現在をうろうろ(222)

 中国人民解放軍・・・空軍・・・空軍基地の様子は?

 さて、気になる中国の本気の戦争用の空港というか、空軍基地というか・・・航空要塞があります。宮古島から560kmほどですかね。位置は・・・ 26°56'41.10" N 120°04'44.91" E です。

 右のような、普通の飛行場なんですが・・・これがなかなかなかなか曲者で・・・地下格納庫を持ち、迷彩を施されたエプロンが広がっています。多分、近頃報道で流れる中国軍機はこのあたりから飛んでくるのではないかと妄想するわけです。

 それとも、安上がりに海岸の飛行場からかもしれませんがね。そのあたりはレーダーや衛星でチェックしているでしょうから問題ないでしょうね。

 そうか・・・我が国の軍事偵察衛星の動きに合わせて、偵察機を飛ばしてスクランブルをかけさせれば、良い写真が撮れるかもしれませんね。

 そういえば、日本の情報収集衛星は何をしてるんでしょうかね?内閣官房にぶら下がっている・・・運用は内閣情報調査室の内閣衛星情報センターで行われているか・・・これって防衛省市ヶ谷駐屯地内にあるのかな?庁舎C棟の情報本部?ふむ、日本の防衛の要ね。衛星との交信は・・・この場所は知ってますね。ここの防衛はどうなってるんだろう?ちょっと気になります・・・

 左の写真が我が国の衛星との交信を行っているアンテナのドームですね。大きなゴルフボールのようなものです。ふむ・・・まあ、運用体制は分かりました。200人ほどで頑張って毎日同じような写真を眺めているのでしょう・・・

 日本の分析体制なんかどうでもよかった・・・中国中国・・・

 まずは、上の写真の航空基地の概要は・・・運用する戦闘機は70+6機が予定されているようです。

 6機は空港の防空用ですかね?通常は4機ほどが待機ですかね?ここの基地には2つの燃料ステーションがありますね。燃料は・・・完全な地下タンクで、丸いタンクが多分9基・・・30mのタンクっぽいですから9万立米ぐらいは貯蔵されているようです・・・滑走路は2500mほどですかね。

 この基地は空襲を前提にした基地で、施設のほとんどが地下にあり、迷彩を施された誘導路があって・・・なかなか凄いものです。ぱっと眼には大した基地じゃないような感じですが、その実は非常に良くできている航空基地ですね。対空火器なども配置できるスペースがあるし・・・宮古・八重山にこれに対抗できる基地を作るのかと思うと・・・借金をどれだけしなければならないのか・・・気が重くなります。

 この基地にはそれなりのミサイルでも使わないと破壊する事は困難ですね。この基地の主要区画は右の写真の部分です。

 この基地の固有の戦闘機群は多分、黄色の四角で示した7つの掩体に入っていると思われます。根拠は・・・滑走路からの誘導ラインが書かれているからですが・・・全部で7か所ですね。4機ずつ詰め込めば28機ですから・・・まあ、数的には良さそうです。

 青い四角は、誘導用の線が引かれていないので予備なのか別目的の物のようです。しかし、これらの掩体には重そうな門扉がつけられていますから、破壊するのは大変です。

 そして、赤い丸は地下燃料タンクです。30mほどの1万キロリットル程入りそうなタンクが全部で9基あるようです。百里基地の15倍ほどの在庫ですね。

 青い四角が予備機としてのものなら・・・10か所で40機から50機分を格納できますから、この飛行場のエプロン上に書かれた駐機場所の数とも釣り合うものと思われます。

 緑で示した丸や四角は・・・地下の施設があると思われる場所です。草の生え方が違いますから多分、地下に何かありますね。コンクリート製の構造物の上には草が良く茂りますから・・・

そして、一番上の写真の右側の方にも誘導用の線が引かれていない5つの掩体があります。これで、20から25機ですかね?

 そして、通常の格納庫・・・多分整備用の設備だと思いますが・・・そういったものもあります。

 しかし、Googleはこれより画像の良いものも提供するようになるとか・・・そして、毎日のように更新するとなると・・・軍事行動はとりにくくなりますね・・・航空写真の読み取りにはある程度の技術が必要ですが、多くの航空写真を眺めればそれなりに解析する事ができるしフォトレタッチソフトでもかなりの画像処理ができるしね。この場所の別の季節の画像があれば、もうちょっと細かい解析ができそうな気がしますが・・・植生などで、カモフラージュされたものがまだ出てきそうな感じですからね。

 この基地への燃料の輸送はどうなってるのかも気になります。この基地には給油用の車がそれほど目につきませんから・・・掩体の中に入っているのか?ここに見られる建物はコンクリートの厚い屋根の付いた建物なのか?そのあたりは・・・この写真では撮影時刻と季節とで影の長さから建物の高さは得られますが・・・精密なデータが無いので不明ですね。

 あと、この基地で気になるのは、燃料の受け入れですね。それらしい施設が見当たりません。タンクローリーで運ぶのか?それともパイプライン?・・・・

 ・・・どうやら、ちょっと離れた所で燃料をタンクローリーから受け入れてパイプラインで送っているような気配ですね。滑走路反対側中央の建物が空港側の受け入れで、そこからちょっと離れた所までパイプラインがあり、パイプラインの先に受け入れ用の建物らしきものがあります。この施設を破壊すると、燃料は備蓄タンクの分だけになりそうな感じです。でも、システムには予備があるものですから・・・これ以外のラインがあるはずですね。この基地は面白い!中国の軍事的なインフラが見えてきますから・・・この基地の存在意義は台湾と沖縄に対してでしょうから・・・この基地の中心とした防空網とか見えてくるはずです・・・この基地に似たものがもう1つあっても良いはずですね・・・

 兵器や、防衛網などの体系は興味深い・・・軍事マニアの血が騒ぐ・・・ほとんど・・・混合性特徴の特定用語・・・状態?

2014.06.15

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの
 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)

 産経ニュース検索 世界読解
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 寄り付き前の外資系証券会社経由の注文状況















inserted by FC2 system