現在をうろうろ(2176)
日本貧窮者経済新聞
 稲田氏の「深く介入」に見る日本の焦燥心理・・・だってさ・・・?(2)

 さて、食糧増産系の奴は面白いのですが・・・戦争が始まるかもしれないという中での本気の食糧自給のシステム構築ですからね・・・なんだか、ちょっと情けない・・・まあ、どうなるやら?とにかく、稲田氏の「深く介入」に見る日本の焦燥心理--人民網日本語版--人民日報 こいつの続きですね。

 最近の国際情勢の微妙な変化から、日本が余り「落ち着いていない」理由が探せるようだ。フィリピンのドゥテルテ新大統領による外交上の米日からの「離反」、中越合意による南中国海紛争の沈静化などだ。事実上、日本はかつての曖昧な態度を変え、米国との南中国海「合同巡航」を主導的にわめき立て、「脅されて加担する」から「主導」へと変わった。これは「世界の政治、軍事大国への野心」の段階的推進の現れだ。

 国際情勢の微妙な変化よりは・・・経済政策の行き詰まりの方が不安要因としては大きいのでは?国際情勢に関しては、「私はぶれない」=「強制し奉りても所信を断行すべし」で対応できるが・・・まあ、偉大なる安倍晋三閣下のミサイル恐怖症で落ち着かないので周囲が困っているのは別として・・・

 たぶん・・・アベノミクスの失敗と次の矢が無いことが問題なのではないかと・・・明らかに、アベノミクスは失敗していますからね・・・日本政府も分かっているのだと思いますが・・・1ドル115円を維持できない・・・できれば、1ドル140円を狙いたかったのだと思いますが・・・そして、日銀頼みの金融政策も限界が見えてきているし・・・GPIFやその他の金融機関のでも・・・株価が維持できなくなりつつある・・・金の動きは明確ですからね。

 何しろ、戦争は引き起こす国と受けて立つ国がいて成り立ちますから、戦争は起こさなければ起きない・・・ところが、借金取りと税務署の役人は必ず来ますからね・・・借金の重圧で、強盗してでも返済・・・これに向かっていると思われます。

 「日本らしい日本」は借金の返済のために、強盗や殺人を犯す場合が結構ありますからね・・・借金取りを殺す場合もあるが・・・これが意外と少ないような気がするが・・・

 フィリピンか・・・フィリピン米国離れ中国接近の真相 ドゥテルテ大統領のしたたかさ その1 NEXT MEDIA Japan In-depth[ジャパン・インデプス] フィリピン米国離れ中国接近の真相 ドゥテルテ大統領のしたたかさ その2 NEXT MEDIA Japan In-depth[ジャパン・インデプス] なかなか興味深いね・・・

 「日本らしい日本」はかなり危険な状況にあると思いますね・・・日本はかつての曖昧な態度を変え、米国との南中国海「合同巡航」を主導的にわめき立て・・・このわめき立ては良い表現だね。まさに、そんな感じ・・・借金の重圧・・・政策が打てない状況にもあるはず・・・国内で儲けられない企業が、海外への援助というやつで、受注して糊口をしのいでいる状態だが・・・どうやら、了解覚書で契約に至らないので・・・企業の夢も潰えている状態で・・・不満が沸々と沸き上がりつつあると思うが・・・賃上げもしたのに・・・円が1ドル100円じゃ利が薄い・・・下手をすると赤字だよ・・・トップセールスとか威勢のいい話だが、何も現実になっていないじゃん!じゃないかね・・・

 だから・・・「脅されて加担する」から「主導」へと変わった。これは「世界の政治、軍事大国への野心」の段階的推進・・・はちょっと違うと思うのだが・・・「気が弱くて何も言えなかった」から「借金返済のための暴力的手段の選択」へと変わった。これは「何もできない、見栄とハッタリだけの弱虫の、状況を回天させるための国技『ちゃぶ台返し』への志向」の段階的に追い詰められてきた・・・という、もっと危険な状況ではないかと・・・クルーグマン教授の公開したやつ・・・Paul Krugman: Meeting with Japanese officials, 22/3/16

It should be used for wage hike or dividend payment or the capital investment, but they are not doing that. They are just holding onto their cash and deposits. Reserved earnings have kept going up. A similar situation had occurred in the US in the 1930’s. 

What solved the question? War! Because World War II had occurred during the 1940’s and that became the solution for the United States. 

So, let’s look at the entrepreneurs in Japan. They are stuck with the deflationary mindset. They have to switch their mindset and should start making capital investments. We are looking for the trigger.

 麻生財務大臣はこんな話をしていますからね・・・戦争まで視野に入れ始めていると考えて良さそうですからね・・・

 近年日本は憲法改正、新たな「日米防衛協力指針」、「新安保法案」可決などの一貫した措置によって、自衛隊の使用制限を一層緩和し、準軍隊から真の意味の軍隊への移行を推し進めるとともに、地域的制限を突破して、域外国・地域の問題に介入できるようにしてきた。これらの行為は国際秩序に対する重大な挑発であり、日本国内の軍国主義の「巨獣」による戦後体制への猛烈な突撃だ。

 これは、また・・・勇ましいことで・・・借金取りの恐怖を転嫁する先が自衛隊しかない・・・外交は怖くてできないようですから・・・残念ながら、「日本らしい日本」は身内では威勢の良いことを言えるが・・・外に向かっては言えないという情けなさがあるのでね。でも、どうしても何かを言わなければならないとなると・・・決死の覚悟が必要で・・・すぐに、刀などを眺めたくなる・・・平成28年9月12日 第50回自衛隊高級幹部会同 安倍内閣総理大臣訓示 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これなんか、もはや外交による話し合いをやっている時ではない!実効あるのみ!という感じじゃないかね?

 仕組みは出来ました。制度は整った。後は、これらを、血の通ったものとする。必要なことは、新しい防衛省・自衛隊による「実行」です。国民の命と平和な暮らしを守り抜く。「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と安定、繁栄に、これまで以上に貢献していく。今こそ、「実行の時」であります。

 自衛隊が実行することは何かね?この後で・・・岡倉天心の「変化こそ、唯一の永遠である」・・・これは、私がおぼろげに記憶していたやつは・・・次の奴でしたからね・・・

 我々はいづれに向かっても「破壊」に面するのである。上に向かうも破壊、下に向かうも破壊、前にも破壊、後ろにも破壊。変化こそは唯一の永遠である。何故に死を生の如く喜び迎えないのであるか。この二者は唯互に相対しているのものであって、梵覧摩の昼と夜である。古きものの崩壊によって改造が可能になる。我々は、無情な慈悲の神「死」をば種々の名前で崇めて来た。拝火教徒が火中に迎えたのは「総てを呑噬するもの」の影であった。今日でも、神道の日本人がその前に平伏する所のものは、剣魂の氷のような純潔である。神秘の火は我々の弱点を焼き尽くし、神聖な剣は煩悩の絆を断つ。われらの屍の灰の中から天上の望みという不死の鳥が現れ、煩悩を脱して一層高い人格が生まれてくる。

 平和と戦争・・・生と死を読みかえると・・・

 我々はいづれに向かっても「破壊」に面するのである。上に向かうも破壊、下に向かうも破壊、前にも破壊、後ろにも破壊。変化こそは唯一の永遠である。何故に戦争を平和の如く喜び迎えないのであるか。この二者は唯互に相対しているのものであって、梵覧摩の昼と夜である。古きものの崩壊によって改造が可能になる。我々は、無情な慈悲の神「戦争」をば種々の名前で崇めて来た。拝火教徒が火中に迎えたのは「総てを呑噬するもの」の影であった。今日でも、神道の日本人がその前に平伏する所のものは、剣魂の氷のような純潔である。神秘の火は我々の弱点を焼き尽くし、神聖な剣は煩悩の絆を断つ。われらの屍の灰の中から天上の望みという不死の鳥が現れ、煩悩を脱して一層高い人格が生まれてくる

 なんとなく、弱虫君たちは破壊を行うことで、創造をしようとしているのでしょうね・・・最後は玉砕・・・単に、なんだか知らないけれども、むちゃくちゃ戦争がしたくてたまらない状態まで追い詰められているのだと思いますがね。

 南中国海への日本の仰々しい介入の意図は、短期的には東中国海での中国との摩擦から視線をそらし、「両海連動」の状況を形成し、南中国海の一部の国による「蜂の群れ」のような攻撃を煽動して、中国に掣肘を加え、東中国海方面での対日圧力を軽減することを狙ったものだ。同時に、表面上は米国の「アジア太平洋リバランス戦略」と策応し、米国の「虎の威を借りて」「南進戦略」を密かに推し進めるものであり、1936年の「国策基準」計画と「同じ流れを汲む」ものだ。長期的には、日本の「大国へのこだわり」は軍国主義と入り交じり、その外交政策の「原動力の基礎」を共に構成して、極端な右傾化行為の「上部構造」を決定づけている。

 なんとなく、国内の方が上手くいっていなくて、それを糊塗するために・・・勇ましい振りをしているんじゃないかと・・・中国包囲網とか、どうも、何かをやっている振りをし続けなければならないという情けない状況にあるような気がしますが・・・でも、なんで・・・外交ができない偉大なる安倍晋三閣下が・・・日本経済新聞 電子版 首相、国連で積極外交 対北朝鮮・日ロ領土問題訴え

 安定した政権基盤を背景に得意の外交に専念できる好循環をうかがわせた。・・・得意の外交なのかね?単に、あちこちで・・・節操も無く、泣き散らしているようにしか見えないのだが・・・思い通りにならないのは、みな中国が悪い!まあ、国内ではこれで通用するのでしょうね・・・米国の「虎の威を借りて」「南進戦略」を密かに推し進める・・・とりあえず、自衛隊を出せば国内では格好がつくからでしょうね・・・救世主に見られたいのでしょうね・・・統計遊びと牽制でどこまで自分の首を絞めていくのやら?

 まあ、基本的な能力が低いので、見栄とハッタリと・・・価値観を共有するお友達ですから・・・その中では、それでよいのでしょうね。本当の決断をしなければならないときってのが、そのうちやってくるでしょうが・・・どうなるのか?

 あれ?面倒な奴が出てくるから・・・ここで一旦切るか・・・眠いし・・・

2016.09.25

  

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