現在をうろうろ(2777)
日本貧窮者経済新聞
 西頭水系の円峰貯水池とその発電所は・・・?

 さて、ソヅツ発電所ってのが分からなくてチェックを始めましたが・・・どうやら西頭水水系のダムであるという事のようです。このダムの計画は戦前からあって、国立国会図書館デジタルコレクション - 朝鮮水力調査書. 第2巻 212コマ このあたりに記載がありますね。

 どうやら・・・41°52'58.4N 128°50'14.5E - Google マップ このダムが作る円峰貯水池というダム湖を水源とする発電所がソヅツ発電所という事のようですね。このダムは・・・中国の援助によって作られたような感じで・・・韓国語の ソヅス水力発電所 によれば・・・

[定義]
北朝鮮の行政区域上、咸鏡北道清津市府尹エリアにある設備容量51万kWの水力発電所。
[内容]
1959年6月、中国の援助で着工され、1961年9月、朝鮮労働党第4回大会で7カ年計画の事業に含まれていたが、工事が中断されるなど、事業推進早々困難にぶつかった。
工事が放置状態にあるが、1968年に再着工され、1969年8月両江道白岩郡の地域に貯水池工事が着工された。1971年4月、オーストリアから発電設備(容量18万kW)を導入し、1971年8月ダムが竣工された。
1975年の設備容量20万kW第1号発電所が完成されて、1977年第2号発電所、1982年3月第3号発電所が完成しました。現在の発電量は、年間22億1243万kWである。

 てっきり日本製かと思っていたら・・・違いましたね・・・発電機はオーストリアからの輸入品・・・左の大きなダム湖が円峰貯水池として知られる西頭水をせき止めて作ったダムですね。この上流には、白頭山英雄青年発電所群が近年に作られ、馬鹿にされていますね・・・一応は、まともに動いているように見えるのですが・・・

 この発電所の機材は・・・

 右のような変電施設を持っているようですが・・・場所がよくわからない・・・鋭意探索中ですが・・・どこなのやら?ダムの堤体の日陰の部分かも知れないですが・・・目視できないのでね・・・とりあえず不明です・・・そのうち、このあたりの送電系統を精査すれば見えてくるかもしれませんが・・・

 発電機建屋の内部は左のようなものですね・・・まあ、一般的に普通に見かける水力発電所ですね・・・

 左の人が、この発電所の支配人ですね。というより、茶色の建物であることが分かりますね・・・

 背景の建物の方が私には重要ですから・・・この人と会って話をする機会など無いですからね・・・

 制御機器は、メーターの針が右下から伸びていますから、なんとなく欧州っぽいですね・・・オーストリアからの技術導入の雰囲気がありますね・・・

 水車は、一般的なフランシス水車のようですね。

 まあ、水力発電所の水車の効率は1850年頃には効率は90%台になっていますから・・・完全に枯れた技術なのですかね?技術革新の噂はあまり聞かない分野になっていますが・・・でも、近頃は・・・北朝鮮は小規模な水力発電を結構小まめにやっているような感じですからね・・・右のような水車などもかなり量産しているのかもしれないですね・・・

 左が、制御室の全景のようですね・・・

 技術導入をして・・・徐々に国産化を図っているのかね?しかし、オーストリアとか・・・1971年の導入ですから・・・冷戦下で・・・どんな経緯かね?気になりますね・・・

 とりあえず、西頭水水系の古参の水力発電所に関しては概要は理解できましたね・・・この水系には新たに作られた発電所がありますから、それも眺めないとね・・・

 さて、上流の様子を眺めるとしましょう・・・あ!第3発電所の辺りの画像も更新されていますね・・・あちゃ・・・間違えていたかも?まあ、いいか・・・

2017.03.19

  

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