現在をうろうろ(247)

 日本再興へ向けての戦略は?(2)

 さて・・・U.改訂戦略における鍵となる施策・・ここから眺めて行く事にしましょう・・・日本企業の生産性は欧米企業に比して低く、特にサービス業をはじめとする非製造業分野の低生産性は深刻で、これが日本経済全体の足を引っ張っている状況にある・・・ふむ?これって気になりますね。

 どうやら・・・OECD(経済協力開発機構)の調査によれば、2011年の日本人一人あたりの総労働時間は平均1700時間。他の先進国と比べると実に200〜300時間も長いのです。また、1時間あたりの労働生産性はアメリカの約60ドルに対して約40ドルと、低い傾向にあります。つまり「要領が悪い働き方をしている」と言っても過言ではありません・・・なんてのがありますね。1時間あたりの労働生産性か・・・1700×40=68000 (1700-300)×60=84000 か・・・この差は何かね?

 多分、硬直化した賃金体系ですかね?それとも・・・何だろう?単純にエネルギー資源ではないかと・・・人間も機械も動くのにエネルギーが必要で・・・食料とエネルギー自給率の問題ではないかと?結局のところランニング・コストの問題では?別に日本人がサボっているとは思えないのでね。世界の平均賃金のドル建て資料は無いかね・・・List of countries by average wage - Wikipedia, the free encyclopedia 簡単には比較ができないようですが・・・賃金からするとやはりサボっているのではなさそうです・・・単にGDPとの比較ですかね。

 多分、今の日本はエネルギー価格が上昇していますから生産性は低下していると思われますが・・・サービス分野か・・・サービス分野は・・・私の知識の限界・・・なんだかよくわからない?これは国内サービスに関するものか?それとも・・・なんだか分からない・・・サービス産業におけるイノベーションと生産性向上に向けて−報告書−(METI-経済産業省) ここに何やら報告書があるが・・・

 付加価値額から見たサービスの伸び・・・付加価値が伸びているのが・・・情報サービス 417% 貸自動車業 323% 物品賃貸業(除貸自動車) 233% 労働者派遣サービス 167% 卸売 143% 美容業 142% 冠婚葬祭業 142% 金融 111%、・・・ふむ?儲けてる所ね・・・付加価値の減少している業種・・・映画館 58% 不動産賃貸業 67% ハイヤー・タクシー 70% 不動産仲介・管理業 75% 鉄道貨物輸送 75% 劇場・興行場 82% バス 86% 倉庫 91% ・・・ふむ、ちょっと分かってきた・・・産業構造の問題か・・・そして、理容業、パチンコホール、ゴルフ場といった個人向けサービスの就業者数は減少傾向か・・・

 情報サービスか・・・携帯電話やネット関連のサービスが大きく伸びている・・・これは了解・・・映画・劇場・興行所確かに行ってない、不動産関連は確かに駄目ですね・・・

 日本は基本的に個人がサービスを受ける体質に無いという事ではないかと・・・経済大国ではあるが、個々の国民は、実は遊興費に投ずる金すらないという事か?それとも、遊興費をネットに注ぎ込んでいる?という事か・・・しかし・・・なんだか矛盾があるような?遊興に投ずる金が無いこれは、無貯蓄世帯が31%もあるという事から予想が付く・・・つまり日本の世帯の31%が貧乏人であると言える・・・年寄りが金を持っているから・・・年寄りは、あまりサービスを受ける主体にならないという事かね?

 基本的にはサービス業ってのは、実務知識が乏しいために、もしくは自分自身では時間的に困難であるために利用するものであると考えられますから・・・自分でやる事を代行させるものと、遊興にカテゴライズする事ができるかね?どうも、この手の事柄は考えた事が無いので全体像が見えにくい・・・

 私なんかは、不動産の購入は・・・裁判所の競売物件ですから・・・サービス産業の介在を排して安価なものとしましたが・・・海岸の遊び場ですね。近頃、あまり利用していないね・・・今年は少し泳ぐか・・・私は貧乏なので高価なサービスを受けられない、従って自分でやるしかなかったという事ですかね?自分でできるからやったが、代行業に高い金を払ってやらせる事はできないから・・・自分でできなければ諦める事になる・・・サービス業の利用は諦める事が可能か・・・

 日本では「ものづくり」が重要ということについては、一般的なコンセンサスがあるが、サービス産業は、やや軽視されているのではないかという指摘がある・・・これは言えますね。形あるものに金を払うがサービスには原則的に金を払わないというやつですね。私は貧乏な上に吝嗇ですから、まず無形のサービスは買いませんね。PCを活用するためにインターネットが必要ですから回線費用は仕方なしに支払っていますね。PCという具体的なものに直結するサービスかね・・・これによって、所謂ニュースは無料の物だけで、その内容はネット上から直接収集する事で遊び、妄想する事が可能になっている・・・

 あとはサービス業の利用は・・・床屋か・・・床屋にはあまり行きませんが・・・1000円床屋にシフトしていますから、消費支出はこの部門では4分の1以下になっている・・・ハイヤー・タクシーは車で出かけるから利用しないし・・・鉄道・地下鉄を基本的には利用しますが・・・自分で出かける事が減っている・・・買い物はネットでする事が多くなっていて・・・首都圏に住み、かつては東京まで仕事に出ていましたが、近頃は東京に出かけていない・・・首都は最新のものが集まる場所であるが・・・いまひとつ面白みに欠けるし・・・交通費はネット通販の送料より高いものにつく・・・そして、歩くと余計なものを買う可能性が大きい・・・

 サービス産業ってのが・・・サービス産業(医療、介護、教育、流通、物流、対個人・対事業所サービス等)の全産業に占める割合は、1990 年の 41%から 2000 年には 44%まで拡大・・・医療か・・・幸いなことに元気、介護はまだ先・・・教育は、塾の先生をしてましたから・・・所帯持ちではないので提供側にしかなった事が無いし・・・流通はネット通販で利用するが財布が嫌がる・・・対事業所サービスはダスキンなどは利用していない・・・ 介護は2種類あるか・・・ヘルパー、育児関連と老人介護・・・老人介護の基本が、老人が老人を介護しているような感じ・・・田舎のデイケアサービスなどは老人でまわしていところが多い感じ・・・従って利益率は良さそうだが・・・?サービス業を利用するのが、基本的には若者を中心としているのでは?時間外の託児所・・・その延長線上としての進学塾・・・この支出は結構大きそうな気がしますね。そして情報費で可処分所得のかなりの部分が持って行かれる可能性が高い・・・

 ありゃ・・・思い出しました・・・昔々の研究・・・塾を無くしてしまうには・・・塾業界に身を置いていましたから最悪の事態の予測研究・・・単に、学校が年中無休で、午後8時ごろまで開いていたら・・・塾は消滅の危機に至るというだけの話です。

 ああ。余計な事も思い出して・・・妄想しちゃいますね・・・中学生ぐらいだと、年間の授業料で親に対して敬意を抱いている生徒がかなりいた事ですね。沢山のお金を払ってくれている、凄いってね。まさか、少子化って都市型生活者の中から広がっているとか?そして、塾などの教育費は・・・孫への生前贈与の形ではないと賄いきれないのか?確かに・・・2人も子供がいれば・・・月々の塾への支払いは5万円程度ですかね?

 平均的な世帯の年収は・・・20代が349万円、30代は458万円、40代が598万円、50代が756万円か・・・30代で子供2人は厳しいか?30代で月収30万円・・・手取りは24万円弱かね?これから・・・家賃8万円・光熱費3万円・教育費5万円・通信費2万円・衣料費1万円として・・あと5万円が食費か?エンゲル係数は23%程度で7万円?手取りベースなら5.5万円で近くなるか・・・つまり、サービス費は教育費でほぼ消える・・・これが分かっているから、少子化かね・・・お受験ブームは昭和の末でしたから・・・バブル崩壊後の厳しい家計の中からの、塾の費用の捻出を見てきた子供たちの中に刷り込まれたものなのか?

 そりゃ・・・塾の面談で・・・あの人にもっと学歴があれば・・・なんて話もずいぶんと聞きましたからね・・・子供にずいぶんと無理して投資していたりしますね。

 ・・・残業で遅くまで働くので、塾はある意味託児所としての機能も持っていたような感じですね・・・かなり早い時間に塾に来て、塾で制服から私服に着替える生徒などもいましたから・・・

 定年退職した教師や元塾講師などを学校で・・・放課後8時ごろまで雇って託児所代わりにして、料金が基本月額3000円程度で・・・月額プラス2000円で夕食給食でもしたら?・・・こういった事の方が、少子化対策には良いのかもしれませんね。ついでに・・・カルチャーセンター機能も持たせて・・・夕食付き・・・地域社会の活性につながるかも?・・・なんだか、欧米の宗教団体の貧困者対策に近いな・・・

 ただ、塾がかなり撤退する事になり・・・若い親は夜遊びが少しできるようになる・・・そちらで金を落とさせればよいかも?子育てのために多額の金が必要となるのは・・・ちょっと夢が無い・・・あれ変な分析をしちゃったよ・・・妄想妄想・・・

2014.06.26

  

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