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日本貧窮者経済新聞
 トランプ氏の発言、一線を越えたって・・・?(2)

 さて、焦点:トランプ氏の北朝鮮発言、一線を越えた可能性 ロイター これの続きですね・・・

米シンクタンク、カーネギー国際平和財団で原子力政策プログラムの共同ディレクターを務めるジェームズ・アクトン氏によれば、ちょうどオバマ氏が2012年にシリア政府による化学兵器使用を批判したのと同じように、今回の北朝鮮に関するツイートによって、トランプ氏はいずれ自身の評価を左右するようなレッドライン(越えてはならない一線)を引いてしまった、という。

「北朝鮮による核兵器・ミサイル開発計画の抑制が非常に難しいことを考えれば、今回、トランプ氏があのようなツイートを投稿したのは無謀だった。これが今後、トランプ氏にとって悩みの種になる可能性があると私は思う」とアクトン氏は語った。

 首脳会談でもするんじゃないかね?トランプ氏が大統領として初の首脳会談が、北朝鮮とだったら・・・世界が驚くね!

<3つのオプション>
複数の米当局者が匿名で語ったところによれば、命令を受けた場合、米軍には北朝鮮のミサイル実験に対して3つのオプションがあるという。発射前の先制攻撃、飛行中のミサイル迎撃、そして発射実験を放置しておくことだ。

 なんだか、話が変だね?「そんなことは起こらない(It won’t happen!)」・・・起こさせないじゃないものね・・・I won't let that happen. とか、意思を表すものじゃないですからね・・・命令は出ないでしょうね・・・

また、先制攻撃というオプションには、誤った目標を攻撃してしまう可能性や、東アジア地域の同盟国に対する北朝鮮の報復攻撃というリスクが伴うと、ある当局者は語った。

 先制攻撃でどこを狙うのかね?それが問題ですね・・・指揮権を有する人間の抹殺は面倒だし・・・指揮権の継承順は決まっていますから・・・報復攻撃は・・・アメリカ様を叩けなければ・・・手近な日本でしょうね・・・韓国だと、全面戦争・・・日本なら、日本の外征能力が低いから、とりあえずには良さそうですね。まあ、先制攻撃は無いでしょうね・・・どうなるかが分からない。

 アメリカ本土じゃなきゃグアムかね?【これを読めば北朝鮮の核・ミサイル問題丸分かり・米国編】大陸間弾道ミサイルに備え米本土での迎撃能力強化(1-5ページ) - 産経ニュース

 米軍はミサイルの射程などからスカッドは韓国攻撃用、ノドンは日本攻撃用、ムスダンはグアム攻撃用だと大まかに分類する。北朝鮮から米国の西海岸までは約1万キロ。ゴートニー氏が言う米国本土を脅かすICBMとは主に、推定最大射程が1万キロ以上とみられているKN08を指す。

 グアムの防衛にも言及があるね・・・THAADの1個中隊の配備・・・13°37'26.4N 144°52'02.2E - Google マップ ここに例のレーダーが配備されていますね・・・左のような感じに・・・アメリカのアラスカの基地にも言及がありますね・・・本土防衛としては、地上配備型防衛(GMD)と呼ばれるシステムがあり、迎撃ミサイルGBIがアラスカのフォートグリーリー基地に26基・・・63°57'22.6N 145°44'04.6W - Google マップ ここから迎撃ミサイルね・・・ロシアのペトロパブロフスク‐カムチャツキーから出てくる原潜のミサイル迎撃とか、中国からのミサイルの迎撃基地になるのかね?北朝鮮のミサイル防衛にはちょっと位置がね・・・?

米モントレー国際問題研究所の軍事専門家ジェフリー・ルイス氏は、まぐれ当たりは別として、試射されたミサイルを米国のミサイル防衛システムで撃墜できるのか疑問であるとして、北朝鮮の核兵器・ミサイル開発計画の破壊は、大掛かりでリスクの高い試みとの見方を示した。

 国土防衛は難しいね・・・恫喝なら、辺境の防備の弱いところにでも打ち込んでやれば・・・宣伝にはなるだろうし・・・危ないのは近場だから・・・なるほどね・・・アラスカの基地での対応は困難ということでしょうね。戦争は割に合わない・・・頭の悪い弱虫君はなぜか見栄とハッタリで戦争が好きみたいですがね・・・白馬に乗った騎士でも気取りたいみたいで・・・戦うのは兵士ですけど、その実は殺し殺されるのは国民ですから・・・能無しに命を預けられるかの問題ですね・・・私は・・・逃げるよ!馬鹿らしいもの・・・奴に命を懸けるつもりはない・・・誰かいるのかね?まあ、政治生命というものなら・・・しばらくは一蓮托生でも悪くないのでは・・・政治屋君なら

そうした取り組みには大規模な軍事作戦が必要で、かなりの期間がかかるだろうとルイス氏は述べた。

 まあ、実現不能じゃないですかね?北朝鮮には核兵器対応の基地もあるでしょうからね・・・

同氏の指摘によれば、北朝鮮の主な核兵器・ミサイル実験拠点は同国の東側・西側に分かれており、部品等を供給する工場も国内の複数の地方に分散している。

 工場は、計画的に疎開させていますからね・・・そして、複数の生産工場が存在していますから・・・みんな破壊しちゃえばいいとか・・・結局は、全面戦争・・・事実上の侵略戦争を始めるしかないじゃん・・・

「核開発拠点の地下にはトンネルが複雑に走っている。発射装置は可動式なので、国内のどこからでもICBMを発射することができる。北朝鮮に侵攻するほうがましだ」とルイス氏は言う。

 当然の、論理的帰結ですね・・・ある程度、基地は特定できたりしますから・・・どこからでもというわけでもないですね・・・核開発拠点の地下ね・・・どこの地下なのやら?どうも、北朝鮮情報は地点情報が含まれないことが多くて・・・憶測情報では何もできない・・・話を適当にでっちあげているようなものもあるしね・・・

共和党のコリー・ガードナー上院議員はCNNウェブサイトへの寄稿のなかで、北朝鮮の兵器開発計画を支える、多くは中国国内の企業や団体に対し、トランプ政権が「二次的な制裁」を科すことを期待していると書いている。

 中国企業をいじめて、中国が北朝鮮をいじめるように仕向けるのか・・・なんだか、本質的な解決になるのかね?北朝鮮もかなり工業化されていますからね・・・制裁をすればするほど・・・技術は高度なものへと・・・自分でできることが増えていく・・・しかし・・・この制裁はうまくいくのかね?また、中国に知恵をつけたのでは・・・だって・・・日本経済新聞 電子版 [FT]中国の安保・貿易セット戦略は危険(社説) ミサイル防衛理由に韓国企業いじめは逆効果 これって、・・・北朝鮮の兵器開発計画を支える、多くは中国国内の企業や団体に対し、トランプ政権が「二次的な制裁」を科すこと ・・・これと、同じじゃないかね?なんだか、近頃フィナンシャル・タイムズが変な感じだね・・・なんとなくね・・・

<制裁強化はあるか>
トランプ氏は北朝鮮に対する政策アプローチについて詳細を明らかにしていないが、政権移行チーム顧問の1人はロイターに対し、手持ちのオプションについて議論するならば、その大部分は、「ある期間にわたる厳しい制裁」に関するものでなければならないと考えていると語った。

 どんな制裁が残されているのやら?北朝鮮の船舶もそれなりに動いているようだしね・・・

国務省のカービー報道官は3日、米国は追加的制裁の可能性を排除していないとしつつ、「先走りしないようにしよう」とクギを刺した。

 いじめられて言うことを聞くかどうかの問題ですからね・・・

共和党のジョージ・W・ブッシュ前大統領の補佐官を務めたビクター・チャ氏は、トランプ氏が、米国本土を脅かすような核弾頭搭載可能なICBMを北朝鮮が保有することを真剣に阻止するつもりだとみている。

 まあ、何らかの手段を取ることになるでしょうね。

「もちろん、阻止する方法は難しい。外交(開発凍結の要求)、制裁(中国によるもの、米財務省によるもの)、拡大抑止・攻撃オプション・統合ミサイル防衛のための東アジアへの米軍増派の組み合わせになるだろう。考えられるのはそういった手段だ」とチャ氏は言う。

米国務省出身で、マンスフィールド財団理事長のフランク・ジャヌージ氏によれば、今回のトランプ氏の声明は、オバマ政権の「北朝鮮の核兵器・ミサイル開発計画を容認しない」という公約同様に、中身のないものに終わる可能性があるという。

 アメリカ様が、北朝鮮の存在を認めるという選択肢ぐらいしか、私は思いつきませんがね・・・アメリカ様が北朝鮮を国家承認すると困る人が沢山出来そうな・・・無視することもできなくなるしね・・・

「北朝鮮がその実質、つまり中身のない発言であることを察してしまい、いっそう増長する結果になるのではないかと懸念している」とジャヌージ氏は言う。「越えてはならない一線を引いてしまった。だが、それを裏付ける用意ができているようには見えない」

 まあ、トランプ次期大統領に腹案は無いと、みんな考えているということなのでしょうが・・・ただ、北朝鮮との対話を考えていることは・・・単なる選挙へ向けての話ではないのかもしれないし・・・

同氏は、北朝鮮が長期にわたって米国や国連による制裁に抵抗して核兵器・ミサイル開発計画を継続しているとして、次のように付け加えた。「ドナルド・トランプ氏が140字で発信するだけでそれが変わるとは考えにくい」

 でも、北朝鮮も、この140文字を注目しているかもしれないし・・・どうなることやら?

2017.01.06

  

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