現在をうろうろ(237)

 新興都市を作りだすためのシステム・・・?

 中国の新興都市を生み出しているものを見つけました・・・これって、凄いことだと思います。都市を量産し、そして富国強兵の原動力となるものです。その・・・中国の秘密兵器を紹介しましょう。これが存在する場所の座標は・・・

 40°53'39.75" N 117°57'11.12" E 中心となる場所は、ここですね。

 大げさな言い方ですが、非常に単純なユニットなんですが・・・・ある意味、新型の文化大革命を起こしているユニットですね。中国が急速な発展を遂げている理由が右の写真にコンパクトに集まっています。

 ここに現れているのが・・・右端は下水処理場でしょう。そして中央下が石炭火力発電所、その上の白いものが積まれているのが生コン工場とプレキャストされた製品群が並んでいます。そして、左が在来住宅・・・ここのトイレは水洗なのか?ちょっと気になるのですが・・・多分、この場所も数年後には工場になっているのではないかと思われます。

 まあ、あまり根拠は無いですが・・・もしかしたら工場労働者のアパートが建つかもしれませんが・・・この在来の集落の脇は・・・

 左の写真のような大きな建物の並ぶ工場地帯になっています。何を生産しているのかは不明ですが・・・左上のすすけた工場は粉炭を加工しているような感じですから、この地域の周辺村落に練炭を供給しているのかもしれませんが・・・練炭工場など見た事が無いので不明ですが・・・貯炭施設と、この粉炭の飛散状況からすると・・・練炭かな?なんって思うわけです。

 練炭需要は在来の生活の中では大きな顔をしていますからね。薪からのある意味のエネルギー革命ですが・・・鉄道の方はどうやら練炭からジーゼル機関車へと移行していますがね。青い屋根の建物群は何なのか?製造工場という感じではないので・・・やたらと車が集まっていますから倉庫群ではないかと・・・高速道路に接続するので、物流の中心であると考えられますね。

 ここまでで、下水・エネルギー・物流のユニットが完結しています。これで成り立っている都市がこの脇に広がっています・・・それが右の写真になりますね。工場及び倉庫は左の端にありますね高層ビル群と美しい都市・・・2010年ごろから一斉に建設されて、2013年には、ほぼ完成を見ていますね。

 この再開発?は事実上エネルギー源としての石炭火力とプレキャストコンクリート製品と物流システムで成り立っているというわけです。そして、水はどうやら川を止水堰を並べていますから・・・そこで取水している可能性は高いですね。つまり、山の中に新しい都市をワンセット5年間ぐらいで作り上げてしまったという事のようです。

 気になるのは、この都市が周辺に与える影響は何か?というものですね。

 この地域の全体像は・・・左のようなものです。開発の中心になっているのが右の平野部ですね。この都市ができたら・・左の平野の全人口の3倍程度は収用できるのではないかと思われます。左の方の建物だって・・・実は5階建て程度の中層住宅と建て替えられつつある高層住宅群なんですが・・・ここの人口密度は極めて高いのですがね・・・

 このあたりは、鉱業が盛んですね。それから漢方薬の原料の産地ですかね・・・さすがに、清朝の皇帝の夏の別荘で、ここで政務が行われていましたから観光資源も豊かなものです。この都市を防衛するためか?要人が集まる場所なのか?対空陣地もここから20km程の距離の所に2か所存在していますね。

 そして、60km程の距離の所に地下格納庫を備えた空港が存在しますね。ここの地下格納庫の入口は他の所より大きい気がしますが・・・中型機を格納できるのか?ちょっと気になります。

 まさか・・・清朝と同じように副都としての機能を持たせるのか?まあ、この場所は悪くないですね・・・まさか、本当に副都の建設なのか?気になるものです。一応、対空陣地も周囲に整備されつつあるし・・・しかし、こんな都市建設の活力は何にあるのやら?気になりますね。

2014.06.23

  

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