現在をうろうろ(2120)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(32)

 さて、今日も海岸の実験場で色々とやらかしてきました・・・根圏の理解が進んでね・・・また新しい実験も始めたし・・・近頃、農業資材への関心が高くてね・・・耐久性があって安価なもの・・・安価なものしか導入できないのでね・・・

 さて、本日は・・・予定では、朝8時半に近くのホームセンターの開店に合わせて出て買い物・・・新しいトマトの水耕栽培のエアレーション用のエアストンとエアの分岐・・・金魚のコーナーですね。それから、水稲苗のトレイを2つ、正方形の16穴のセルトレイ・・・いつものプラグトレイではなく・・・水稲苗のトレイに正方形のセルトレイがちょうど2つ乗るのでね・・・それから、マルチを地面に留めるための何かを・・・こいつは結局買いませんでした。

 マルチを留めるためのものは・・・画鋲の親戚ばかりでね・・・留めて土でも乗せないとよくなさそうな感じですね・・・隙間から風が入ると面倒なことになる・・・ピンを増やすのも面白くない・・・よって、頭の中で竹を両サイドに渡して・・・U字のピンで留める・・・U字のピンでも良いのですが・・・なんとなく面白くない・・・それに、例の根圏投入用の植木鉢とかもあるし・・・上にかぶせて苗ができるまでの間の雑草の抑圧ができればよい・・・という安易な考え・・・結論は手持ちの資材の活用でした・・・

 竹で押さえて留めるのと大差はないですが・・・農事用の22mmの鉄パイプと専用の留めるやつ・・・どちらも使っていないものですから、これでOK・・・これは色々と応用が利きそうです・・・あと2本あるから何かうまい活用法を考えましょう!何でも気が付けば簡単!こんないい加減な使い方をしているのはあまり見ないのでね・・・マルチの効果も確認できる・・・今回の1つの成果ですね・・・これで、頭がつかれたので終わりにするわけにはいかないのであります・・・

 トマトのエアレーションは数分で完了・・・あとは、新しい水耕栽培ユニットですね。ベースは・・・水稲苗のトレイ・・・問題はこいつには穴が開いている・・・穴を接着剤でふさぐのは面倒・・・穴が必要になる使い方を見つけるかもしれないので・・・農事用ビニールを適当に切って乗せて・・・その上に2つのセルトレイを・・・右のような感じですね・・・あとで、この下に敷いたビニールがちょっと小さくてね・・・上にかぶせるために切ったやつを流用したのでね・・・

 それに、軽石を満たして湿らせたミズゴケをちょっとちょっと乗せて、ほうれん草の種をまいてみました・・・あとは、例の台に設置して水平を出して水を注ぐわけです・・・ちゃんと水が回るか確認のためにトレイに注水・・・ちゃんと水が上がってきてOK!果たして、このいい加減システムでちゃんと育つのかどうかですね・・・

 私が水稲農家だったら・・・年に1回しか使わないこのトレイの使い方を色々考えただろうなと・・・年に1回では・・・バジルをこれで育てて毟ってれば結構食えますからね・・・バジルなどは結構密植が可能で・・・左のような感じですからね・・・摘み取って挿し木を繰り返せばすぐ増えますからね・・・

 さて、上の奴、精密水面制御が問題で・・・色々と現在安上がりな方法を考え中ですが・・・ちょっと今回は難しいね・・・知見がたまって楽な方法ってやつをひたすら考えていますから・・・ただ、この水稲苗のトレイはインチ規格なのかね?2X4の木材との相性が良いのでね・・・

 試作に入りましたが・・・あわてることは無いという・・・上の水稲苗のトレイはなんと3リットルぐらいの水が入る・・・この面積での1日の蒸散量はそれなりに植えられていて1.5リットル程度ですから・・・毎日様子を見て水を足せばOKかも?日に日に、横着な考えに・・・まあ、一応はほかにもやりたいことがありますから・・・ペットボトルを逆さに立てての潅水装置を作らないとね・・・システム化が徐々に進んでいきますね・・・

 水耕栽培での根圏は、どうやらかなりコンパクトで済むような気がしてね・・・そして、葉物野菜は徒長させた方が良さそうでね・・・やわらかいし・・・結局は、植物体に吸収された無機養分と、それから作られたビタミンなどのわずかの要素と・・・熱量は主食穀物で食べればOK・・・どこまで大きくなるかの問題ですね・・・また実験が始まったようなものです。蒸散の見込みを間違えていると、かわいそうなことになるが・・・軽石とミズゴケの保水量はかなりあるはず・・・という安易な考えですからね・・・並行して、露地栽培も・・・水耕栽培は凍ったらできませんからね。

 まあ、やってみないとわからない・・・一応、小松菜も同じように作り始めました・・・右のように2つのシステムが並んでいます・・・給水装置で悩んでいるのは・・・右の写真のように斜めにトレイを置きたいからなんでね・・・鞍金具があればOKなんですが、手持ちが無くて・・・別の方法も考えてやりたくて・・・無ければ、知恵を絞ることになりますからね・・・思いつきに金がかかるのは面白くない・・・お財布様の体力を考えると・・・

 さて・・・例のカイゼン・・・なんで下々の者が知恵を絞って生産の効率化を図らなければならないのか?私には理解できない・・・というより、私の場合はシステム設計を自分でするから・・・自分で考えたことを実際の形にする・・・その中で、作業要素に分解して考えるから・・・設計の段階から、カイゼンが実装されている形になるわけです・・・今回のでは・・・既存の物の流用が中心ですが・・・右のトレイシステムの中の核心技術は・・・トレイの穴をふさぐ・・・ビニールの使用ですね・・・幅2m程度のビニールですから・・・80pほどの幅に切る・・・場所が無いので、筒状の奴を立てて80p引き出して筒状の奴に沿わせて、ナイフの刃を走らせればOK・・・次に必要な幅に切るためには・・・

 大きな台の上で切っても良いが・・・そういったものが無い・・・自分に指示を出さなければならない・・・この場合にはXXせよ・・・作業要素に分解して、自分にわかる形にして命令を出している・・・

 何しろ、外ですから・・・風もあるのでね。指示は、左のような指示を脳は私の体に命じるわけですね。トレイで挟んで必要量を切り出せ・・・

 指示を記憶しました。実行します・・・その結果が、上の写真ですね。まだ試作ですが・・・これが、最も簡単な水耕栽培というか・・・楽ちん栽培ではないかと・・・

 ああ、もう一つ・・・このセルトレイを持ち上げるのは困難ですね。非常に薄いので形状を保つのだけで精いっぱい・・・簡単に、セルとセルの間に棒を差し込んで持ち上げれば持ち上がるものですね・・・濡れていれば、軽石が流れ落ちる心配は無し!・・・ああ、カイゼンの話でもあったんだ・・・

 結局、カイゼンというのは・・・企画運営する管理職が、自分の管理しているシステムに関して無知なだけ・・・買ってきた機材を並べてそれで生産しているから・・・機材と機材の間の祖語の調整を、下々にカイゼンを押し付けているだけ・・・なんとなくね。

 確か、トヨタでは・・・買ってきた機械をそのまま並べるなんって事はしなかったはずですね・・・上からのカイゼンと下からのカイゼンのマッチが・・・トヨタを世界のトヨタにしたのだと思いますが・・・どうやら、偉大なる安倍晋三閣下の場合には丸投げの下だけのカイゼンを叫んでいるようでね・・・

 ああ、この夏は色々な水耕栽培システムを実験していますが・・・植物は偉大だね・・・結構無理が利くものですね・・・水に弱いはずのひよこ豆は水耕栽培可能なような感じですから・・・あとは、肥料の最適化を考えないとね・・・作業を規格化して、その時間の設定も可能になりそうだし・・・生育予測も考えなきゃいけないし・・・IoTは難しいね・・・

2016.09.10

  

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