現在をうろうろ(2283)
日本貧窮者経済新聞
 夢よ、もう一度ね・・・過去を未来の夢に・・・?(2)

 なんだか、景気の良い話は無いかねって見始めたやつですが・・・特集ワイド:続報真相 「夢よ、もう一度」症候群? 東京五輪に続き…大阪万博招致狙う安倍政権 - 毎日新聞 夢よ、もう一度って・・・夢があるのかね?って感じですね・・・夢を見るのは簡単ですね。何かを始めればよい・・・次は何をしようか・・・この連鎖が・・・

 大阪府が胸を張る「経済効果6兆円」についても「実態がよく分からないのが『経済効果』なのです。建設投資や来場者が落とすお金で恩恵が発生するのは間違いない。でもそのお金、本来は別の目的や地域で使われるはずだった、という考えもできる。僕は『万博で景気浮揚』そのものが、極めて疑わしいと思うのですが……」と首を振る。

 お祭りで金を使って来たいだけですね・・・無駄遣いの親戚のようなものですからね・・・楽しくお金が使える・・・それだけでは・・・少なくとも金が動くわけですから・・・お祭りマンボの世界じゃん・・・

 お祭りすんで 日が暮れてつめたい風の 吹く夜は家を焼かれた おじさんとヘソクリとられた おばさんのほんにせつない ためいきばかりいくら泣いても かえらないいくら泣いても あとの祭りよ〜

 お祭りには財布を持たずに雰囲気だけ楽しむのが良いね・・・祭りで使った金は・・・それほどの満足感は無いですから・・・的屋
に金を落としても・・・良いものは無いね・・・今もひよこでも売ってるかね?

 ちなみに前回東京五輪の翌年、65年度の実質成長率は開催後の反動減などで前年比3・3ポイント減の6・2%、大阪万博でも開催翌年の71年度は同3・2ポイント減の5・0%に落ち込んだ。今度はどうか。21?25年度の予想実質成長率は「0・3%」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、3月公表)などで、仮に同じことが起これば開催後はマイナス成長になりかねない。

 金を使い果たしちゃいますからね・・・祭りは楽しい・・・振り返ると・・・ちょっと失敗なんってね。

巨大な「負の遺産」となる懸念
 冷静に考えれば「あの時代よ再び」は事実上あり得ない、ということは分かるのだが、それにしても「日本のため、大阪のため、(万博の)誘致は大きな起爆剤」(菅義偉官房長官)といった言説があふれるのはなぜか。

 「安倍首相たちのように、政治を主導する世代が少年期を過ごしたのが、東京五輪や大阪万博があった60〜70年代だ、ということにカギがある」と見るのは、コピーライターの大倉幸宏さん(44)。膨大な資料を駆使した「『昔はよかった』と言うけれど」(新評論)などの著作で、戦前の日本人は公共心が欠如し、悲惨な児童虐待が相次いでいたことなどを示して「戦前の日本人は現在より道徳的に優れていた」といった言説の誤りを指摘して波紋を広げた。


 戦争が大好きでしたからね。人殺しの好きな日本人・・・TVのゴールデンアワーに殺人を基本としたドラマが・・・毎晩のように人斬り包丁で刻まれる人間の群れ、和製ギャング映画・・・人殺しとか犯罪が大好きな日本人・・・この時代って・・・アニメも破壊の巷ですからね・・・暴力大好き!安っぽい正義が・・・

 「高度成長期当時は子どもですから、身の回りの人間関係や生活、流行など、限られた範囲でしか時代を認識できない。楽しい思い出が多ければ『良い時代だった』と振り返る。後付けで当時の政治、経済、社会状況の知識を学んだとしても、自分の実体験があるから冷静に当時の歴史を捉えることが難しくなる。実際以上に過去を美化することにつながりかねません」

 子供時代は基本的に楽しいものでは?というより・・・楽しい記憶だけしか覚えて置く気は無いものですからね・・・私は・・・過去より未来が良くなるように考えますがね。来年はもっと豊かな食生活!

 そういえば安倍首相は「新しい国へ」で、映画「ALWAYS三丁目の夕日」が描いた昭和30年代(55〜64年)について「今の時代に忘れられがちな家族の情愛や人と人とのあたたかなつながりが……」とノスタルジックに記していた。

 警察庁の統計では、その昭和30年代の殺人事件の認知件数は現在の倍、年間2000件以上あったし、傷害や暴行事件が最も多いのも60年ごろだ。貧困に端を発したような殺人や家族内殺人、誘拐も相次いだ時代だった。

 人殺しとかそういったのが多いのが活力ある時代と考えているのでは?男らしい・・・犯罪の匂いがするような・・・弱虫があこがれる物ってそんなものでは?男らしさってのが随分と違うのではないかと・・・頭の中が空っぽで、威勢だけが良いだけとかね・・・やくざ者にあこがれているとかね・・・人を助けることが、なぜか暴力と結びついているのが多かったような気がしますがね・・・

 「郷愁は多くの場合、視野の狭い時代認識を含みます。大阪万博当時と現在とは、潮流も価値観もあまりに異なる。誘致の動機に過去への憧憬があるとすれば、誤った結果を導く恐れも否定できません」

 中国や韓国の連中を魅了できそうなものがあるかね・・・そろそろ、日本製アニメの威力も減退気味なようですしね・・・アニメの聖地で観光客を日本に呼ぶのはあまり得策でないような・・・余りにも社会が違いすぎる・・・アニメの登場人物のような行動が社会で許されているのか?ってね・・・高校生の話すことに耳を傾ける、意見を聞く大人がどのぐらいいるのか?なんってね・・・食戟のソーマなどは・・・ありえないじゃん・・・完全な実力社会が現出している・・・まあ、日本の夢・・・ありえないもの・・・漫画だね。

 個人が「昔は良かった」と過去を懐かしんだり、美化したりするのは自由だ。社会心理学が専門で一橋大教授の村田光二さん(62)は「『昔は良かった』と思いたがる理由は幾つか考えられます。『自分はあんな良い時代を生きた』と自尊感情を維持したり、あるいは今の時代についていけず、現代を否定して過去を美化したりすることは誰にでもあります。しかし、社会的パワーを持った人が、自分の『良かった昔』を他人に押し付けることには危険を感じます」と見る。

 昔を懐かしんだって何の役にも立たないのでは?私は・・・時計の針は戻せないと理解していますから・・・よりよい未来のために生きたいですからね・・・明日はもっと良くなる!

 古文の授業でおなじみ「徒然草」にも「何事も古き世のみぞ慕わしき……」とある。前出の大倉さんは「個人レベルならいいんです。でも政治や教育の場で、誤った記憶や限られた時代認識で歴史の全体像を規定し、『古き良き時代』への回帰を目指すのはいけません。少なくとも政治家は、自分の主観的記憶と客観的事実は分けて考えるべきです」とクギを刺すのだ。

 よりよい未来を提案できない偉大なる安倍晋三閣下ですから、仕方ないのでは?

 もっとストレートに大阪万博を疑問視するのが、神戸女学院大名誉教授で思想家の内田樹さん(66)である。どうにも怒りが収まらないらしい。

 「賛否は別として、64年の東京五輪は戦後復興を世界にアピールし、70年の大阪万博は近未来技術を可視化して人々に示す、というそれなりのメッセージ性があった。今度は何があるというんです? 『おもてなし』と言いながら酷暑の8月に開く東京五輪、たくさんハコものを造るのでしょう。誘致をもくろむ大阪万博も同じです。要はカネになるから、経済界が喜ぶから。そんなイベント、世界の人が見たいと思うのでしょうか。大阪万博、大阪府民の巨大な負の遺産になりますよ」


 世界の夢をきっちり並べられるかどうかの問題でしょうね・・・明日の繁栄を現出させられるかどうか・・・

 大阪万博の翌年、71年にヒットしたのが加藤和彦さんと北山修さんの「あの素晴しい愛をもう一度」であった。タイトルと同じサビの絶唱が耳に残る人も多かろう。愛はもう一度取り戻せても、時代は二度と戻らないことを改めて肝に銘じたい。

 命かけてと 誓った日から すてきな想い出 残してきたのに あの時 同じ花を見て 美しいと言った二人の 心と心が 今はもう通わない

 価値観を共有している内は全てが素晴らしい・・・お祭りすんで 日が暮れてつめたい風の 吹く夜は・・・

 私は、多様な価値観が競っている時の方が面白いのだが・・・多様な価値観が苦手なお馬鹿ちゃんもいるから仕方ないね。小さな子供のわがままと同じかね?小さな晋ちゃんだから仕方ない・・・自分の価値観が最善!僕のおもちゃが一番!

 やはり、「日本らしい日本」は幼いのでは?

2016.10.26

  

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