現在をうろうろ(277)

 世界は戦争ブーム・・・グローバル化の中の闇?

 なんだか、近頃世界中に戦争ブームの気配がありますね。原因は何かは良くわかりませんが・・・情報化による光と影が深まってきたような気がしないでもないのです。情報化の流れは・・・残念ながら止める事はできませんね。光が強ければ強いほど闇は暗くなります・・・それが問題ですね。私などは・・・ITの活用は日本国内に留まらないのが問題ですね。1日中、世界のあちこちのニュースソースをほじくり返していると・・・浮世離れして行く事は良く知っています。情報の速度が近頃では非常に速いですから・・・米国国務省の記者会見なんか、日本で報道に上る前に見る事ができますからね・・・これで、世界の関心事は見えてきます。そういった、世界の関心事をさらに、別のソースで・・・という事を繰り返せば、様々な国の思惑が見えてきます・・・つまり、報道で嘘がつきにくくなっているという事ですね。日本で起こった地震など10分程度で世界を巡ってしまいますから・・・

 人々が、知らなくても良い事を多く知るようになるという事は、あまり良い事でなかったりします。民族主義的な考えを持つ者にとっては、グローバル化の流れは困る事ですから・・・イスラム教圏ではそれが今起こっていますね・・・イスラムの文化の根幹が揺らごうとしていますね。グローバル化の中で・・・宗教が認める奴隷とか・・・そういったものが否定される事になります・・・そんな風に、時の流れを逆行させようとする闇の部分の最後のあがきが、世界中のあちこちでが起こるわけです。

 日本の戦中の政策・・・敵性語の排除なども同じですね。言語もまた文化装置ですから・・・異質な文化に触れる事で、民族の純粋さが汚される事になるわけです。英語で書かれたものには、それなりに文化として日本とは違った要素が含まれているからです。

 私なんかも、中国の軍備を眺めましたから・・・日本的な軍備のあり方との違いを理解してしまえば、日本的な軍備に対して疑問を持つわけです。日本がNo.1と叫ぶ人に対して・・・ホントにそうかね?なんって言ってはいけないのです・・・信じている人にとっては、そのように信じる事が楽な生き方だからですね。違う・・・違うと分かると、何らかの努力をしなければならなくなる。異質な宗教が入ってくる・・・社会システムに変化が起こる・・・それに対応する政策を取らなければならなくなる・・・世の中には知らなかった方が良かった事が山ほどあるという事なんです。

 旧式な経済学では対応できない速度で、世界経済は動いていますが・・・そろそろ、アベノミクスの御題目ばかりの中身の無い第三の矢も海外では言及されるようになってきましたし・・・困った事になりそうな?幸い、アメリカは独立記念日で休みに入っていますから、大した動きはありませんが・・・休み明けにはどうなる事やら?

 そして、ニュージーランドへも我が国の総理は出かけるはずですが・・・先日のニュージーランド首相の日本抜きのTPPの話は巧くまとまるか?さてどんな具合になるのか・・・気になる事はいっぱいあります・・・あちこちで色々約束すると面倒な事になりそうな?そういった事は一切おかまいなしですかね?

 そういえば・・・ベトナムに巡視船を出すのかね?今時流行らないが・・・衝角付きの体当たりに耐えられるやつとか良いのではないかと思いますが・・・いずれにせよ予算が厳しいですから、実現しそうもさなさそうな?いっそのこと、日本が中国に注文して・・・ベトナムに回すとか・・・多分、この方が安いし速くできる・・・なぜなら、日本の造船業者は・・・推測では3年ほどの表に出てこない注文を受けているように思えるからね。従って、日本で発注しても3年先の生産開始になるはず・・・但、例の鮨屋の予約を割り込ませたように政府ならできるはずだが・・・やるつもりはなさそう・・・結局、その程度ですね。何事もやる気の問題だし・・・政治屋には人気が問題で、訂正・・・任期が、自分で決められる・・・約束しすぎると、任期が何故か短くなる・・・そして、それで責任をとった事になるという素敵なシステム・・・

 政治屋さんは素敵な商売なんですね・・・政治責任ってのはその程度の責任の取り方で良いようです。悪い、ごめん巧く行かなかった・・・責任を取って辞めます・・・その意味では、東条君は頑張ったと思いますね。そして、ある意味責任の取り方も知っていましたね。

 これで終わった・・・さらばなり 有為の奥山けふ越えて 彌陀のみもとに 行くぞうれしき・・・責任を取るのは大変なんです。多分、政治屋さんは、前回のように・・・健康上に理由で逃げる可能性が高い・・・日も月も 蛍の光さながらに 行く手に彌陀の光かがやく・・・弥陀の慈悲は・・・及ぶのか?大きな政治的な決断をしたものは・・・その身をかけて政治責任を取らなければならなくなるのでね。私はできないから政治屋にもなれない・・・

 日本の報道ではTPP関連がまだ現れていない・・・7月7日までは状況はあまり変化しないでしょう・・・アメリカ東部標準時7月7日13時まではね・・・そのあたりから・・・世界の報道は動きはじめる・・・しかし、その時は・・・オーストラリアかね?どれだけの側近を連れて行くかによって変わるか?大洋州訪問は・・・7月6日から7月12日ですからね。ただ、12日までは帰れない・・・

 気になるのは・・・7月4日の日独の電話会談・・・国際社会の抱える喫緊の課題であるウクライナ情勢や東アジア情勢等について意見交換するとともに,今後も国際社会が抱える諸課題の解決に向けて,両国で協力していくことで意見が一致しました・・・って話ですけど・・・これに関する情報が少なく・・・ドイツのメルケル首相は7月6日から中国訪問ですし・・・米独間の諜報戦も・・・

 国際政治は良くわからない・・・しかし、ドイツの首相は、中国で何をするのやら?・・・ふむ・・・シーメンス、フォルクスワーゲン、エアバス、ルフトハンザとドイツ銀行の幹部を含むビジネス代表団とともに動いているのか・・・中国との経済的な共栄の道を歩むという事ですね。

 ヨーロッパ以外のドイツの輸出国として、中国は米国に次ぐお得意様か・・・更なる輸出拡大ね・・・我が国の首相は貧乏な国ばかり出向いていましたね。やはり、経済は金のある所と商売をしないと・・・貧乏人が束になっても金持ちにはかなわない・・・しかし・・・不思議なのは、諸外国ではドイツの首相の中国訪問に関する報道が多いのに、日本では殆ど報道が無い・・・これもまた不思議・・・

 いずれにせよ、中国と巧くやっていけるか・・・神頼みでは何もできないと思うが・・・対中貿易を発展させる事は、経済政策の中に無いようですからね・・・民間は勝手にやっていますが、戦争を考えている政治屋の下ではどれだけ気合が入るか?やはり・・・多国籍企業化した巨大企業は・・・日本のXXから世界のXXに転向しようとしているのでしょう・・・

2014.07.07

  

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