現在をうろうろ(2628)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下は何のためにトランプ大統領との会談を望むのか・・・?

 なんだか、色々と面白いね・・・トランプ大統領が恐ろしくて、なんだか小物が右往左往しているが・・・トランプ外交は面白いね・・・とりあえず、叩きまくっているが・・・交渉の開始のための乱暴な根回しって感じですかね・・・まずは、本気になれる話題作りから始まって・・・メキシコは、会談中止という選択肢を取ったし・・・これは、正しい選択じゃないかね?トランプ大統領のペースに合わせる必要はない・・・電話で話をすれば済むことですからね・・・

 まあ、皆さんそれなりの考えできちんと動いていますからね・・・いいのでは・・・でも日本はどうなのやら?なんだか、序列争いと心得ているのかね?まあ、どうせ大した話はできそうもないようですが・・・安倍首相は外国首脳6人目=トランプ大統領の電話会談−2国間貿易交渉へ思惑も・米:時事ドットコム この記事を眺める限りではね・・・

   ホワイトハウスによると、トランプ米大統領は20日の就任後、メイ英首相と初の首脳会談を行ったほか、27日までに5人の外国首脳と電話で会談した。28日朝(日本時間同日夜)の安倍晋三首相は6人目で、アジア諸国ではインドのモディ首相に次いで2番目だ。

 2番目というのは事実の叙述ですが・・・6人目、アジアでは3番目・・・どうも、順序が大事みたいですね・・・

 この記事の末尾に会談のリストがありますね・・・

◇トランプ米大統領の電話会談
(1)メキシコのペニャニエト大統領(21日)    (2)カナダのトルドー首相(21日)        
(3)イスラエルのネタニヤフ首相(22日)     
(4)エジプトのシシ大統領(23日)        
(5)モディ印首相(24日)            
 ペニャニエト大統領と2回目の電話会談(27日)

(6)安倍晋三首相(28日)            (7)メルケル独首相(28日)           
(8)ロシアのプーチン大統領(28日)      (9)オランド仏大統領(28日)          
(10)ターンブル豪首相(28日)

 ふむ・・・メキシコとカナダの21日の奴は事務的なもののようですね・・・ホワイトハウスのWebページのブリーフィングルームを眺めるとね・・・イスラエルのネタニヤフ首相とは・・・大統領は、イスラエルとパレスチナの間の平和は両当事者間で直接交渉されるのみであり、米国はイスラエルと密接に協力してその目標を達成すると強調した。大統領はネタニヤフ首相をホワイトハウスでの2月初めの会合に招待した。・・・と声明を出していますね。

 インドのモディ首相とは・・・トランプ大統領は、今年後半に米国でモデー首相を迎えることを楽しみにしている。・・・今年後半に会うみたいですね。President Trump looked forward to hosting Prime Minister Modi in the United States later this year. ってね・・・

 オーストラリアは外務大臣が副大統領と電話会談をしていますね・・・バイスプレジデントは、オーストラリアのビショップ外相に、世界中の確かなパートナーシップと貢献に感謝しました。両国は、この地域の平和と安全を維持するために引き続き米豪同盟を強化することの重要性を再確認した。・・・こんな感じですね。

 そして・・・問題のメキシコとは・・・27日に・・・朝1時間電話で話していますね・・・あと、イギリスのメイ首相との首脳会談は・・・And thank you for inviting me so soon after your inauguration.・・・って首脳会談の開会のあいさつでメイ首相が言っていますから・・・

 あれ?それよりちょっと気になる発言をメイ首相はしていますね・・・And the UK-US defense relationship is the broadest, deepest, and most advanced of any two countries sharing military hardware and expertise. 米英の軍事協力関連ですね・・・なんだか、これだと海上覇権の話になりそうな感じですね・・・やっぱり、軍事バランスが・・・なんだかね?締めくくりは・・・And I look forward to continuing to work with you as we deliver on the promises of freedom and prosperity for all the people of our respective countries. どうとるべきかね?難しいね・・・会談の中身は・・・BBC News Newspaper headlines: May and Trump hand in hand dominates まだ、内容的な報道は無いのかね?

 さて、記事の方は・・・前半は別の方からの情報で触れたからパス・・・

 トランプ氏が昨年11月の当選後、最初に会った外国首脳も安倍首相だった。2月の直接会談を含め、対日関係をある程度重視していることがうかがえる。

 日本側が必死になってとにかく会談したいって騒いでいることに対するものでは・・・インドのモディ首相との会談では、今年の後半みたいな感じだし・・・

 もっとも、「米国第一」を掲げるトランプ氏の主要な関心事は、貿易赤字削減と雇用創出だ。就任前には記者会見で、中国やメキシコと並び日本を名指しして「巨額の貿易赤字を負っている。良い取引ができていない」と主張した。
 トランプ政権は、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱やNAFTAの見直しを表明するなど、2国間交渉を通じた貿易赤字削減を追求する姿勢を鮮明にしている。安倍首相と早期の関係構築を図る背景には、日本との交渉開始に道筋をつけることができれば、政権にとって発足早々の成果になるという思惑もありそうだ。


 関係構築のための電話会談になるのかね?今の時点では、偉大なる安倍晋三閣下に何が話せるかを考えると・・・TPPから永久に離脱を宣言・・・もう、この話は無いですからね・・・この手の宣言は不可逆的なものですから・・・日本だと説得によって変わるとか甘い考えがあるのかもしれませんが・・・

 ただ、なんだか・・・ヘイリー国連大使の発言がね・・・米国連大使「国連の場でアメリカの価値示す」 NHKニュース

アメリカのトランプ政権で国連大使を務めるヘイリー氏が27日、就任後初めて国連本部を訪れ、記者団に「新政権の目標は、国連の場でアメリカの力と価値と主張を示すことだ」と述べて、国連でもアメリカの国益を最優先にしていく姿勢を鮮明にしました。
トランプ政権で閣僚級の国連大使を務めるニッキー・ヘイリー氏は45歳、インド移民の家庭に生まれ、南部のサウスカロライナ州の知事を6年間務めました。

ヘイリー大使は27日、ニューヨークの国連本部を就任後初めて訪れ記者団に、「新政権の目標は、国連の場でアメリカの力と価値と主張を示すことだ」と述べ、国連でもアメリカの国益を最優先にする姿勢を鮮明にしました。

さらに、「アメリカを支持する国は支援するが、支持しない国は1つ1つ名前を挙げて相応の対応をしていく」と述べて、アメリカの外交方針に沿わない国には厳しく向き合う考えを示しました。

ヘイリー大使はこのあとグテーレス事務総長に信任状を提出して正式に着任しました。

トランプ政権は、イスラエルを擁護する立場から、国連の安全保障理事会が先月、採択したイスラエルを非難する決議に強く反発しているほか、難民や気候変動の問題などで国連を支援してきたオバマ政権とは異なる立場をとっており、アメリカと、国連や各国との攻防が始まりそうです。


 なんだかね?何か、田舎者を馬鹿にするな!もはや、アメリカは田舎者ではない!という叫びに聞こえちゃった・・・なんだか、時々・・・変な妄想が頭をよぎるのでね・・・このニュースはラジオで聞いていてふと、こんな風に聞こえちゃったのでね・・・

 どうも、新しい世界観が現れてきたような?というより、中国の経済力の増大が・・・世界のつながりを変えつつあるような?つまり、マッキンダーの地政学の世界が・・・まあ、ランドパワーとシーパワーのバランスの問題ですね・・・中国の経済戦略を眺めすぎたのが原因かね?マッキンダーの考えは、世界大戦によるヨーロッパの疲弊と冷戦構造でのアメリカの軍事的台頭で現実の歴史の中では実現しなかったが・・・いま頃になって実現されそうですからね・・・旧世界の復権と私は考えている・・・

 そうなると、アメリカなどは・・・リムランドですから・・・日本の情報だけで考えると、日米が軸になって、アメリカが凄い!ってなるけれども・・・第一次大戦前のアメリカを考えると、文化的にも経済的にも・・・ど田舎・・・という感じですからね。移民がこしらえた文化・・・ソフトパワーの時代・・・そして、旧大陸の諸国が鉄道を中心に、陸上交通網でつながると・・・ユーラシア・アフリカで全人口の85%ぐらいになるのでは?従って、アメリカ様も所詮は少数でしかない・・・

 アメリカ様も、必死というか・・・アメリカの金を持ったものの、内在する後進性のあがき・・・何しろ、武力ではなく、経済的な関係での静かな熱い闘争が旧大陸上で行われている・・・米中の対決は・・・日本辺りでは重要かもしれないが・・・

 考えるべきは、この左の陸地の塊と・・・

 右の何もない大洋での米中の確執・・・と、日本が煽っている馬鹿げた考え・・・この広さを考えるとね・・・環太平洋の経済ってのは・・・主流たりえるかの問題だね・・・日本としては大問題ですが・・・リムランドのそのまたリム・・・

 空漠たる海洋の縁と、大洋を横切る船・・・世界の船の動きを考えると・・・あまりにも、経済活動の活性が低い地域に見えてくるのでね・・・逆に言えば、これから発展するかも?ってね・・・

 まあ、世界の船がどのように走っているのかを眺めるとね・・・MarineTraffic Global Ship Tracking Intelligence AIS Marine Traffic 近頃は、こんなのも眺めて遊んでいるのでね・・・もっと、早くにこのサイトを知っていれば・・・第一汽船の株で損せずに済んだ・・・日本語での海運情報が非常に限定的で・・・情報がつかめないから、海運株を指標にしようとして買ったら・・・トホホでしたね・・・

 インターネットってのは・・・人間の視点を変えてくれますね・・・未だに地球儀を眺めて喜んでの外交では・・・中国の周囲を訪問して喜んでいるようでは・・・

 日本が中心だと思って日本へ切り込んでくる首脳連もいないようですから・・・中国に偉大なる安倍晋三閣下も切り込んで中国・韓国・日本で強固な経済圏を生み出せれば・・・極東アジアも大きく変わりそうですが・・・なんだか、日に日に日本が縮んで見えるのでね・・・小さな晋ちゃんのおかげで・・・あちゃ、随分と長くなっちゃった・・・夕飯にしないと・・・もう夜食の時間だね・・・ん!飲んで寝る!これに限るね。

 ああ、たまには早く寝なきゃ!

2017.01.28

  

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