置の試験かね?ん・・・朝鮮式に設計、製作した新型大出力エンジンの始動および遮断の特性、エンジン動作の全過程において燃焼室の推進力特性とタービンポンプ装置、調節系統をはじめ、すべての系統の技術的指標が予定値に正確に到達して安定して維持され、構造的信頼性も十分に保障されるということが実証された・・・か・・・

 あれ?このメインエンジンのコーンはデカくないか?以前、この試験場でのテストの映像が流れたが・・・あの時は4発でやっていたような?多分・・・右の写真のようなエンジン・・・以前の実験の写真を今回の実験の奴とスケールを合わせて比較すると・・・

 ああ、燃料が違うようですね・・・今回の実験の奴は・・・困ったことに、兵器用のロケットエンジンで、しかも大型という事のようですね・・・

 燃料の違いが噴煙に出てきますからね・・・

 なんだか、これだと本気のICBMのエンジンテストをしたという事かね?推力がどの程度なのかが問題ですが・・・商用の奴は、一般的な水素や酸素を使ったやつで・・・大型の常温の液体燃料ロケットエンジンの存在を見せつけている?という事か・・・

 ああ・・・これの動画で、燃料時間が分かるような奴だと・・・さらに、このエンジンは再点火が可能なのかね?始動および遮断の特性・・・なんとなく思わせぶりな・・・

 あれ?前回の実験の奴と写真の撮影位置というか・・撮影したレンズの焦点距離が違うようですね・・・合成した前回のエンジンテストの写真はちょっと大きいかな?建屋の屋根に合わせたのですが・・・そうか・・・撮影位置自体が違うね・・・正方形の屋根だから・・・実質的にはそれほど差はないか・・・

 とにかく・・・以前のに比べると大型のエンジンの開発に成功したようですね・・・新型大出力エンジンの地上噴出実験・・・というだけの事はあるようですね。


 あれ?この写真・・・どうやら始動性はそれほど良くなかったのでは・・・点火するまでにちょっと時間がかかったのでは?残念ながら、赤煙硝酸系のロケットエンジンの実験など、記録映画でも見ていないのでね・・・よくわかりませんが・・・そういえば、スペインの化学工場での事故で赤煙硝酸が・・・スペイン化学工場 爆発 オレンジ - Google 検索 ふむ・・・同じ色だね・・・

 写真右の褐色の煙は・・・点火されなかった赤煙硝酸?39°39'10.1N 124°42'51.3E - Google マップ ここがこの実験場ですから・・・この南西側の谷の木々に影響が出るかもね・・・

 それとも、ターボポンプの試験をして、それからの点火だったのかね?

 概要は分かりましたが・・・日本政府の分析とか気になりますね・・・私はテキトーに分析するだけの話ですが・・・何しろ偉大なる安倍晋三閣下にレポートを出さなければならないでしょうから・・・

 ただ、従来のスカッドのエンジンとはスケールの違うエンジンのようですからね・・・点火には、多少不安がありそうな気がしますが・・・それとも、一旦遮断したのか?再点火で・・・その間に煙が出たなら・・・かなり怖いエンジンだね。再点火できるなら・・・迎撃ミサイルは、計算された弾道に向かい・・・速度は推測から大きく変化しないものとして発射されるはずですから・・・なんだか、ICBMの発射実験をしたのに近い重みのある実験のような・・・

 さてさて・・・どうなる事やら?まさか有人ロケットでも打ち上げるつもりかね?有人ロケットをミサイルと非難するのは困難だと思うが・・・そうだとすると・・・ソ連(ロシア)、アメリカ中国に次ぐ快挙になるが・・・インドが先になるか?それとも、北朝鮮か・・・なんだかやりそうでね・・・

2017.03.20

  

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