現在をうろうろ(2505)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(197)

 さて、そろそろ、新し計画を色々と・・・どうも、寒くて潮汲みに出かける気力もないし・・・現有の栽培だけで・・・手いっぱいでもないですが・・・ちょっと飽和状態・・・発芽はしても、成長がなかなか遅くてね・・・私の気が短いのかもしれませんが・・・しかし、この時期を逃すと得られない知見もあるし・・・寒波だって・・・あと何回かやってくるだけでしょうからね・・・低温対策を手に入れるためには、この時期しかない・・・

 あとは・・・放射熱・・・こいつもいまいちよくわからない部分があるしね。というか・・・プランクの法則が理解できないだけですが・・・なんとなく雰囲気は分かりますが・・・量子力学は・・・私には無理・・・情けないが、これが現実ですね。

 熱によって電磁波が発生して・・・この電磁波がエネルギーを伝え・・・エネルギーの一形態の熱を伝えることになるということぐらいは理解できますが・・・どうせ、熱雑音とかそういったやつの仲間だろうといい加減に理解していますが・・・ここから先は完全な妄想的な理解・・・

 一応、熱は運動の一種だとされていて・・・ブラウン運動のような熱運動の一種と勝手に考えています・・・まあ、熱による電子の運動ですね・・・これによって、熱雑音が生まれる・・・熱雑音は電磁放射ですから・・・放射熱と同じようなものと勝手に信じて・・・電磁波は、一般的な光の法則の通りに、反射や屈折などの性質を有していて・・・吸収と再放出なども起こる・・・普通に反射型のストーブでも考えればOKだと・・・

 黒体放射については・・・温度によって波長が変わる・・・低温では波長の長い電磁波が・・・高温では波長の短い電磁波が発生していて・・・20℃くらいの温度のものは常に10μmほどの波長の電磁波・・・遠赤外線を発していることになりますね・・・

 放射温度計で鏡に写った自分の姿を放射温度計で測定すると・・・残念ながらガラスやプラスチックはどうやら、人の皮膚が温かく感じるような波長の光を吸収してしまうので・・・温かさを反射してくれないようです・・・ああ、そうか・・・アルミ箔ね・・・

 アルミ箔などの磨いた金属は、この電磁波を反射するので放射による熱を閉じ込める事が可能になりますね・・・いま、アルミ箔が放射熱を良く反射することを確認しました・・・

 断熱材に金属が蒸着されているのは、この、電磁波を反射するという性質を利用しているわけですね・・・一応、断熱材の銀色の面も利用していますが・・・金属は熱伝導率も良いので、使い方が難しいね・・・放射熱は反射するが、熱の良導体だから放熱器にも化ける・・・放射冷却除けはアルミ箔などが良いのか・・・

 熱はなかなか難しいということですね・・・とにかく、宇宙空間の温度は低く・・・地表の熱は、水蒸気圧が低くなると非常な速度で宇宙空間に逃げていく・・・

 寒波は、シベリア高気圧の勢力が増すと・・・ひどいことになる・・・このあたりが、北米の気候との違いなのかね?北米には、シベリア高気圧のような奴はできないですからね・・・

 いずれにせよ、何らかの形で加温でもしない事には・・・結構寒いですからね・・・夏野菜の越冬はかなり困難な気がしてきましたからね・・・今年は結構寒そうな感じで・・・ああ、眠い・・・寝るか・・・

 起きました・・・珍しく、起き上がらないで考え事をしていました・・・再び価値観の大きな変更が・・・私の財布の方じゃなくて・・・植物に関してですね。植物にとって最悪の環境は・・・凍結のようですから・・・温度を高めることは困難だから、温度を下げないための方法を考え始めたのですが・・・結局は放射に対する防壁と蓄熱に尽きそうなんでね・・・植物はかなり薄暗くても耐えられる・・・

 まあ、こんな条件を考えていたのでね・・・致命的な環境にならないようにするという、かなり消極的な環境制御を考え始めたというわけです・・・ベースの位置が変わった・・・25℃ぐらいを維持するかではなく、まず0℃を絶対防衛ライン、そこからどこまで積み上げられるかというわけですね。0℃は比較的簡単にクリアーできそうな・・・大量の水を積み上げればOK・・・すべてが凍るまでは0℃以下にならない・・・

 水の積み上げと、放射冷却をどこまで防げるか・・・となったわけです・・・シシトウやナスの越冬を考えているのは・・・苗から実が生るまでの時間が私の口にとって無駄だから・・・この寒空でも、ナスやシシトウは花をつけるのでね・・・寒さで実らない・・・まあ、日照も少ないですから・・・しかし、既に冬至ですから・・・これから太陽放射が大きくなっていく・・・2月には低温にさらされなければ収穫が可能かもしれない・・・

 0℃死守!あたらしいスローガンです・・・さて、実現に向けた方策は見つかったのでね・・・ちょっとこいつを製造してやろうと考え始めたわけです・・・ああ、忙しい・・・眠いが・・・とにかく、出撃だ!

 略奪行は終了・・・今日もしっかりと小松菜から収奪です・・・どうも、小松菜の辺りの栽培物の持ちが悪くて・・・マグネシウム及び窒素を与えてきましたね。近頃はちょっと賢くなって、収穫後数枚のサンプルを残して、様子を眺めているんです・・・まあ、食べ忘れたやつの変化に気づいて始めたようなものですが・・・まあ、一つの指標ですね。水分ストレスを与えて黄色くなるか?

 さて、今日も例の最新の長い栽培システムのユニットを作って設置してきました・・・ちょっと、私が馬鹿だったことに気付きましたね・・・設計がちょっと悪かった・・・ちょっと、考えれば、自立型になったのにとか・・・いつものように、後知恵ですね・・・まあ、また一つ賢くなりましたが・・・

 左の写真・・・赤で書き込んだぐらにに板がちょっと長ければ自立できる・・・まあ、ラックシステムで考えていて、設置しておしまいのつもりでしたから、これでも良いのですが・・・お馬鹿ちゃんでした・・・まあ、日々改良・・・

 記録を取っていますから、改良点の集積と着眼に至る過程なども再構築できるようにしておけばよいので、お馬鹿ちゃんをやっても、それがうまく利用できればOK・・・組み立て手順も徐々に定式化・・・どうやら、ユニットはいくつも作る必要がありますからね。

 今回、これを製造したのは・・・放射冷却対策で作ったようなものです。まあ、例によって実験・・・このユニットには、水が4リットル近く入る・・・それから、9cmポットで15株の野菜を並べることができる・・・これが持つ熱量はそこそこあるということに気付いただけです。

 森林内が温かく、そして涼しい・・・気候変動に弱い植物で、光の条件さえクリアーできれば、林床は結構過ごしやすい・・・つまり、作物を作物に守らせる・・・という、欲張りな計画なんですね・・・冬さえ越せればOK・・・

 というわけで、右の奴を製造しました・・・3本目ですから、もう手慣れたものです・・・

 効果のほどはどうなるかわからないですが・・・とりあえず設置・・・

 半日陰でも育ちそうなやつを移動ですね・・・

 できた!って喜んでいたら・・・例によって、殴られました・・・頭を屋根の横木にぶち当てて・・・何か、またやらかしたかと考えて・・・ああ・・・水平出しをしないでいい加減に・・・

 よく見ると、左右で水面の高さが3cm近く違う・・・慌てて、手直し・・・これで、0℃以下になりにくい物が1つ設置され、この作物の葉が伸びれば・・・北側の放射熱がかなり緩和されるだろうと・・・

 私が、農家で温室を持っていたら・・・多分、温室の北側は・・・このラックシステムによる緑の壁を導入しちゃいますね・・・寒さに強い作物による防壁・・・水耕栽培は、水と肥料切れが無いですから、密植が可能だから、事実上・・・光による制約だけになりますからね・・・これで、シシトウたちは北の空のかなりの部分を見られなくなったし・・・これらが凍るまでは0℃以上の放射を受けられる事になる・・・

 ああ、ミツバも栽培すればいいね・・・水分が多く日陰でOK、わさわさ生えるし・・・ホウレンソウなどもOKだろうし・・・照度を計って栽培計画を考えるかな?北風対策と放射熱対策の悪くない解決手段だと・・・今朝、横になっている時間を使って考えついたものですね。果たして、効果のほどは・・・?

 とにかく、日々実効があると思われることを積み上げていかない事には・・・というわけですね・・・明るさに関しては2000ルクスから40000ルクスを確保!これで放射熱冷却をどの程度抑えられるか・・・暖かくなったら、ラックは撤去・・・しなくてもよさそうな感じですね・・・基本的に光はある程度入るようにするのには、北側はそれほど有効ではないから・・・多少のスカイライトの減少はOKでしょう・・・まあ、あとは、例の水の大蛇を地面に這わせても良いでしょうしね・・・まあ、簡単にできる対策となるとこんな感じになりますかね・・・日々改良・・・

 量子力学のお勉強に挫折した結果のような・・・安易な解決手段・・・0℃のものでも熱放射はある・・・宇宙空間に比べれば270℃ぐらい温度が高い・・・ってね。

 明日は曇りのようですから・・・明日も1本作ってナスとピーマンの放射冷却対策に・・・

2016.12.21

  

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