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日本貧窮者経済新聞
 地球儀を眺めて、パリ協定が批准できないのか・・・?(1)

 偉大なる安倍晋三閣下はやはり国際感覚が欠如しているのではないかと・・・日本的な国際感覚なのか?経済と環境のどちらが重要か?なんだかね・・・特集ワイド:続報真相 これが「地球儀俯瞰外交」? 「パリ協定」批准遅れ、締約国初会合に間に合わず - 毎日新聞 どうも、地球儀を眺めて夢想する外交をやっているような感じですからね。幼稚園児が先生に連れられて旅行に行っているようにしか見えないので・・・ここで、XXしてね・・・

 安倍晋三首相、これでは看板政策の「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」が泣きますぞ。地球温暖化対策の新しい国際的枠組み「パリ協定」が11月4日に発効するというのに、日本の批准はまだもたついている。最優先課題に格上げし、国会承認を促す意気込みも見えない。一体どこからボタンを掛け違えたのか−−。【小林祥晃】

 地球儀を俯瞰する外交ってのは、こんなものでは?自分の事が最優先で、人のことなど構わない・・・とにかく、常任理事国入りするための票を買いあさるためだけの外交、それと、トップセールスと称して、低能な売り子を演じているようにしか見えなくてね。外遊するにあたって、先方の様子などを調べているとは思えない状態ですからね・・・オバマ大統領のサプライズ演出を見て・・・こんなに低級な事前調査をしたのかと・・・

 オーストラリアへの潜水艦の売り込みに関しても、母港になるオーストラリアのスターリング基地の海図も見ていなかったようですからね・・・喫水7m程度の船しか入れないところに、喫水8.5mのそうりゅう型ですからね・・・商売の基本とか無いのかね?私の潜水艦じゃないけれども、ドイツの潜水艦の喫水が4000トンクラスとは思えない喫水だったので、何で?とチェックしたら、これですからね。ガレージに入らない車を売りつけに行ったようなものですからね。

 これでは、熱意など感じられないのは当たり前ですね・・・なんとなく、やってるだけで・・・本気で事に当たるなんってまるで考えていない・・・初めから、考えるだけの頭がついていないのではないかと・・・

米中の動きノーマーク EUの危機感と温度差

 「優先順位がおかしい。安倍首相が強く承認を求めているTPP(環太平洋パートナーシップ協定)は、参加12カ国中承認した国はゼロ。米国大統領選の2人の候補者も反対。一方、80カ国以上が批准するパリ協定には消極的な対応に終始している」。今月19日の参院本会議。民進党の福山哲郎参院議員は、国会審議でパリ協定批准を後回しにした安倍政権をこう批判した。

 福山議員だけではない。先月開会した臨時国会では野党から「外交失政だ」「4月の協定署名から今まで何をしていたのか」と安倍外交の失態に対する追及が相次いだ。

 これに対し岸田文雄外相は「我が国にとっては、TPPもパリ協定も重要」(衆院TPP特別委員会)と弁明に終始。パリ協定を最優先にする姿勢は示さないまま「一日も早い締結」と訴えるだけだ。


 全世界の枠組みと、一部の地域の枠組みではどちらが優先されるかは、どう考えても、全世界が優先されるに決まっていると思いますがね。借金の山で、TPPで一攫千金が狙えるとか考えているのか?なんだかね・・・なんとなく、業界団体の思惑もあるかもしれませんが・・・

 パリ協定の内容を実施すると、日本の産業はどうなるかね?日本はエネルギー的には孤立していますからね。近頃、ユーラシアは天然ガス・石油パイプラインで広範につながってきていますし・・・送電線も国境を越えてつながってきていますしね・・・日本は外交が下手というか、外国人は嫌いなようで・・・近隣国とは仲良くしたくないようですからね。どうするのかね?近頃は、明らかに近隣の国と仲良くすることで、安全保障を実現しているような感じですが・・・?

 日本は近隣国と仲良くしないことで、安全保障政策を考えているようですから・・・本末転倒じゃないかと・・・周辺国との関係が悪くなっているから、戦争準備をしているわけですから・・・なんだか、安全保障を戦争でけりをつける気なのか?あの弱虫がね・・・?理解不能・・・

 パリ協定は昨年12月、パリで開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で採択。米国、中国、欧州連合(EU)など主要国が批准して10月5日、発効基準をクリアした。11月7日には批准国が協定の運用ルールを議論する「パリ協定第1回締約国会議」(CMA1)がモロッコで開かれる。日本は、この会議までの批准を目指しているが、ギリギリの綱渡りの状況だ。どうしてこんな事態に陥ったのか。

 「昨年12月の採択直後は、発効は2018年ごろと見られていたのは確かです」。政府代表団に政策提言をしている国際環境保全団体「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」の小西雅子さんはこう説明する。協定発効には(1)批准国が55カ国以上(2)批准国の温室効果ガス排出量が全体の55%以上−−の二つの条件がある。当初は条件をクリアするのには1、2年はかかると見られていたという。

 流れが変わったのは今年9月の米中同時批准。排出量世界1位の中国(全排出量の20・1%)、2位の米国(同17・9%)が動き、年内発効が急に現実味を帯びた。これに焦ったのがEUだ。加盟28カ国の国内手続きを飛ばし「EUとして一括批准」という異例の手続きに出た。排出量4位のインドも急きょ、EUに先立つ10月2日に批准した。


 なんとなく、このあたりの国は・・・既に根回しができていたのでは?そして、国内での議論も終わっていたのではないかと・・・日本は、何も話し合いも行われず、単に雰囲気だけがあったのでは?大体、理論武装のレベルが低い・・・なんでも、全般的に徹底さを欠いているから・・・いい加減ななれ合いに近いレベルの物が多くてね・・・「日本らしい日本」では議論を尽くすことが稀ですから・・・仕方ないのでしょう・・・改善するつもりもないようですからね・・・

 岸田外相は答弁で「EUの批准が当初の見通しより早かった」と読みの甘さを認めたが、批准に乗り遅れまいと危機感を持ったEUとの温度差こそ問題ではないのか。パリ協定採択に立ち会った小西さんは「協議は難航しましたが、最後は各国の熱意と勢いで決まり、その瞬間、会場全体が大きな拍手に包まれました」とパリの熱気を振り返りながら、「EUには『地元で誕生した協定に、環境対策をリードしてきた欧州が未批准では恥ずかしい』という強い意識があった」と解説する。

 トップの意識が低いから・・・恥をかくことになる・・・官僚の責任ではないですからね・・・しかし、そちらに責任を取らせたがるのは・・・多分、自明・・・結局はいつも、偉大なる安倍晋三閣下を中心とする閣僚の意識が低すぎるのだと思いますがね。

 情報収集能力も問われる。米中同時批准について米国から通報はなかったのか。岸田外相は国会では明確な答弁を避けているが、複数の関係者によると、日本は事前に把握できていなかったという。前出の福山議員は「米中は南シナ海問題では対立していますが、環境対策では手を握っている。そういう現実に目を向けず、南シナ海にばかり気を取られているからこうなる」と安倍外交のバランス感覚の欠如を指摘した。

 この報道も変だね・・・情報収集能力も問われる。米中同時批准について米国から通報はなかったのか・・・情報収集能力と始まって・・・何で、米国から通報となるのかね?通報じゃ情報収集能力じゃないのでは?単に、聞かれなかったので、答えませんでした・・・ということでは?会談で、環境に関するものをやっていましたからね・・・米中が温暖化対策「パリ協定」批准、年内発効に向け前進 ロイター こういった大舞台を用意しているわけですからね・・・日本には情報収集能力は無いのだと思いますね。

 多分、関心自体が無いから・・・情報を欲しないから、情報はあっても回っていかないということではないかとね。それに、仲良くする話には「日本らしい日本」は関心が無いということだと思いますね・・・

 なんだか、「日本らしい日本」って、小さな子供みたい・・・自分で考えて行動しているように見えないのでね。大丈夫なのかね?官僚システムはOKなんですが、これを統括しているはずの内閣がダメなのではないかと・・・明確な意思を持って行動しているように見えないのでね・・・そうね。遠足なら、先生の話を聞いて、必要なものをママに伝えれば、ちゃんとママが準備してくれます。これと同じように、明確な意思を持ってのお出かけで、自分で、必要なものをママに伝えれば、ちゃんとママが準備してくれます・・・先生=アメリカ様、ママ=官僚・・・この言いかえで明瞭じゃないかね?このレベル・・・

2016.10.28

  

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