現在をうろうろ(261)

 中国人民解放軍南海艦隊・・・海南島の基地とレーダー(2)

 さて、この地域のレーダー基地は・・・右のような分布・・・になっているようです。前回チェックしたのが、写真右の3つのレーダーサイトです。そして、あと3つのレーダーサイトがあって、軍用としては4つのレーダーサイトが運用されている事になります。1つ見落としていました・・・

 そして、防衛すべきは、この60km程の海岸に点在する軍の基地という事になります。

 段々、本気でネット上の電子偵察になってきましたが・・・実は、3ページ分を書いたんですが、データを飛ばしちゃったんです・・・泣く泣く再構成・・・軍備って無制限に作るものではなく、要地防衛が基本で・・・まず、戦略的に要地を定め、その要地をどのように防衛するかの問題であるという事です。本来は・・・中国全土を保全し、首都北京をはじめとした諸都市の防衛・・・そのための軍管区などの配置などからチェックした方が良いのですが・・・それでは、研究者向けであって・・・個人のお遊びにはならなくなるのでね・・・遊びとして面白い、要地防衛を順に見る事にしたというわけです。でも、政府の方針は戦争ですから・・・ちょっと気合を入れて・・・

 さて、残りの3つのレーダーサイト・・・左端の方から眺めますか・・・座標は・・・

 18°18'06.93" N 109°10'16.60" E ここですね。このレーダーは気象用のレーダーのようですね。タワーの上にありますから・・・露場は無いけど・・・多分ね。なんとなく軍事基地っぽくないというだけですがね。

 一応、普通の気象台を眺めましたから、これは気象レーダーという事で良さそうです。

 次はこのレーダーサイトの東にある奴です。東南東1400m程度の距離ですかね・・・レーダー波の干渉とか無いのか?ちょっと気になりますね。周波数帯が著しく違うとか?このあたりは不明ですね。そのうち調べるとしましょう、

 今度は軍事用のレーダーサイトです。座標は・・・ 18°17'52.93" N 109°11'09.57" E ここですね。ここの標高は結構高いようで450m程ですかね。水上艦艇なら100km、高度500mの侵入機なら180kmあたりから探知できますね。

 このレーダーサイトにも付属施設があるようです・・・ただ、以前からあった軍用地ですが、どうやらレーダーの設置は比較的最近の事のようです。

 レーダーの詳細は分かりませんが・・・司令部との連携の問題ですかね。どんなデータラインが敷かれているのか?そういったものも気になります。マイクロウエーブのアンテナなどが見当たりませんから、有線・・・光ケーブルでも引いてあるのか?それと・・・衛星か?

 ああ・・・キーワードは戦術情報処理システムか・・・そうね・・・多分・・・このシステムの処理能力の範囲が広がったから、新たに2つのレーダーサイトを加えたと考えれば良さそうですね。

 旧式のシステムでは、2つのレーダーサイトと早期警戒機・対潜哨戒機が数機・衛星による広域海上監視システムを基幹とした戦略情報で艦隊・航空隊運用を行った・・・バージョンアップしてさらに2つのレーダーサイトが加わったとか?

 軍の運用の基本は情報システムですから・・・拳を振り上げて下ろすには必要な事ですからね。

 さて、もうひとつのレーダーサイトですが・・・座標は・・・

 18°18'47.47" N 109°20'38.34" E ここですね。このレーダーサイトには・・・付属するものが増えています。2つのレーダードームと・・・小さな2つのドーム・・・これって、衛星通信用のものでは?どこかで似たものを見たんでね・・・

 という事は・・・戦術情報処理システムはかなり進んでいるのでは?このレーダーサイトからの情報は・・・鉄塔があるから・・・マイクロウエーブと、右の方へ伸びる木を切り倒した跡・・・これは、架線作業を行った跡でしょう・・・点々と電柱が連なっていますからね・・・その先に情報ステーションがあるはずです。

 この地域にこれだけのレーダーを設置して監視しないと防衛なんかできないんですね。日本にこれだけレーダーを展開している場所があるかが気になります・・・と遊んでいるうちに、日本は戦争への歩みを進めていますね。

 日本の孤立が決まったようです。北朝鮮が韓国の7月4日・・・つまり、中国の習近平国家主席が7月3日から4日に韓国を国賓として訪問・・・このの最終日から・・・「朝韓両国は2月にハイレベル会談で関連する協定を締結した。北朝鮮は韓国政府に、民族大団結の原則を遵守し、7月4日零時より、対朝『心理戦行為』を停止し、和解と協力のためチャンスを創出するよう要請している」としている・・・だって・・・中国と北朝鮮と韓国の和約が2月にできていたのか・・・参ったね。

 そして、3月24日に日本政府が研究用として提供を受けていた核兵器レベルの高濃縮ウランと分離プルトニウムを米国に返還することで合意・・・韓国の朝鮮半島有事の際の戦時作戦統制権を2015年12月に米国から韓国へ移管する予定が変更・・・米韓連合司令部は存続・・・米軍主導のままになった。この一連の流れの先に・・・先日の北朝鮮の日本海へのミサイル発射・・・中国側の対応は・・・関係各国が緊張した情勢緩和に向け、努力するよう望む・・・で直接の非難めいた事は無し・・・国務省での記者会見でもちょっと、この話が出ていますね・・・

 We urge North Korea to refrain from taking provocative actions and instead fulfill its international obligations and commitments, but I don't have any further information on the type or specific details of the projectiles launched in this case.

 特に関心を示してはいない・・・この言い方・・・日本向けかね?日本の報道では・・・なにか言うと・・・XXに言及して、米国政府は非難した・・・って書くから。

 それより、これに関連しての・・・2005年の六者会合の共同声明に関連する内容もありますが・・・外務省 第4回六者会合に関する共同声明(仮訳) 多分これの順守・・・日本の北朝鮮をダシに使った戦争政策は終わったという事か・・・米国は六者協議を持とうとしていない・・・従って、2005年の共同声明の順守へ歩み始めると考えている・・・中国と韓国の話し合いで・・・中国・北朝鮮・韓国・米国の間での平和・・・日米安保の意味が消失・・・中国・韓国からの日本への領土問題の鉾先・・・TPPから外れるし・・・米国はモンロー主義・・・こりゃ、世界を相手に戦争しなければならない・・・金が無いから・・・手っ取り早く預貯金税の導入かな?貯金をする余裕があるなら・・・それから税を毟るやつ・・・

2014.07.01

  

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