現在をうろうろ(2267)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(60)

 この季節、温度がよくわからない・・・このところ、毎日、6時半過ぎに放射温度計であちこちの温度を測っていますが・・・放射冷却の影響が大きくなってきました。バジルなども成長する気が無くなってきているようで・・・ひたすら耐久への体制へ移行しているような感じですね。

 2016年10月21日の朝の地表温度は・・・色々でしたが、最低が6.5℃、最高が13℃・・・上に何かがあるところではおおむね11.5℃程度でしたね。バジルの上にあわてて作った屋根の下で11℃ぐらいでしたから、それなりに効果があったようですね。

 私の所のミニトマトは・・・絶好調ですが・・・管理の仕方を理解したのが遅すぎましたね・・・まあ、来年は大量生産が可能かもしれません・・・そのための準備もそろそろ始めるかと・・・で・・・今日はあわてて、シシトウの上に屋根をかけてきました・・・どうやら、ポリカーボネートは放射冷却をかなり避けられるような雰囲気なんでね。地表温度が今日最も高かったのが、透明なポリカーボネートの屋根の小屋の地面でしたから・・・周囲が囲われていますから・・・ある程度調子が良いようですね。

 この中で水耕栽培をしているミニトマトはどうなるのやら?

 いま考えているのが・・・どうやら、霜が降りる前から、葉面の温度はかなり下がっているのではないかということですね。
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 15.2 0.0 西北西 0.7
2 14.8 0.0 西北西 0.9
3 13.5 0.0 西北西 0.9
4 15.0 0.0 1.6 0.0
5 13.8 0.0 北北東 1.4 0.0
6 13.3 0.0 北北東 1.1 0.0
7 15.8 0.0 北北東 0.9 0.8
8 16.6 0.0 北西 1.2 1.0

 左が、いま取ってきた鹿嶋のアメダス観測地点の観測結果ですね。多分、私が地温を測っていた時の気温は14℃ぐらいだったのでしょうが・・・地温は10℃前後・・・多分、植物の葉などは熱容量が小さいから・・・どんな温度になっていたのか?気温が下がるということは・・・気温より地温がかなり低いことを意味しますから・・・熱容量が小さそうな葉は・・・どうなっているのか?霜や露は植物の葉につくもののようですから・・・

 まあ、葉の持つ水分にもよるでしょうが・・・私の頭ではどうも難しすぎる気がしてきますがね・・・今日の茨城での日の出は5時53分か・・・概ね、6時に気温が最低になっている・・・まあ、私の頭の中では、まだ情報の蓄積中という感じですね・・・

 ただ、段々・・・目がサーモグラフィー的に・・・当然、その場の空に対する関係で温度を頭の中で推測して・・・ここが、このくらいの温度だから・・・あそこはこのぐらい・・・そういったもので、温度傾斜を知覚というか・・・妄想して、実際に測定して、OK!とかやっている段階ですね。今朝なんか・・・黒猫が視界を通り抜けると・・・一瞬、赤で黄色の輪郭を持った猫が青から緑の背景に浮かび上がる幻覚を見ますから・・・かなり重症です・・・

 さて・・・今日は、写真なんか撮っている余裕が無かったというか・・・メモリーカードを忘れてね・・・写真は無しですが・・・どうやら、胚軸の徒長は、双葉がしっかり出た時点からはあまり進まないような感じですね・・・ただ・・・紫外線の回り込みとかの条件もありますから・・・バジルの上のポリカーボネートの屋根の下の奴がどうなのかはあまりはっきりとはしませんがね。とにかく、今の時期は・・・双葉が出るまで、陽光にさらして紫外線で徒長を止めて・・・その後、紫外線ストレスを取り除くと調子よく大きくなりそうな雰囲気ですね・・・あとは、新しく出た本葉の葉柄がやたらと長くなるかどうか・・・これですかね。

 ああ、そうだ・・・それから、一度食害にあって全滅したカブ・・・その後に、本葉が3・4枚出た苗を植えたんですが・・・再び強烈な食害にあっていますね・・・こりゃ、蕪はあきらめるしかないか・・・小松菜は元気、半結球白菜も調子が良いですし・・・食べる物には事欠かないので良いですが・・・ちょっとね・・・まあ、また苗を作ってみますか・・・食害がいつまで続くのか・・・

 とにかく、海岸の小屋の周りの地温分布に関してはかなり頭の中に浸み込んできたという感じですね。現状ではジャガイモの生育状況も良いようです・・・ただ、ちょっと気にかかるのが・・・ジャガイモの根圏温度が・・・地面より高くて・・・周囲が黒の畦平で囲まれたものですから・・・日光が直接当たると、放射温度計では43℃とか示しますからね・・・実際に触ってみると20℃以上あるので、周囲の地面よりかなり温度が高い・・・

 この間の写真ですが・・・この、黒い畦波で温度がかなり上がるようですね。とりあえず、状況は悪い方ではなく・・・既に、ジャガイモの葉はこの枠からあふれ始めていますから・・・順調なようです。あとはちゃんとジャガイモができるかどうか・・・イモに緑化が進まないかどうかですね。

 多分赤外線や遠赤色光では緑化は抑制される・・・そんな気がしますが・・・根拠は薄弱ですが・・・葉の下では・・・緑以外の光が来ない赤外光や遠赤色光はやってくるが・・・多分、このあたりの光は光合成に寄与しないから・・・緑化しないだろうという・・・妄想・・・この畦平の光学特性が分からないですが・・・少なくとも可視光は通さない・・・しばらくして・・・根元の葉の緑色が抜けるかどうかですね・・・

 ただ・・・ここで分からないのは・・・この根圏には・・・絶対にマグネシウム不足にならないだけのマグネシウム資源が投入されていますからね・・・まあ、コンクリートの塊みたいな形ですが・・・その場合、一度緑になったものの緑が抜けるかどうかは・・・不明・・・知らないことがいっぱいあって・・・日々悩んでいますね・・・そのうち茎に影響が出るかもしれないし・・・

 あとは、霜害・・・低温には比較的強いのに霜害に弱い・・・これって、矛盾していないかね?こいつも気になるので・・・かわいそうなジャガイモ君の出番ですね・・・とりあえず、放射冷却対策を行うことにしますが・・・どうなるやら?霜が降り始めるのは・・・11月の半ばぐらいかね・・・そろそろ、ジャガイモの霜対策も考えないと・・・

 しかし・・・この状態の物の霜対策はどうするかね?傘でも差しておくか・・・非常識な人間が非常識な方法で・・・面白いね。知識では、地上1.5mの気温に比べて・・・放射冷却の影響で2〜5℃程度は地面の温度が低いことは知っていますが・・この関係で、霜が降りたときは・・・マイナス5℃・・・葉の細胞の凍結が起こっている・・・逆に言えば、5℃をリミットにしている作物は・・・気温5℃で霜が降りる可能性が高い・・・凍傷が起こる・・・ということなのでしょう。

 問題は、既に地表温度が6.5℃・・・葉面は何度になったのか?ですね・・・

2016.10.21

  

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