現在をうろうろ(2517)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(205) ノルウェーの植物工場ビジネスは?

 ふむ・・・ノルウェーにおける野菜価格と周年生産・地産地消を実現する植物工場ビジネスの可能性 植物工場・農業ビジネスオンライン 日本の植物工場を輸出するとかで、調査が行われたようですね・・・

 今回の現地スーパー(ノルウェー)における品揃えや価格調査では、トマトやパプリカなどの果菜類は欧州からの輸入品も多く、高価格帯で販売されている一方で、ベビーリーフなどは温室ハウスや植物工場のような施設にてノルウェー国内でも生産が行われており、手頃な価格にて販売されていた。

スーパーの店頭では、自国産のリーフレタス(150g)が30kr(約390円)、ベビーリーフミックス(50g)が10kr(約130円)、ルッコラ(50g)が14kr(約180円)ほどで販売されており、ベビーリーフやルッコラなどのハーブ野菜は、日本より安い価格にて販売されているスーパーも存在した。
 ※ kr・・・ノルウェー・クローネ(通貨単位)


 さて、日本の技術はどうなるのやら?問題は・・・市場価格じゃないかね?Marked og pris - poteter, gronnsaker og frukt - Landbruksdirektoratet こういった価格で出荷できるかどうかですかね。日本の野菜の価格は非常に高いような気がするが・・・近頃は自分の所で20種類ぐらいの野菜を栽培していますから・・・思いますね。

 確かに、流通経費が高いから、仕方ないともいえるが・・・私のお財布様では、毎日4種類ぐらいの野菜を食卓に供給することは困難ですからね・・・従って、欲望を実現するための技術の出番になって・・・およそ5万円ほどで各種施設及び種子などを購入・・・という感じですかね。あと2坪ほど増築するかとか・・・一応は計画していますが・・・

 どうも、日本のシステムってのはやたらと高価なような気がしてね。必要最小限というものではないですから・・・確かに、至れり尽くせりという感じのものもありますが・・・これって、本当に必要か?なんって物も多々あるような・・・私が作ったシステムだと・・・機材屋の儲けは・・・ほとんどないね。だって、米作農家だと稲苗のハウスや育苗トレイは既にあるし・・・200円分のセルポットで160本の育成ができる・・・まあ、育苗トレイに敷くビニールは要るけど・・・育苗トレイ1枚で32本・・・100枚もあったら、3200本の育成が可能・・・バジルやルッコラをこの栽培規模でやると・・・いい小遣い稼ぎになるね。培養液を注ぎ歩かなければならないけれど・・・しかも、汎用性があるし・・・私の所のように、栽培ステージで差し替えができるようにすると200円分のセルポット10枚にこれまた200円分ぐらいの7.5cmのポットを挿していますが・・・まあ、大した金額ではない・・・私の所でも、そろそろ給水の自動化をもう少し推し進める気ですから・・・

 ペットボトルを終わりにしようかと・・・大型の培養槽を使うかとか・・・一応は考えていますけどね・・・安価に簡易に・・・水の量って温度管理ではかなり重要ですからね・・・ただ、水量を多くすると経済性の問題も出るから、そのあたりは・・・ちょっと考えないといけないですがね。徐々に安上がりシステムが見えてきていますから・・・日々イノベーション・・・米1石は1反=10アール程度で栽培できる・・・これ以上の密植は可能か?まあ1石も食わないから・・・年間で30kgもあれば良いかな?2アール・・・いやジャガイモ・サツマイモ+10kgほどのコメでも良いかも?江戸時代の貧者の食生活になりつつある・・・白いコメの飯は盆暮れ正月・冠婚葬祭・・・という感じになりそうでね。日本の多くの地域で、現実には昭和の始め・・・昭和30年代ぐらいまで、そういった生活が多かったみたいですからね。

 いつの間にか、日本も豊かになったということですかね?まあ、前栽物で私も生活できると楽ちんなんですが・・・食い物の心配をしなくて済むって素敵な事ですから。

 しかし、相場からすると・・・ベビーリーフなどは温室ハウスや植物工場のような施設にてノルウェー国内でも生産が行われており、手頃な価格にて販売されていた・・・って事ですからね。始められるけれども採算性は?逆に、先方のやり方を学ばなければならないとか・・・Norge drivhus planter fabrikk - Google 検索 なんだか、結構進んでいるような?

 あと、この記事で気になるのは・・・

また、果物はノルウェー料理にも多く使われるベリー系の商品が多く販売されており、イチゴが1パック40kr(約520円)、ラズベリーは1パック50kr(約650円)となっており、やや割高な印象であった。品質については、日本のイチゴのような甘さはなく、酸味が多いためジャムなどに利用されることが多い、という。

 ノルウェー料理に果物が使われるが・・・ベリー系の商品が多い・・この調査の奴は生のだけかな?冷凍は?加熱調理などに利用される酸味の強い物が伝統的に好まれるなら・・・私も、果物を利用したソースを作るときは、安価な冷凍を使いますから・・・高価な甘いイチゴは金額的にも・・・そもそも買えないし、酸味が足りないので使えない・・・食文化の違い、日本の甘いイチゴがどれだけ受けるかの問題かと・・・

 そして、この記事の締めくくりがね・・・

最近ではノルウェーの伝統料理だけでなく、ピザやタコスといったファストフードから、寿司などの日本食レストランも増えており、野菜の生産・販売事業においても、こうした市場ニーズの変化に対応していく必要があるだろう。

 なんとなく逃げじゃないかね?市場のニーズの変化に対応していく・・・というよりは・・・市場のニーズの変化を期待しているような感じですからね。現時点での参入は困難なのかね?HORTICULTURAL RESEARCH IN NORWAY - WCHR いい加減に検索して得られたものですが・・・Small fruits, like red and black currants, are, on the other hand, grown successfully in the north and strawberry production has gained importance both in the south and in the north.

 あとは、観賞用の植物生産が園芸生産の60%を占める・・・なかなか難しいね・・・まあ、北欧などでは流行りそうなビジネスですね。どうも、関東南部辺りでは・・・植物工場はあまり採算性が良くなさそうだし・・・だって、太陽光利用・無加温・全手動の私の所でも、ちょっと栽培日数が長くなりますが・・・意外と早いと思っているけど・・・

 しょぼいスーパーのサラダ用の野菜の陳列棚みたいになってきていますからね・・・

 どうやら、一般的な植物工場の生産品は問題なく、安定して生産できそうな感じですからね・・・1坪5000円の生産施設群・・・

 塩ビの屋根だけですからね・・・冬なら直射光が100%利用できる・・・夏は直射光が避けられる・・・どうやら、植物たちは私と同じで、天頂から30度ぐらいの範囲の空から・空への放射が好きではないようですからね。夏の炎天下でどうなるかは未知数ですが・・・開放型ですから多分OKじゃないかと・・・直射光の熱はかなりカットできるはずですからね。

 それに、日差しに弱そうな連中は、日差しに強そうなやつの影にいれれば良いし・・・光飽和が40000ルクスぐらいの連中が多いみたいですからね。トマトなどを日除け代わりに作れば良いかとか考えちゃいますからね・・・

 北欧と比べると、日本の環境はぬるいね・・・植物つくり経験半年で、そこそこ作物ができてしまう日本の温暖な気候に感謝という感じですからね。北欧ではこんないい加減なものでは無理ですからね。あと1か月半ぐらいが山ですね。

2016.12.25

  

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