現在をうろうろ(2200)
日本貧窮者経済新聞
 大都市が地方を救うのか・・・?(1)

 あれ?「君の名は。」 大都市が地方を救うという構図に「傲慢な思い上がり」 - ライブドアニュース これって、興味深いね・・・まあ、私が見たやつが、ロシア語の吹き替えで、英語と中国語の字幕ですから・・・ちょっと興味があってね・・・

■大ヒットの理由――交差する東京と地方
新海誠の映画『君の名は。』が、興行収入110億円を超える大ヒットを続けている。

東京に住む高校生の男の子と、地方に住む同じく高校生の女の子が寝ている間に入れ替わる「スコシ・フシギ」なかたちで出会い、互いの身体で世界を経験していくうちに、次第に運命の人として受け入れていく。

ヒットした要因のひとつには、そうした東京と地方の異なる若者の生活を、メリハリよく交差させ描いていたことがあるだろう。戦後ヒットした『君の名は』は、佐渡、東京、北海道を股にかけた一種のご当地映画としてあったが、今回の『君の名は。』も、都市と地方の生活をよく描く。


 私の感覚からすると・・・千駄ヶ谷って、東京の田舎と感じるのでね。この部分で気になったというのが正しいのかな?私の生まれが、東京ですが・・・朱引の外の郡部ですから・・・由緒正しい東京の田舎者・・・江戸っ子ではない・・・朱引の外れの代々木で10年ぐらい教えていましたからね・・・江戸の田舎の風情を代々木は残していたような気がしてね・・・都市化とはよそ者が多くなる事であると・・・そんな風に理解・・・したがって、私の感覚では千駄木界隈は・・・田舎の風情を残している・・・この認識の違いかな?

主人公の一人の男子高校生は新宿・代々木・千駄ヶ谷を中心とする東京で学校とバイトを中心とした都会生活を送り、もう一方の女子高生は岐阜県飛騨のどこかをモデルとした「糸守」という村で実家の神社を守りながら暮らしているのである。

 代々木・千駄ヶ谷の風景が結構出てくるので、それが気に入らない・・・記憶を刺激しすぎる・・・

ただし気になったのは、2つの場での生活の描き方にリアリティの差が感じられたことである。東京の街が、(いつもの新海誠の作品でのように)総武線沿線を中心に精緻に実在感をもって描かれていたのに対し、「糸守」は必ずしもそうはいえない。

 総武線沿線を中心に精緻に実在感をもって描かれていた・・・実景をなぞっただけに見える・・・あ!ここだって・・・判るわけですからね・・・駅のホームのこの位置・・・

もちろん「糸守」の風景も綿密に取材され、部分部分は実在のモデルをもつのだろう。

 糞田舎などはあまり行かないからわからないね!でも、明らかに実景から起こした絵のような感じですからね・・・パーツは・・・雰囲気は、白樺湖を思い起こしてしまいましたが・・・白樺湖は農業用水用のため池で・・・規模が小さいから、周囲を建物が囲んでいるのでね・・・というより、田舎で周囲を人家で囲まれた湖を・・・白樺湖しか思いつかなかっただけでね。岐阜県の飛騨地方ね・・・このあたりは、あまりうろつかなかったし・・・

 多分、新海監督の絡みで・・・佐久地方のような気がしてね。このあたりはうろついたし、海岸の小屋の隣人に、佐久地方の別荘をもつ人がいるのでね・・・なんとなくね。思い込みですけどね・・・単に、千駄木界隈の様子などは現物を見ていればリアルすぎる・・・田舎の景色・・・どこも同じですからね

だが、それらが都合よく「編集」されることで、少なくとも、「地方都市」に暮らしたことのある者にとって「糸守」が、実在感の薄い街になっていることである。「地方都市」に暮らす人々は、イオンに赴き、ユニクロの服を着て、TSUTAYAに通う。

より山中のいわゆる中山間地域なら、そうした場所はあるかもしれない。しかし過疎化が進む村には、あれほどの子どもや若者はおらず、物語を支えるような青春群像はそもそも成立しにくい。


 はあ・・・そうなのか・・・下妻物語の世界かよ・・・この映画も、ロケ地は・・・よく見る風景・・・自宅から車で1時間はかからないね・・・まあ、本当の田舎だと・・・イオンに赴き、ユニクロの服を着て、TSUTAYAに通う・・・これは結構遠い・・・私の遊び場は田舎ですが・・・車でイオンは15分、ユニクロは25分TSUTAYAはイオンのはす向かいぐらいかな?自宅だと、駅まで歩いて12分、電車で8分で3分歩いてジャスコ・・・自宅は遊び場より東京に近いがイオンに赴き、ユニクロの服を着て、TSUTAYAに通う・・・が結構遠いね・・・?

 地方都市か・・・イオンね?イオンの戦略は、地方都市の郊外に展開・・・大きな駐車場が必須・・・ああ、鹿嶋市のイオンは・・・まあ、旧市街地のはずれか・・・海岸との中間地・・・まあ、私の遊び場だって似たような感じかね?それほど違和感はないが?「地方都市」に暮らす人々は、イオンに赴き、ユニクロの服を着て、TSUTAYAに通う・・・ん?

 アニメなんだから、ロケ地があること自体が変じゃん・・・ロケ地があるということは、想像力の欠如じゃん!と私は短絡的ですから。ない物を描き出すことが、セットでもなく・・・理念を描ける。

 まあ、ラピュタなどの方が、ここはどこだろうとか・・・くだらないことを考えないで済む。でも、場所探しとか好きなのかね?私も嫌いじゃないけど・・・あまり、意味が無い・・・

 ハウルなども・・・モデルなどあってなきがごとし・・・実在感の薄い街か・・・街の描写はあまりないですからね。草原と山と星空・・・ちょっとの人家・・・カルシファーかよ・・・というよりは・・・

 左のような、断片の合成物・・・千駄木辺りの景色は・・・私も歩き回っていた場所ですから・・・断片が現実の中にピースとして当てはまる・・・それだけの話のような気がしますね。

■地方を救うという「語り」
つまり「糸守」は、郊外や高齢化の風景を周到に排除した、いうなれば理想郷としてある。虚構であることがたんに問題なわけではない。自然やスピリチュアルなものなど、東京にないものを寄せ集め出来たいわば都合の良い反転像として、それはあるのではないか。


 というより、基本的には冒険譚・人間関係・・・年寄りの出る幕は無いし・・・東京にあるものを、地方に移植したから・・・というより、千駄木辺りの江戸のはずれの田舎を、もうちょっと遠くにしただけのような気がしますがね・・・

 田舎の方がスピリチアルな幻想は無いような気がしますが・・・物語は現実の投影物であるかもしれないが、現実の投影物では面白くない・・・現実との対比というよりは・・・無い世界・・・

 私も、理想郷の妄想は好きでね・・・偉大なる安倍晋三閣下の理想の無さや現実の把握の無さ・・・昔はよかった的な幻想も飽きたので・・・アニメの世界の幻想を眺め始めましたが・・・

そうして都会のまなざしによってつくられた負の鏡像としてあるから、「糸守」は容赦なく破壊されるようにもみえる。ネタバレになるが、物語のなかで、彗星が落ち、「糸守」は壊滅する。

 まあ、アニメですから・・・映画などは虚構ですからすぐに何万人単位で人が死んでもOK・・・地球を吹き飛ばすとかも可能・・・ちょろい物よ!北朝鮮だって吹き飛ばせ!

 まあ、何でも可能ですからね・・・ただ、それが現実に投影されるのは困りますがね。

歪んでいるかもしれないが、筆者は『君の名は。』をみながら、「並行世界」のなかで東京に同様に彗星が落ち壊滅することを期待していた。

 東京に彗星の欠片が落ちる話になると・・・アルマゲドンやディープ・インパクトになっちゃうしね・・・地方も都市も共有するとなるとね・・・高校生テロリストの活躍する余地は無い・・・

 小さな町だからできること・・・

新海誠の作品のなかでくりかえし描かれてきた、あの滴るような東京の風景が一瞬で四散する「シン・ゴジラ」的スペクタクルの快楽。何度も繰り返される誰の視線か分からない上空からの俯瞰のショットも、不穏な空気を醸しだしていた。

 ああ、シン・ゴジラを見てないぞ・・・こいつは見当たらないね・・・いずれにせよ・・・私には・・・上空からの俯瞰のショットも、不穏な空気を醸しだしていた・・・という感じはあまりなく・・・場面展開の・・・私はつまらない人間だね・・・感情移入ができない・・・ということか。

2016.10.02

  

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