現在をうろうろ(217)

 中国人民解放軍・・・陸軍・・・そのインフラは?

 太陽熱発電所を見つけましたが、本当は陸軍の基地を探していたんです。陸軍の基地ってのは学校と区別がつきにくいので・・・歩兵連隊の基地では面白くないですが、機甲師団とかミサイル基地とか・・・兵器の並ぶ前線基地風の物がね。・・・探すとあるものです。40°51'20.53" N 115°51'24.44" E ・・・

 右の写真のような本気の高射砲陣地ですかね?6基の高射陣が配置されています。兵員はそれくらいいるのやら?兵舎は高射陣の数と同じだけありますね。あれ、こいつはよく見ると・・・地対空ミサイルが装備されていますね。まあ、高射砲かと思いましたが、似たようなものではないかと・・・

 帝国陸軍だと、中隊で6門程度の高射砲を運用していたと思いますから・・・これって、高射砲中隊ぐらい・・・中隊本部をふくめて・・・300〜400人程度ですかね?

 多分、兵器システムが変わっても人員などは変わらないからこれぐらいのものではないかと・・・

 しかし、装備されているミサイルは何ですかね?雰囲気はHQ-12中距離地対空ミサイルではないかと・・・紅旗12か2みたいな感じですね。レーダーが・・・陣の真ん中の建物の脇に工事現場の看板みたいなのがありますから、こいつがフェイズド・アレイレーダーではないかと思われますね。固定基地ですから、牽引式のミサイル発射機が使われているような感じですね。

 ちょっと、この解像度の映像では細かな部分は分かりませんが・・・どこを守るんだ?北京防衛のためですかね?北京から120km・・・北京からこのぐらい離れた街の郊外に似たような軍事施設があれば、北京防衛線と考えて良さそうな気がしますが・・・そういった立地条件の所を当たれば何か出てくるのか?というわけで・・・うろうろすると・・・

 利用されていない空港が・・・廃墟のような?・・・何と自動車教習所に化けているようです。何台もの車が車庫入れやらやっています。中国でもモータリゼーションなんですね。

 まあ、自動車の台数は中国の方が多いようですが、普及率はまだまだ低いようですね。しかし、それがいつまで続くのか?こんな具合に教習所もあるようだと・・・どんどん増えて行くんでしょうね。10倍の人口なら10倍の車、10倍のガソリン・・・

 こりゃ、中国は電気自動車の開発をやってるのでは?・・・やってるどころか売ってますね・・・浙江吉利控股集団傘下の吉利汽車とボルボ・・・ボルボは中華系の会社か・・・英国のエメラルド・オートモティブが2014年3月に買収されて、この会社は電気自動車を販売していますね。従って、電気自動車事業も手掛けている・・・

 こりゃ、中国の太陽熱発電は電気自動車と結びつくのではないかね?再生可能エネルギー研究もしっかりやっていて実用化している・・・こりゃ手ごわいね。その上、バッテリーに使用するリチウムは・・・海水からも分離できるけど、チリ・オーストラリア・中国・ロシア・アルゼンチンなどが主な産出国・・・技術があって・・・資源があると、生産は楽ですよね・・・

 あれ、地対空ミサイル陣地がありますね。40°57'38.76" N 117°44'39.41" E 目が慣れてくると見つけるのは簡単ですね。ただ配備計画がどんな具合なのやら?北京からおよそ160kmですが、このあたりは山がちなんで、配備できる場所が限られているという事なのでしょう。通常のPCの画面解像度で、Google Earthで高度20kmほどで識別可能ですね。

 ここのミサイルはキャニスターに納められているタイプのミサイルですが・・・さあ、なんだか?

 中国は自動車生産にも気合が入っているようです・・・これはサーキットなんですが、観客席が無いですから、車のテストコースなのでしょう。39°44'20.32" N 116°39'23.13" E にあります。1周5500mぐらいありますかね・・・直線は1.5km明らかに高速コース・・・国際規格のものですかね?まるで、東筑波にある奴みたいです・・・


 右のものが日本の日本自動車研究所の東筑波郡の5500mの周回路を持ったテストコースですね。日本には、北海道にこの手のテストコースがずいぶんありますね。

 中国にも、この手のテストコースがあるとは知らなかった・・・中国の産業施設などをチェックするのも面白いかな?確かに、軍事的なものってのが、最先端の技術となる事が多いですが・・・こういった、民生用?のものって、社会インフラにとって重要な役目を持つと思うので気になりわけです。

 中国の製品開発の状況はどんな具合なのか?・・・中国の海外投資はどうなってるのか?チェックが必要な気がしてきましたね。

 なんだか、東シナ海はキナ臭くなってきましたね・・・いよいよ戦争か?中国は日本のF-15が出てきたとやっていますし・・・まあ、この調子だと戦争ですかね?困ったものだ・・・どちらの政府も、コントロールできるうちになんとかしないと・・・戦争が始まりますね。米国の態度は決まっていて・・・今回の件も・・・次のようなコメントですから・・・

QUESTION: So the Japanese defense minister announced that he has formally protested over a close encounter that Japanese jets had with Chinese jets in the East China Sea. I wanted to know if you had any comments on it.

MS. PSAKI: Mm-hmm. I think I do, one moment.

We have seen the reports of Chinese and Japanese aircraft in close proximity. We urge all states to ensure that they respect the safety of aircraft in flight. All parties need to take steps to peacefully manage their differences and develop crisis management procedures that can avoid miscalculations or further incidents at sea or in the air. Any attempt to interfere with freedom of overflight in international airspace raises regional tensions and increases the risk of miscalculation, confrontation, and unintended incidents.

日本の報道に乗らない話ですけどね・・・・・ずっと、この態度・・・従って、日本が頑張って戦争を開始しようとしても・・・アメリカは立つ気配は無いという事ですね。日米安保が平和のための枠組みで、戦争の枠組みでない事を、我が国の政府は理解していないような感じです。それが問題・・・海外に遊びに行って・・・自国に帰れなくなるのは困る・・・ネットに現れる中国世論が、日本ほど過激でないのが救いかも・・・

2014.06.14

  

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