現在をうろうろ(2634)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の核ミサイル撃退法か・・・?(2)

 前回の続きですね・・・北朝鮮の核ミサイル撃退法 - 岡崎研究所 これ・・・なかなか興味深いですが・・・前半部分では・・・結局は、先制攻撃になってしまうわけですね・・・先制攻撃をかけて、首脳部を消してしまって・・・指揮権の継承が行われないのであれば、戦争はそこでおしまいですが・・・

 米国では専門家の間で北朝鮮に対する軍事攻撃の議論が種々行われているようです。例えば、1月2日付けウォール・ストリート・ジャーナル紙社説は、金正恩が年頭の辞で述べたICBMの発射実験をすればそのミサイルを迎撃、破壊すべきだと主張しています。

 多分、迎撃は不能じゃん・・・というより、どこへ飛ばすかの問題ですからね・・・有人ロケットの予備実験で地球を1周させて・・・北朝鮮の陸上に予定の場所の1km圏内に落としたら?これって、大成功どころか、結構脅威じゃん・・・単に、有人衛星の実験を行うと宣言して、地球を1周させて、カプセルを回収したら?地球上のどこにでも下すことができる・・・再突入もOKってね・・・さらにカプセルを地上で回収したら?これだけでICBMの実験は終わったようなものですね。

 もし、今・・・交信が途絶えている北朝鮮の衛星が・・・軌道を変えて北朝鮮領内に落下を開始して・・・再突入を行い・・・積み荷の生ビールの20リットルの樽でも回収して祝杯を上げたら・・・凄い脅威じゃん・・・ああ、私は不真面目だね・・・再突入も成功・・・ビールが旨い!とかね・・・まあ、有人ロケットを迎撃できるかどうか?なんって考えれば簡単ですね・・・それに、北朝鮮の所有権の存するものを勝手に破壊すれば、損害賠償・・・

 他人の物は勝手に壊すわけには行かない・・・捕獲して返却までが許される範囲じゃないかね?

 北の核は第一撃能力しかなく、有事の際に北はできるだけ早期にそれを発射しようとするだろうという意味で、不安定化要因となる能力です。慎重さが必要だとする筆者の思考は妥当です。

 何で、第一撃能力に限定する?これも私には分からない・・・衛星打ち上げロケットと称する奴もあるし、本気の弾道弾もあるだろうし・・・さらにはミサイル潜水艦もあるし・・・移動式の弾道弾も・・・複数の輸送手段があるならなぜ、第一撃能力しかないと決めつけることができるのか?

 通常兵器による戦争の開始なら、核兵器を慌てて使う必要はないですからね・・・ただ、潜水艦発射の弾道ミサイルは・・・アメリカの揚陸艦隊が空母を中心に侵攻するものを打撃するには良いのではないかと・・・戦術核兵器としてはね・・・まあ、潜水艦と地上発射の2つで上陸作戦の阻止でしょうね・・・この目的なら既に目的を達せられるのでは?

 放射能で汚染され、被害を受けた艦隊をどこへ入港させるかですね・・・仮に上陸したとして・・・住民は既に避難済みで、少数の核戦争対応部隊だけが拠点にこもって、散発的な抵抗をするだけで、元山がアメリカの手に落ちて、続々と部隊が投入され・・・核ミサイルが飛んできて焼かれるとかね・・・数万人の将兵が焼かれ広島・長崎のような状態になるというのだって可能性はありますからね・・・ノルマンディー上陸作戦ではアメリカ様はイギリスに150万人の将兵を送り込んでいますね・・・上陸作戦では10万人規模の死傷者を出していますから・・・50万人ぐらいを送り込んで、

 元山に半径1.5kmの円を描いてみました・・・広島の原爆ではこの範囲の人はおよそ50%がその日のうちに死んでいるようですからねあれ?1.2kmだっけ・・・まあ、大差ないか・・・当時の広島市の人口は35万人、8月の被爆から年末までで14万人ぐらいは死んだとされていますからね・・・核ミサイルが2発も飛んでくると・・・都市と引き換えに上陸部隊はほぼ全滅・・・ということになりますね。

 上陸部隊を全滅させた後で、ICBMは交渉のためのカードじゃないかね?戦場掃除をどうするか・・・15万人の死傷者としても・・・大半を残しての撤退じゃないかね?それとも、汚染地区を離れて態勢の立て直し・・・いや、やはり核兵器で焼かれるね・・・

 結局は、行方の分からない核ミサイルがある限りは直接侵攻など考えない方がよいというわけですね。しかし、何で、戦術核兵器の話は出ないのかね?本気の戦争など考えたくないだけか?まあ、上陸部隊を核兵器の対象とするなどは、考えたくないだけなのでは?単なる、ご都合主義的思考停止のような気がしますがね・・・まあ、私だって考えたくはないが・・・人が大勢死ぬことになるからね・・・50万人の将兵の内15万人の死傷者が出た場合・・・上陸部隊は上手く撤退できるかどうかですね・・・急性の放射線障害で内出血を起こして死んでいく人たちを眺め、毛が抜け・・・焼けただれた艦艇や輸送船が・・・核汚染の艦隊の行き場は・・・結局は、北朝鮮の天然の良港は限られていますからね・・・どんな撤退を考えることになるやら?上陸部隊ですから、そこで助けを待つことはできないですから・・・死の恐怖の中で、汚染地区の周辺で抗戦ということになりますからね・・・日本なら万歳攻撃で玉砕だね・・・潔く自殺攻撃・・・

 さて、こんな風に考えるとね・・・怖いのは2016年6月22日の元山から発射して1発目の弾道ミサイルは複数に分離した上で東岸沿岸付近に落下したものと推定。複数に分離したもののうちの最大飛翔距離は約100kmと推定。この実験で、1発目の発射から5〜6秒後、90mほど上昇して爆発し、現場にいたミサイル技術者らも死亡または負傷し、移動式発射車両も破損するという大失敗という報道が流れたが・・・普通、これだけの大事故をやったら2発目を打ち上げるかね?もう1発は高度1000kmに達して落ちてきたやつ・・・性格の異なる2つのミサイルの運用実験と考えた方が良さそうな気がしますがね・・・打ち上げた方向も異なるしね・・・

 高度1000kmから落下してくるミサイルを迎撃することが簡単かどうかですね・・・パトリオットでは無理でしょうね・・・SM3でもこの高度からのものは多分・・・無理・・・最悪の兵器実験を想定すると・・・W33 (核砲弾) - Wikipedia 北朝鮮はウランの濃縮をやっていることになっていますから・・・こいつは作れるね。材料があれば・・・ガンバレル式は臨界量があれば確実ですから・・・この砲弾の質量は1発100kgほどですね。上陸部隊の艦隊はレーダーの届かない50kmを超える距離からの侵攻になるでしょうから、複数の弾頭をばらまき上陸部隊を一挙に葬るミサイルの実験と、空母艦隊を叩くための高高度からの核攻撃・・・かもね・・・これが・・・ありえそうな最悪のパターンだろうね。

 空母艦隊の座標を出すのは・・・特攻機が必要になるかも・・・データリンクでGPSデータを送りながらの特攻、観測機とペアで・・・まあ、核兵器なら観測機からの座標でもOKかね?有効圏がかなりあるでしょうからね・・・しかし、何で戦術核兵器の話が出ないのかね?

 最悪想定ってのは面白いね・・・

北の核・ミサイル開発への対処方法について大方の考えを纏めれば、次の4点のようになります。

4つの対処法
(1)外交による解決を強化する。当面制裁の強化が中心となる。特に金融制裁、さらに米国による第三者制裁が必要となる。トランプ政権の米中関係の動向が、中国が協力するかどうかに大きく影響する。米中関係が緊張すれば中国は協力しないだろう。あるいは、何らかの米中取引ができれば協力するだろうが、かといって、悪い取引であってはならない。

 まあ、中国のやり方が正しいと思いますが・・・制裁は無意味だと思いますが・・・日本はそれで戦争を始めたわけですからね・・・残念ながら既に、歴史が証明していると思いますが・・・米中関係を緊張させないようにするのが大切だと思いますが、偉大なる安倍晋三閣下は、一生懸命悪くなる方向へ頑張っていますからね・・・馬鹿みたい。

(2)ミサイル防衛の強化と拡大抑止を含めた同盟の管理強化を図っていく。しかし、抑止力を幾ら強化しても北朝鮮の核・ミサイル開発自体を止めることにはならない。

 核兵器など使う必要のない環境になれば良いだけですからね・・・

(3)核・ミサイル施設への軍事攻撃をすべきとの議論も米では行われている。しかしそれは北との全面戦争になる危険がある。またエスカレーション・ドミナンスを北が持つことになる危険もある。

 これは、無意味だね・・・全面戦争になる・・・だから、第一撃能力しかないことにして語られるわけですからね・・・無意味、考える必要も無いね。面白いけれども・・・すべての核兵器の所在をとらえることは困難ですから・・・破壊できるとも限らないしね。まあ、核兵器は戦略兵器と考えたいのだと思いますね・・・戦術核兵器として使われると・・・通常兵器で装備している部隊には対抗手段が無いですからね・・・北朝鮮が・・・中性子爆弾を開発していないことを祈るしかないですから・・・戦術核兵器で中性子爆弾だと・・・効力圏内に生存者はいなくなる・・・防御は水浸しのおがくずが良いかな?私にはそれぐらいしか思いつかない・・・中性子爆弾の組成は簡単なもので、中性子線の遮蔽は困難ですから・・・

(4)非軍事的手段によりレジームの変革を起こす。「脱北の勧め」もその一つになりうる。

 どうも、クーデターも起こりそうもないしね・・・だから、北朝鮮崩壊!とか叫びたくなるだけですからね・・・

 上記のうち、(1)と(2)を中心に考えていくということになるでしょう。時間は北に有利に働いています。当面、トランプ新政権の対北朝鮮政策がカギとなります。金正恩はトランプの手法(予測不可能性など)に一定の恐怖を感じているに違いありません。同時に何らかの大きな取引が可能だと一抹の期待を持っているかもしれません。トランプの政策は同盟国にとっても大きな影響を与えます。対北政策を重視することになればそれ自体は良いことですが、トランプの関心が核不拡散やアジアの安全保障といった観点ではなく、専ら米国に向けられるICBMだけに偏重することになれば、同盟管理上問題が生じかねません。上記論評にはその萌芽が窺われます。この点は要注意であり、日米の緊密な対話連携が不可欠です。また、目下政治外交力を大きく喪失している韓国との連携の維持も緊要です。

 まあ、結局は・・・日朝関係も冷え込んでいるし、中国とは怖くて話せない偉大なる安倍晋三閣下ですから・・・まったく、敵を作るのは上手で、金で友達が作れると信じているようですから・・・こりゃ、ダメじゃん・・・戦争は起こらないとは思いますが・・・ああ、くだらないね。

2017.01.31

  

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