現在をうろうろ(249) 日本再興へ向けての戦略は?(4) 魅力的な題名の・・・4.世界最高水準のIT社会の実現・・・こいつを眺めるとしましょう。・・・ありゃ?ここには見るべきものは無いですね。ビッグデータ関連の話と、マイナンバー制の話がちょっとありますが・・・如何にして・・・このクラウドの雲の下に入らないようにするか考えるのが重要という気がするだけですね。 C新たなイノベーションの基盤となる無料公衆無線 LAN 環境の整備ってのは気になりますね・・・どんな風に接続するのか?この部分です・・・上手く行けばネットへの接続料金を節約できますから・・・ホットスポットの近くに不動産を用意する価値があるのなら・・・なんってね。多分、こいつは当分難しいですね。オリンピックが終われば消えるような気がします・・・ただ、鉄道会社などの取り組みが・・・期待できますがね。 しかし、この分野の美味しい話が無いのが・・・まさか、この分野の人材難を物語っている事を示しているという事ですかね? ・・・いや、違うな・・・IT分野の応用って非常に広い範囲に渡るから、題材としては非常に面白いものになるはずだが、何故こんなにあっさりとした内容にしかならないのかが問題だね。DATA GO JP これは役に立つかどうか?ちょっとね・・・検索が無いからわかんない・・・という感じですかね?情報の一元管理には程遠いのでは?メタデータ一覧2014年3月分 とか見て見ましたが・・・ こいつは、エクセルに読み込むのは大きいし、データベースにリンクして読み込んでみましたが・・・23万ほどのレコードがあって・・・活用するのが困難・・・ 読み込んだ内容は右のようなものでリソースと称する部分の使い方が出鱈目で・・・これを活用するのは困難・・・多分、作成した文書を登録せよ!という指示によって各部署で適当に登録した結果ではないかと・・・つまり、活用を目的としたものではない・・・単にどれだけの事をしたかの記録ですかね?まったくなんでhttp:で始まるやつがあちこちのフィールドに散在するかね・・・ありえないじゃないか・・・とかリレーショナルデータベースではない事がばれているような?なんとなく・・・エクセルの表で提出させたものか? フィールドと内容が一致していなかったり・・・これは何?という世界のメタデータ・・・メタメタ・・・よく、こんなもの恥ずかしくもなく出せるよな・・・私だって30万件ほどの顧客データを扱っていましたから・・・課金情報を含むものでしたし・・・全銀協フォーマットの引き落としデータなども・・・データベース屋でもあるので・・・近頃は株価情報データベースを拵えて遊んでますが・・・これだって、結構な大きさのデータベースになっていますね・・・例の3日予報のためのデータベース・・・データ・レコード数はまだ7万件ほどですが、問題はどのように分析するか?それがね・・・その手法を編み出すのが大変で、昨年はこのデータベースを使って株の必死の運用をしてみましたが・・・あまり儲かりませんでしたね。ただ、取引額は大きくなって・・・株屋の手数料の比率が高くて・・・損はしませんでしたが、利益率は低かったかな・・・まあ、資本に対する利益率は、回転が良かったので高くなりましたが・・・およそ40%ぐらいに達した・・・売買高に対する利益は低かったのが残念・・・資本の総額を半年で20回転ぐらいさせたっけ・・・じゃなくて・・・ なんで・・・こんな意味不明なメタデータを掲載するかね?確かに、データセット1万は大きいですね。私のサイトのデータセットの数に比べれば莫大なものです。私のデータセットの製造能力は日産3セット程度ですから・・・ ただ、このデータカタログサイトは役に立つかと言えば・・・はっきり言って役に立たない・・・検索エンジンが行う事と重複するから・・・世界最先端 IT 国家創造宣言について を眺めてもあまりピンときませんが・・・しかし、閣議決定で出される文書は1つ1つが結構なページ数ですが・・・なんだか、内容が良くわからないものが多いですね。高度な戦略が述べられているような述べられていないような? ちょっと読み方を変えて、このIT関連を読みなおしてみると何か分かるかも? なかなか、立派に見えるものがあるんです。 (3)新たに講ずべき具体的施策 これまでに行われた取組は本格的な改革の準備段階とも言えるものが多かったが、今後は、世界最高水準の IT 社会の実現に向けた改革の本格的な実行段階に入る。このため、「世界最先端 IT 国家創造宣言」を精力的に推進し、以下の施策を講ずる。 具体的施策と来たぞ・・・「世界最先端 IT 国家創造宣言」を読んでない人にとって、この文章は意味不明・・・精力的に推進する内容がここには無い・・・まあ、具体的施策を見れば補完されるのか?一応、次の6項目が提示されていますが・・・ @「IT コミュニケーション導入指針(仮称)」の策定 IT利活用の裾野拡大のための規制制度改革集中アクションプラン 法整備を急ぎましょう!制度を順守! Aパーソナルデータの適正な利活用に向けた制度整備 パーソナルデータの利活用に関する制度見直し方針 海外の動向を見守り追従する・・・? Bマイナンバー制度の積極的活用等 IT 総合戦略本部新戦略推進専門調査会マイナンバー等分科会 中間とりまとめ(案) 税金とは結びつけないでくれ・・・ C新たなイノベーションの基盤となる無料公衆無線 LAN 環境の整備等 無料公衆無線LAN環境の提供 無料は大賛成、反対するのは通信関連で有料な所ですね・・・電話もネットで・・・結局のところ、誰が料金を支払うかが問題ですね。 Dサイバーセキュリティ推進体制等の強化 情報セキュリティ政策会議 日立とかが頑張るのかね?なんとなく・・・商人主導の政策みたいな?我が国伝統の丸投げ? Eビッグデータの利活用が価値を生み出す環境整備 ネット意識革命宣言 変革の原動力としてのITコミュニケーション 発言する人がいればね・・・ ざっと、目を通しましたが・・・なんだか、良くわからない・・・分からない理由は・・・戦略というのは、戦術があって成り立つものだという部分ですかね?戦略を実現すべき戦術レベルの話が無い・・・そんな気がします。どうも・・・我が国の戦略論そのものが未成熟なのではないかと・・・まあ、なんとなくの目的の提示はなされていますが・・・それが、具体的な内容を持たない「世界最先端のIT国家創造宣言」とか・・・世界最高水準とは何か?その部分が見えない・・・題目であって・・・それ以上ではないという事か? 国家戦略は何か?国家戦略室 - ホーム ここを見れば何か分かるのか?国家戦略ですからね・・・すべての源がここにあるような名前ですが・・・見るんじゃなかった・・・ 税財政の骨格や経済運営の基本方針等の国家の内外にわたる重要な政策を統括する司令塔並びに政策推進の原動力として、総理のリーダーシップの下、産官学の英知を結集し、重要基本方針の取りまとめ等を行うとともに、国の未来への新たな展望を提示するため、新時代の中長期的な国家ビジョンの構想を行う国家戦略会議(以下「会議」という。)を開催する。 結局は金目の話じゃん・・・キーワードを拾って行くと・・・
これに関する研究は・・・さすが税務署やってますね・・・海外直接投資の動向と国際課税問題に関する一考察 −現地法人の再投資・配当行動を中心として−(目次) 最後の所にPDFファイルへのリンクがあって・・・膨大なものですね・・・ざっと目を・・・興味深い研究です・・・38コマの実効税率はこんなに高いのかとかなりびっくり・・・すがらしい研究です。 さて、日本再興へ向けての戦略は最後まで目は通しましたが・・・戦術なき戦略のような感じですから・・・虚しい気分がしますね・・・がっかり、他力本願ね。これ以上詳細に読み解く必要はなさそうです・・・女子供も働け!戦争だ!になる理由が分かってきますね。 なんとなく、北一輝が人気があった理由が分かります・・・北一輝は戦術も語って、その上で国家という戦略を述べていたのでわかりやすかった・・・戦術の例示があったからこそ・・・人が動いた・・・この頃の政府の述べる戦略は・・・自己陶酔型の戦術なき戦略でしか無いような・・・言葉に酔ってる・・・世界最高水準の!イノベーション!新成長戦略!国益!シフトアップ!トップレベルの!抜本的改革!ロボット革命!成長エンジン!経営マインド!・・・まあ、掛け声をかける連中はその内容を理解していなくてもOKという事かね・・・最後は金目・・・でも借金はあっても現金の無い政府では掛け声と、増税しかないか・・・そして回天のための戦争・・・虚しいね。 2014.06.27 |
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