現在をうろうろ(2414)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(140)

 さて、まだ・・・マグネシウムに憑りつかれていてね・・・今日は、ちょっと気になるものがあって・・・また、マグネシウムなんですが・・・マグネシウムって師管液の中を結構動いているような感じでね・・・アブラムシの激烈な害にあったやつ・・・

 一応、指でつぶして小康状態になった後で・・・どうやら・・・マグネシウムを回収にかかっている・・・師管液を吸われて、その結果マグネシウムが不足しているということですね・・・マグネシウム不足が致命的な打撃を与えたということではないかとね・・・また、アブラムシを繁殖させて、マグネシウムを十分与えたらどうなるのか?ちょっと気になているのです。

 完全に苦土教徒でね・・・マグネシウムを中心に据えて考えるようになっている・・・もうじき、窒素教徒になるかもしれませんが・・・

 これの様子からすると・・・マグネシウム不足の環境で、マグネシウムを古い組織から回収して柔組織へ与える・・・この循環が行われて成長しているのかしていないのかがよくわからない状態が続いていた・・・そこに、師管液を盗むアブラムシがマグネシウムも盗んだ・・・結果として、循環するはずのマグネシウムが不足して葉が減っていった・・・

 柔組織はマグネシウムを得られるのが前提・・・古い葉はマグネシウムを放出して役割を終えることになる・・・しかし、マグネシウムが外部から十分に供給されるのであれば・・・古い葉は役割を終えずに残って活動を続ける・・・葉の量はマグネシウムの保有量で決まる・・・まあ、葉の色を薄めて対応するような植物もあるとは思いますが・・・葉が薄くなったり・・・色々とね・・・どうやら、塩化マグネシウムで、柔組織が持ち直してきたような感じなのでね・・・こんな悲惨なものは見せたくないのだが・・・

 実は、ちょっと楽しみなのは・・・チンゲンサイの1本にアブラムシが増殖中・・・塩化マグネシウムでどの程度耐えられるのか?ちょっと様子を見たい・・・

 それから、やはり気になるのはイチゴですね・・・

 左の写真のように2つ目の花が・・・何を考えているのやら?ただ、気になるのは、この株だけじゃなくて・・・

 他の株も花芽を付けている・・・ちょっと開きかけている・・・

 私の頭の中では・・・これは3月末の様子だと思っている・・・

 花芽が分化するのは良いとしても・・・無加温というか・・・

 直上には屋根がありますが、見ての通りの吹き曝しですからね・・・しかし、こいつらには暖かいと感じているらしい・・・

 確かに屋根があると、晴の日でも・・・屋根の下の方が空の冷たさを感じないような気がする・・・かなり、私の感覚も頭もおかしいかもしれないが・・・どうやら、このイチゴ君たちも暖かいと感じているような雰囲気・・・

 やはり、放射冷却のストレスというのは非常に大きいような感じですね。私も多分・・・夜、ここにいたら、屋根の下に入って放射冷却を避けますからね・・・どうも、常識はずれのものが多くて・・・私には分からない・・・

 今までの知見からすると・・・

 発芽は直射日光を半減させて温度上昇を避けるとともに、直上への放射冷却を抑え、スカイライトに含まれる紫外線が当たるようにして徒長を防ぐ必要がある。

 生育条件は、昼間の直射光を半減させ70000ルクスぐらいを上限とする。また10時から14時頃まではこの明るさを維持できるように配置を考える。夜間の放射冷却も直上への放射を半減させることで放射ストレスを避けるようにする。

 肥料は、まずはマグネシウムを十分に与えて葉緑体の形成を促すと共に、古い葉からの柔組織へのマグネシウムの還流を止めて、その他の肥料も適切に与えて植物体の充実を図る。

 こんな感じ・・・問題は・・・その他の肥料の与え方ですかね・・・マグネシウムに関してはなんとなく分かってきましたからね・・・完全に普通の作物栽培の留意点とちょっと違うことになってしまいますからね。

 しかし、なんだか、これで上手くいってるのがね・・・直上を波板で覆うだけでシシトウが周年栽培できるようだと・・・いまのところナスも・ピーマンも生きていますしね・・・なんだか、凄いタイミングでバタバタと作って来ましたが・・・なんだか、間に合ってる・・・死なれたら食生活が貧弱になる・・・

 かわいそうなジャガイモ君は元気になるか?それが気がかりですね・・・

 無加温で・・・直上の波板だけで正月にイチゴが食えたら・・・正月にミニトマトが食えるなら・・・なんだかね?とにかく、燃料や電力を使った加温という選択肢はここには無い・・・どこまで、放射冷却を抑えられるかだけが選択肢ですからね・・・いまのところは順調すぎる・・・

 放射冷却で黒球温度計もどきがどんな温度を示すかが気になりますね・・・これの結果次第・・・

 なんだか、15時を回って・・・寒い・・・空が結構澄んできましたね・・・直上は-41℃・・・空のかなり広い範囲で温度が低い・・・また、気温が下がるのかね・・・なんだか悪いパターンじゃないかね?湿度は低いから霜にはならないがかなり気温が下がりそうですね。低温に対する柔組織の応答の問題かね?しかし・・・分からんね・・・

 ああ、時間が経つのが早いね・・・18時を回って・・・どんどん寒くなるね・・・放射温度計で遊び場のまわりを測ると、地面は5℃、車は-0.3℃・・・湿度が低いので結露は無し・・・直上は相変わらず-41℃、アメダス鹿嶋は9.2℃・・・このあたりの気温は8℃・・・放射冷却で冷えやすいものは既に0℃ということのようですね・・・多分、黒く塗った酎ハイの空き缶も似たような温度になっていて・・・温度ロガーに記録されている可能性が高い・・・こいつが、植物にとっては放射冷却による大きなストレスになっていそうですね。さて、明日にはどんなデータが取れていることやら・・・ジャガイモ君は無事か?

 植物用の気象って厄介だね・・・対抗手段があるかどうかの問題ですからね・・・とりあえず、屋根は間に合った・・・被害が出るかどうか?例の黒マルチを張った鉄パイプも実は動員してある・・・準備はしたが・・・どうなるやら?心配するだけだね・・・

2016.11.28

  

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