現在をうろうろ(2100)
日本貧窮者経済新聞
 TICAD VI 官民円卓会議提言なんてのがあるね・・・?(14)

 さて、TICAD VI 官民円卓会議提言 ってやつの続きですね。どうも、辺境商売という概念が抜けている・・・まずは辺境の開発を人力・畜力で行わせて、食糧増産・・・ここからがスタートでは?人口増加=富の蓄積のスタートですからね。身の丈に合ったものを売らなければならないのに・・・

 たぶん、独裁者だって下々の豊かさの増進に努めないと政権は不安定なものに化けるわけですからね。北朝鮮を眺めると・・・三代目でやっと豊かさが感じられる状態になってきているようですからね・・・工場なども美しくなっていますからね。ちょっと、ペンキの色数が増えただけで違ってくる・・・その意味では、アクリルペイントの工場などは、プロパガンダより強烈だと思いますね。屋根の色も・・・トタン屋根がカラフルになっていますからね。

 豊かさを感じさせる安価なものを・・・豊かさを演出するもの・・・ビー玉やベーゴマや剣玉でもおまけにつけるか?ああ、アフリカ向けの教育雑誌などの発行も良いのでは・・・紙で作るスカイツリーとか、日本の名所などの組み立ての付録とか・・・教育の名を騙っての日本を意識に定着させる・・・表向きはバリバリの政府系雑誌にして・・・政府の肝煎りなら・・・じゃなくて・・・続きだね・・・

 また,漁業も食料自給率の向上に大きく貢献が期待される分野であるが,現況は,漁民の漁業技術の未熟さや漁業資源管理能力の低さにより,アフリカの豊富な漁業資源を有効活用できていない。食料の多くを輸入に頼る構造は高額な食料価格と人件費につながり,企業のアフリカ進出意欲を鈍らせている。

 漁業資源の利用には漁船という大型投資が必要になるから困難でしょうね。自給的なものが限界になるね・・・内陸国も多いし・・・ただ、内陸国でも漁業をやりますからね。ソマリアの海賊連中は、どうもケニア辺りの連中の漁業技術を受け継いでいるようですからね・・・大きな湖や沼沢地があるところも・・・北朝鮮の真似、ナマズの養殖でもすれば良さそうですが・・・あとはカエルの養殖とか・・・このあたりがスタートじゃないかと?数がそろえば市場が成り立つわけですからね・・・手漕ぎのボートでの漁獲を集めても商店は成り立つが、市場は成り立ちにくいが・・・ということですかね。

 漁業もアフリカでは基本的に国際分業になるというだけですね。そうでなければ、淡水魚の養殖ということになる・・・太陽光パネルとポンプの導入、餌となるプランクトン小魚の発生による大きな魚の養殖かな?資源が無ければそういった事になる・・・水草を食べる淡水魚の導入とか・・・いや、熱帯魚には色々といるから・・・ナマズなどの仲間につながるような食物連鎖型の養殖を・・・餌用の魚類・・・魚肉団子でも売るか?・・・いや、やはり大きな魚の方が販売効率が良いかな?

 結局は、人手があっても資金が無いというのが大問題ですからね・・・初期導入費用が安くて、人手で何とか維持できるようなものを導入させることから始めないと無理じゃん・・・機材を放り込もうにも金がないのだから・・・

 あれ?食料の多くを輸入に頼る構造は高額な食料価格と人件費につながり,企業のアフリカ進出意欲を鈍らせている・・・この文の意図が分からない・・・そんなに、アフリカでは食糧が高いのか?人件費が高いのか?東京並みのわけは無いと思うのだが・・・なんだか、文章のつながりも良くないが・・・

 開発の基礎となる社会・経済全体を底上げするためには,農水産業強化,産業化が必須である。具体的には,食料自給力向上と生産性向上を通じて,農・漁民の収入・生活力向上を図り,Food Value Chain 構築を通じて生産物の国内他地域への売却ならびに国外への輸出を図ることと,それを実現するための官民連携(生産・流通・加工・検疫)が必要である。

 なんだか変な感じの作文だね・・・基本的に不足しているから、余剰を地域から移出する事も事実上困難だから、逆に外から流れてくる食糧が必要になる・・・従って、現状で過剰生産を起こさなければならない・・・つまり、産地の創出ですけどね。そのためには、一人当たりの耕地の拡大がスタートだから、農機具をちょっと高度化・・・燃料を継続的に買えないなら、人力及び畜力の利用になってしまうのでは?効率の良い日本製の手動の農機具・・・牛馬耕の技能伝承者を世界のどこからか・・・北朝鮮には沢山いますが・・・そういった連中の投入かね?畜産振興にもつながるし・・・まあ、牛馬耕をやっているはずだから、それの効率化ですかね・・・現在の基盤の高度化だろうね・・・燃料や部品というもののValue Chain 構築がなされてもいないのに、機械力の投入は困難ですからね・・・

 景気の循環と同じですかね・・・生産過剰を引き起こすために・・・この部分がないから無理じゃないかね?高利益率の農産品の導入とか・・・結局はプランテーションを作ることになるのでは?個々の農民の力をつけるか・・・どちらかになるが?これじゃ提言にはならないと思うのだが・・・まあ、日本の農業みたいなものじゃないかね?チーズを作ればバターがなくなる・・・これで、チーズの輸出ができるか?というやつと同じだと思うが・・・結局は、バターを輸入することになったみたいだし・・・

 なんとなく、アフリカの大部分の地域ではインフラが悪すぎて日本の農業機械を投入できない・・・インフラがあるところでは、日本の農業機械では小さくて売れないということじゃないかとね。

 また,広域開発における回廊沿いの地方都市開発計画策定に当たっては,適切な土地利用計画を通じた職住近接を実現し,都市農地確保と農水産物流通経路開発を計画段階から盛り込み,広域開発・都市計画と組み合わせることが重要である。

 なんだかよくわからないね・・・回廊沿いに都市が建設されるのはわかるが・・・都市農地確保と農水産物流通経路開発を計画段階から盛り込み・・・結局は、農産品の過剰生産にならなければ移出は無理で、近郊農業の枠を超えないことになるのだが?集散地としての都市の位置づけにするということだろうが・・・広域の農業開発と、その中核都市の建設・・・ああ、都市を作りたいだけね。

 どうも、まじめにアフリカ開発を考えているのではなく、今アフリカに売りたいものからの演繹での提言みたいな感じですね。それで・・・文のつながりが変だったりするのかね?なんだか、結局・・・農水産品は潜在的には存在するが、現実には輸出をするほどには存在しないということですね・・・なんとなくわかったが、わからないね・・・何がしたいの?

■保管管理能力向上のための基盤整備
 農地整備と生産性向上,農水産物流通経路開発のみが解決策ではない。収穫された農水産物の保管管理能力が殆ど発達していないアフリカにおいては,収穫量に比して商品として店頭に並べることが出来る農水産物量はあまりに少ない。物流インフラ設備にあわせて保存倉庫及び防虫薬・農薬等による保存管理能力の向上や,農薬等の薬物検査を実施する公的検査機関及び検査担当組織の整備と人材育成,関係法令の整備を並行して行うことが重要である。この分野でも湿潤温暖な気候の下で農水産業・食産業を発展させてきた日本の人材と技術は大きくアフリカに貢献できる。

 余剰生産があるけど無い・・・私の所のキュウリみたいだね・・・私にとって幸いだったのはキュウリの苗を2本だけ植えたこと。もし4本植えていたら・・・余剰生産の販路は無いから・・・そこらに捨てていたはず・・・つまり、この状態を豊かであると考えているのでしょうね。したがって、保管技術も発達しないし流通も無い・・・価値観を少し変えるしかないね・・・先方か日本の・・・

 少なくとも、集荷システムの構築ということになるが・・・結局は、輸送手段の問題で・・・大資本が集めて回ることになるのではないかと・・・だって、辺境ではトラックは買えないだろうし・・・燃料だってどの程度流通しているのやら?

2016.09.05

  

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