現在をうろうろ(2088)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮のSLBMの地上転用と全巨里の収容所は・・・?

 なんだか、私にはよくわからない話が多くてね・・・米専門家「北のSLBM、地上転用も可能」-Chosun online 朝鮮日報 これを眺めていて・・・

 北朝鮮が、実戦配備を控えた潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を車両に積んで「移動式弾道ミサイル」として使用する可能性があり、これは韓国にとって深刻な脅威になりかねないという。米国の軍事専門家が指摘した。また、韓国が北朝鮮のSLBMをきちんと防ぐためには高高度防衛ミサイル(THAAD)が2部隊必要、という主張も提起された。

 このミサイルって、どこをどうやって守るのやら?飛んでくるミサイルをおよそ1000kmほど離れたところで捉え追跡して200kmほど離れたところで高度150kmほどの所で破壊ということですね。

 ハワイの真珠湾を狙う中国の弾道ミサイル基地からのラインを取ると左の赤い線のように飛んできて・・・ハワイのミサイル基地は緑の円の中心にあって・・・200km圏内に収まるから・・・こんな風な防衛を行うのだなということがわかるわけです。

 韓国に配備される予定のTHAADシステムは慶尚北道星州郡に決定というわけでソウルは円のはずれですから・・・どうやら防衛する気はなさそうですね・・・釜山を防衛するために設置されるのかね?

 北朝鮮が攻勢をかけるとすれば・・・どんな具合になるのかちょっと見当が付きません・・・ソウルを核の火で焼くかどうか?

 軍事境界線からおよそ10kmほどの所に重砲と自走砲の陣地がありますからね・・・戦車などで越境してくると、左のような・・・これってK9ですかね。こういったやつの砲弾が降ることになる。

 核攻撃をするかしないか・・・まあ、簡単には攻撃をかけるとは思えないのですがね・・・35°08'12.4N 128°38'39.4E - Google マップ 鎮海には強襲揚陸艦をはじめとして、潜水艦隊などもありますからね・・・韓国海軍の主力がいるわけですから・・・微妙かもしれないが・・・

 ジェームズ・マーティン不拡散研究センター(CNS)で東アジア不拡散プログラム(EANP)ディレクターを務めるジェフリー・ルイス氏は29日(現地時間)、自らのブログを通して、北朝鮮のSLBMの原型となった旧ソ連のSSN6型弾道ミサイルを、北朝鮮がすでに中距離弾道ミサイル(IRBM)「ムスダン」に改良している点を挙げて、上記のように指摘した。ルイス氏は「固体燃料を使用する北朝鮮のSLBMが地上用として配備された場合、発射の準備時間は液体燃料のミサイルより短いことから、脅威になる」と主張した。発射準備時間が短縮されると、事前の探知がそれだけ難しくなる。

 固体燃料ロケットですからね・・・そして8m程度だと移動は楽だし・・・例えば、右の北朝鮮領内の大型の建物の前にある重機なのかミサイルを積んでいるのかわからないものがあったりね・・・

 なかなか難しい・・・

 北朝鮮のSLBMは、もともと液体燃料を使用していたが、今年4月から潜水艦発射が容易な固体燃料に交換され、最近ではこのミサイルが500キロ飛行した。北朝鮮のSLBMは最大射程がおよそ2000キロで、ムスダンIRBMの3500キロよりは短いが、液体燃料を使うムスダンに比べ迅速な発射が可能と分析されている。またルイス氏は、海中から発射されるSLBMを防ぐためには「韓国にはTHAADが2部隊必要で、(SLBMの脅威に対する)明らかな解決策になるだろう」と主張した。来年末までに慶尚北道星州へ配備されるTHAADは1部隊。このためルイス氏は「兵器の競争だけが続くと、むしろ各自の手を一層強く縛ることになる。外交的解決策も模索すべき」と主張した。

 結局は、簡単には殺し合いを始めにくい状況になっているということなのだと思うわけで・・・北朝鮮は韓国を自国領と思い、韓国は北朝鮮を自国領と考えているわけですから・・・戦争になれば、同じ民族が殺し合いを始める・・・そうなると、核兵器の矛先は・・・ご近所の生意気な日本ということになってしまう・・・ということで、どうやら北朝鮮と日本は戦争になる可能性が高くなりそうな・・・なんとなく悪い将来しか見えてこない・・・

 さて、北朝鮮物をもう一つ・・・脱北女性急増で北朝鮮の「国境教化所」が拡張-Chosun online 朝鮮日報 これですね。これはどうやらまともな報道ですね。

 全巨里教化所は中朝国境に近い咸鏡北道会寧市にある。HRNKは商業衛星写真分析会社「オール・ソース・アナリシス」と共同で1960年代から昨年5月までの衛星写真や脱北者の証言などをもとに全巨里教化所の変化を観察してきた。

 この報告書によると、教化所収容者の20%が女性で、このうち80%は中国から強制送還されてきたという。グレッグ・スカラトューHRNK事務総長は報告書で「北朝鮮では女性収容者が増え、2009年2月から8月まで教化所本施設の近くに女性収容のための付属施設を建てた。これは衛星写真分析で事実であることが確認された」と述べた。


 左の奴が全巨里教化所と知られる場所ですね。42°12'34.5N 129°45'19.7E - Google マップ ここですね。左の写真が2008年12月26日のもので、カーソルを写真の上に持っていくと、2015年10月3日の状況が見られます。まあ、施設が大きくなったのは見ればわかりますね。

 ここは銅山のお仕事がある素敵な場所で・・・どうやら重労働のメニューが色々あるようですね。区画が2つに分かれているので、男女の区画であることは想像が付きますね。北朝鮮の収容所はこんな風に接しているのは珍しいような気がしますが・・・監視体制の問題ですかね?

 この収容所に隣接する住宅の数が変わっていないのでね。およそ200人弱の看守と考えてよさそうですね。

 会寧市出身のある脱北者は「全巨里教化所は1970年代末に『第22号青年教養所』という名称で建てられ、80年代半ばに全巨里第12号教化所と名称変更した」と言った。もともとは男性専用教化所だったが、脱北女性の数が大幅に増えたため、2007年4月ごろから女性も収容し始めた。ここに収容された北朝鮮住民は1990年代の約1300人から今では約5000人と4倍近くに達している。

 住居の数からすると、この収容所の看守の数は200程度、そこに5000人が詰め込まれている・・・3交代で60人ほどで5000人ね・・・北朝鮮は効率よく管理していることになるね。府中刑務所で2000人余りを500人余りの刑務官で管理しているようですね。

 全巨里教化所に収容されたことのある脱北者は「男性収容者は鉱山で銅を掘り、女性はかつら工場や農場で強制労働をさせられる。拷問・殴打などのひどい行為が日常的に行われている」と言った。HRNKは北朝鮮当局に対し、栄養失調に苦しむ収容者の状況の改善、銅鉱山を含む職場環境の改善、銅鉱山近くの水質汚染の解決、すべての収容施設の赤十字国際委員会(ICRC)接近許可などを求めている。

 拷問殴打が日常的に・・・少ない人数での統率だからか?ここと会寧の間には、鉱山があって、そこにも1つ収容所がありますね。42°16'00.6N 129°45'54.4E - Google マップ ここですね。基本デザインは同じですから・・・右の奴ですね。ここは2013年に増築されていますが・・・男も女も鉱山での労役なんですかね?

 なんとなく、ここの鉱山は採掘が終わっているような感じですが?鉱山宿舎を転用したのかね?詳細は不明ですが・・・

 徐々に北朝鮮の施設の類は確定されてきているという感じですかね。北朝鮮の施設は、どれも同じような建物でね。

 ああ、中国の空母の話もだんだんニュースとして流れるように恐るべき中国の軍事力の虚と実(1) Joongang Ilbo 中央日報 ちょっと興味深いね・・・

 ああ、中国も空母を量産するようになるのかね・・・

2016.09.01

  

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