現在をうろうろ(270)

 中国人民解放軍南海艦隊・・・軍港(5) 潜水艦基地

 今度は、潜水艦基地ですね。ここの基地にはミサイル原潜がいますから・・・核兵器が存在しているはず・・・核兵弾頭の保管庫はさあどこだ?ってわけです。潜水艦の補給はここでしょうから・・・核兵器も存在するはず・・・大きな弾薬庫は2か所確認していますから、両方かもしれないし、さらに別の場所かもしれないし・・・弾道ミサイルね・・・なんって考えるわけです。

 そういえば・・・海南島には、かつてミサイルの実験場がありましたっけ・・・そして現在は巨大なロケット基地が建設されていたはずですね・・・どこだっけ?・・・座標は・・・

 19°36'56.85" N 110°57'09.08" E ここですね。立派な宇宙基地が整備されようとしていますね。ここでの打ち上げに必要な部品は天津の浜海新区で製造されつとかの噂が・・・この浜海新区では中国の「三機一箭一星一站」・・・すなわち、大型航空機・ヘリコプター・無人機の三種類の航空機、そして大型運搬ロケットの一箭、通信衛星の一箭一星、宇宙ステーションの一站に代表される航空宇宙産業拠点が建設され、そこで生産されると思っていたが・・・

 周辺に作られている建物などからすると、ここで大型部品を製造する事になるのかね?右の写真の右が発射場で左が組立棟ですね。巨大な施設・・・2500m程離れた組立棟と発射場・・・

 ここへ大型部品を輸送するとなると、近くに港が必要ですが、そういった港は近くに無いという事は・・・巨大なロケットを部品から組み立てて行くことになるのか?という事は・・・このあたりに、新たにロケット産業の街ができるという事になりますね。もちろん、ミサイルも・・・

 日本では・・・企業が昔買って、何も利用していなかった工業団地に太陽光発電所ができたりしますから・・・悩ましい・・・生産する場所として分譲しても、交通路の整備が行われなかったので、本気の工業団地になれなかった場所・・・日本には、無駄なものが沢山あります。インフラ整備が下手なのか?何でも中途半端・・・熱しやすく冷めやすい・・・まあ、私もそうだけどね。

 さて、潜水艦桟橋ですね・・・ここの座標は・・・

 18°12'40.20" N 109°41'15.28" E ここで、右のような潜水艦桟橋があります。ミサイル原潜が1隻、2隻の攻撃型潜水艦があります。

 ミサイル原潜は094型ですかね。12発のSLBMを搭載しています。攻撃型潜水艦は何かな?100mぐらいありますから、原潜ですかね?091型・・・こんな潜水艦が停泊しています。

 そして・・・18°12'08.84" N 109°41'40.15" E ここにはブンカーがありますね。

 左の写真、中央の護岸がへこんでいる場所がブンカーの入口で、幅は20m程あります。入口は上下2枚の扉で構成されています。開閉機構は不明ですが・・・

 右の写真のように外れる事は分かります。

 この地下潜水艦基地の内部が気になりますね。

 地下を見る方法は無いですが・・・推測ぐらいはできますね。一応、このブンカーへの道路からの入口は確認できますから・・・それを勘案すると・・・

 少なくとも左のような構造物があってもおかしくないと推測するわけです。

 水路の長さは150mとしています。その周りに道路ぐらいの道幅のスペースと、適当と思われる物資の集積所を考えるとこんなものですかね。

 通常弾頭から核弾頭への換装も行うのであれば・・・内部はさらに広くなっているかもしれませんが・・・とりあえずこんな感じでしょうね。他にも搬入口があるのではないかと・・・そうなると・・・山を抜けて700m程先の弾薬庫の端のトンネルが怪しいと思いますが・・・意外と・・・ここまで例の線路が伸びているとか?まさかね・・・この山は、事実上要塞なのかも?気になりますね。

 気になったここの鉄道はまさか電車?・・・それなら、ここまで伸びている可能性があるかもしれないですね。ジーゼルエンジンの車だと地下を走らせるためにはかなりの大きさの換気口が必要になりそうですから・・・鉱山で使うバッテリー車とか・・・近頃流行りの電動トラックやバスが出てきたのが5年ほど前ですから・・・こういった地下軍事基地などでの需要もかなりの物であると思われますが・・・さて、いかがなものか?既に、地下では輸送の主役になっているとか?軍需だけで、そこそこな工場の生産を吸収できるのが、国土の大きな中国の強みか・・・

 他に、この軍港で目につく施設は、左のものですね。最初は何か見当がつかなかったんですが、この施設は別の潜水艦基地の近くにもあったので・・・多分、潜水艦の減磁装置ではないかと・・・潜水艦は鉄でできていますから、磁気反応が見られます。磁気機雷とかの餌食になるわけで・・・その対策ですかね。磁気機雷対策としては舷外電路を設けて減磁するとかありますが・・・

 多分、艦載消磁装置のキャリブレーションを行うための施設かと・・・適当に妄想していますが・・・意外と、この手の設備を作ったので中国の潜水艦が探知されにくくなったとか?対潜哨戒機の投下式のソノブイは使い捨てで安くないですから・・・多分、磁気探知が中心で、中国の潜水艦は大きな磁場を持っていて、それで探知されていたのではないかと・・・

 ソノブイの値段次第ですが・・・調達状況からすると平成16年以降は1本10万円ほどに下がっているようです・・・年間1300本ぐらい消費している・・・これって、消費税はかかるのかね?・・・・一般的な調達品の公示には・・・落札決定に当たっては、入札書に記載された金額をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかをを問わず、消費税及び地方消費税を含んだ金額を入札書に記載すること。なお、消費税及び地方消費税を明記すること。・・・ですから、消費税がかかるようです・・・潜水艦の そうりゅう 型で517億円・・・来年には消費税だけで51.7億円になるのか・・・消費税を上げる事で、自衛隊費の伸びを押さえる事になる?消費税の戻り分で何か買う事を繰り返すと・・・消費税で57億円位の買い物ができる?

 じゃなくて・・・ソノブイは10万円ほどしますから・・・簡単には落とせないという事ですね。磁気や赤外線などで探知して、怪しいとなったら落とす・・・対潜ヘリでディッピング・ソナーを使って・・・でも、ヘリコプターは航続距離が短く、ディッピング・ソナーの聴音半径は・・・知らないが・・・10ノット程度で曳航・・・半径7km程度を探査できるとして・・・効率悪いね。どうやら・・・この海軍基地に設置された装置は厄介な代物であるようです。これで、海南島の三亜市の楡林・亜龍湾の基地とその周辺の防衛についてはざっと見た事になると思います・・・さて、次は海南島に散在する基地を眺めるとしましょう。

2014.07.04

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの
 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)

 産経ニュース検索 世界読解
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 寄り付き前の外資系証券会社経由の注文状況

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review













inserted by FC2 system