現在をうろうろ(2524)
日本貧窮者経済新聞
 壮大すぎる中国の海洋戦略だってさ・・・?北極海へも・・・?(1)

 なんだか、面白そうなのがありますね。壮大すぎる中国の海洋戦略、日本海も通り道に 「一帯一路」の先にある北極海への進出 JBpress(日本ビジネスプレス) 北極海への進出ね・・・

 中国東北部、吉林省の最東端に位置する琿春(コンシュン)市は、北朝鮮およびロシアと国境を接する地だ。先日、琿春で生まれ育った中国人と都内で会ったところ、筆者にこう語った。

「琿春は今、大きく変わろうとしていますよ」

 筆者が訪れたのは、10年以上前の2005年だ。その頃と比べると、見違えるほど開発が進んでいるという。

 琿春は内陸都市だが、市内の防川という地に立つと、左にロシア、右に北朝鮮の国境を見渡せ、正面の図們江(ともんこう)という川を15キロほど下れば、そこはもう日本海だ。


 琿春は凄く変わっていると思いますね・・・42°53'58.1N 130°23'45.2E - Google マップ 琿春の高速鉄道の駅がここにありますね。これが先へ伸びるとさらに変わりそうですから・・・

 ざっと、左のような通商路の要になりますからね。

 左の赤丸が琿春、西からの鉄道が、ロシアを経て羅先地区へ、そしてウラジオストクへと・・・水色の線が計画されているウラジオストクへの高速鉄道の推定経路ですかね。

 河川港は整備されているようには見えませんが、図們江を15km程下れば確かに日本海ですね。この川は冬には結氷して、昔は橇での交易がおこなわれていたとか・・・

 北朝鮮とのつながりの強い都市で・・・42°47'49.5N 130°14'46.7E - Google マップ ここで、そして、高速道路は42°34'05.4N 130°31'21.4E - Google マップ ここで、北朝鮮へつながっていますね。

 このあたりは、大日本帝国時代の満州経営のための通商路を踏襲しているという感じですかね。高速道路の行き着く先は・・・北朝鮮の・・・42°13'35.3N 130°17'08.0E - Google マップ ここの港でしょうからね。現在この埠頭はロシアが利用しているのではなかったかな?

 この埠頭は左の赤丸のようなもので、もともと、日本が作ったものですね。

 当時のものは、左のような感じですね。羅津の港の計画と現状は? ここで眺めたやつですけどね。国立国会図書館デジタルコレクション - 吉会鉄道関係地方調査報告書. 第1輯 (一般経済) 179コマ このあたりから図が掲載されています。一大商業港が計画されたというわけです。

 琿春はこの地の利を生かして、1990年代初頭から開発を進めてきた。まず、国連開発計画(UNDP)が打ち出した共同開発計画に基づき、琿春、ロシアのポセット、北朝鮮の羅津をつなぐ国際的な物流、貿易、工業の拠点にしようという動きがあった。また2000年代中盤には、琿春と北朝鮮、韓国、ロシアの「港の一体化」を描き、インフラ整備を着々と進めていた。筆者が訪れたのはちょうどその頃だった。

北東アジアの重要な物流拠点に

 開発はその後、さらに進んだ。かつては“発展に取り残された中国東北部の町”だった琿春は、今やすっかり生まれ変わった。


 日本が大東亜戦争などを始めなければ、このあたりは凄く開けた場所になっていたでしょうね。岸信介などが、満州の利権を叫ぶものだから、資源獲得のために南進だとかやらなければね・・・政府の財政状況が健全ならね・・・当時も今と同じで、日本政府は借金の山でしたからね。それで、満州を手放せずに、戦争への道を歩んだ・・・今も、満州の利権を欲しがってるのではないかと・・・昔の夢よもう一度、戦後レジームからの脱却などを叫んで、帝国の再建かね・・・やりそうな雰囲気でね・・・じゃなくて・・・

 琿春、ロシアのポセット、北朝鮮の羅津・・・ポシエト42°38'55.4N 130°48'23.4E - Google マップ ここを結ぶというものですね。あとは、日本も利用しているザルビノ42°38'27.2N 131°04'51.4E - Google マップ この港も中国がテコ入れするとかしないとか・・・一時期話題になっていましたね。

 市内には近代設備を備えた水産加工会社が集積し、水産加工の拠点となっている。北朝鮮のカニがここを経由して、中国市場に高級食材として出荷される。

 ロシアから輸入した木材の加工も盛んだ。中国での伐採制限が厳しくなったのに伴い、2015年以降、ロシアからの木材輸入が本格した。2016年夏からは、それらの木材が上海に出荷されるようになった。

 琿春では、北朝鮮から出稼ぎに来る労働者も数多くいる。2010年以降、琿春は公式に北朝鮮からの労働者の採用に乗り出した。“基本給1500元で働く勤勉な労働者”は琿春の労働現場を支え、新たな産業も生み出す可能性をもたらしている。

 また、2015年には、琿春とロシア・ザルビノ港、韓国・釜山港を結ぶ航路が開通した。さらには長春と琿春を3時間で結ぶ鉄道が開通するなど、交通インフラの整備も加速している。

 琿春は北東アジアの重要な物流拠点を担いつつある。冒頭の中国人の言葉「琿春は大きく変わろうとしている」――が耳にこだまする。


 まあ、こんな感じですね。このあたりは非常に豊かになりつつあるのは確かですね。ロシアとの結びつきも、鉄道が次々と繋がってきていますからね。中露間の国境問題は全て解決されたための威力という奴でしょうね。ここで一旦切るとしましょう・・・

2016.12.27

  

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