現在をうろうろ（2047） 偉大なる安倍晋三閣下の九州での自慢話は・・・？（39） さて、・・・平成28年7月27日 一億総活躍・地方創生全国大会ｉｎ九州 安倍総理講演 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これの続きで、内容的に未来への投資を実現する経済対策 ってのに迷い込んでの、その続きですね。 自然災害は、起こる事は確実で・・・避ける事はできないですから・・・減災という概念が出てきますが・・・戦争は、政治家諸氏が頑張れば回避できますが・・・経済政策の一環としての戦争の恐怖なども織り込んでいますからね・・・役にも立ちそうにもない、不思議なヘリ空母とか・・・あんなものを作って何に使うのやら？強襲揚陸艦もどきでもあるが、医療設備は貧弱すぎるし、にわか手術ユニットを積んでも・・・アメリカ様の強襲揚陸艦だと医療スタッフだけでも100名をはるかに超えますからね。3割の死傷を前提とした医療ですからね・・・中途半端なもので、戦う戦闘員は可哀そうだと思いますが・・・残念ながら、借金の山しかない政府の見栄ではあの程度になるのかね？ なんでも、名目は世界最高水準ですが、その実はどうなのやら？世界最高品質の・・・値段が高ければ当たり前だと思うのだが・・・ （２）東日本大震災からの復興の加速化 東北の復興なくして、日本の再生なし。本年度は、今後５年間の「復興・創生期間」の初年度にあたり、「『復興・創生期間』における東日本大震災からの復興の基本方針」10に基づき、被災者の自立につながり、地方創生のモデルとなるような復興を実現することを目指す。復興道路・復興支援道路、復興を支える港湾の整備等を加速するとともに、東北の観光復興を一層進める。原子力被災地域については、平成29 年（2017 年）３月までに除染実施計画に基づく面的除染を完了させるべく万全を期す、中間貯蔵施設への除去土壌等の搬出に取り組むなど原子力事故への対応に取り組むとともに、まちの再生に向け事業再開等を図り、被災前の東北とは違った新しい東北を創っていく。 産業の復興計画は？都市計画は・・・何で活力を生み出すのか・・・道路・港湾整備は明確な目的が無いとね・・・東北の観光？何か見るべき素晴らしいものがあるのかね？素晴らしい自然があるだけではだめですからね。魅力ある人間がいればリピーターは出るが・・・ベースとなる東北人に・・・「魅力ある」・・・を冠することはかなり難しいと思うのだが・・・魅力の定義の問題でもあるが・・・ 観光を叫ぶが、基本的には観光のベースになる魅力的な産業が・・・伝統工芸でも良いですがね。そういったものの裏付けなしで・・・XX饅頭だけでは、XX漬けだけでは、XX味噌、XX醤油・・・日本酒・・・地域文化の上に載っている産業群・・・世界に通用する地域の晴れの日の料理とかあれば少しは違いますが・・・ 観光！観光！と叫びますが・・・ここに来て本当に良かったと、心から思えるのはどういった状況であるかの問題ですかね。震災復興・・・私は、文化の復興だと思うのだが・・・残念ながら、津波被害の大きかったところの文化は、海に直接結びついていた文化であったが・・・復興では、海と人とを切り離す形での復興が行われることになる・・・津波が入りにくくなる＝人が海に出にくくなる 何となくね・・・私の海岸の小屋から海へ出るのがちょっと困難になりましたね。最寄りの海に出る通路が無くなりましたからね・・・ちょっと歩かないと浜に降りられない・・・防波堤も嵩上されますから、海が見えにくくなる・・・海から切り離されていくことになりますからね・・・ 日本の海岸はやがてすべてコンクリートで覆われる事になるのでしょう・・・建設業者は称賛するかもしれませんが・・・護岸を見に海岸に行くつもりはないですからね・・・しかし、それが日本の現状ですから・・・何かあったら逃げられるじゃないですからね。まあ、「日本らしい日本」は基本的に貧乏ですから・・・一線防衛陣地を構築するのが限界で・・・その一線だけに力を入れるから、海岸の長大な防波堤になってしまうのでしょう・・・水際作戦だけしか頭にない・・・縦深防御の概念は無さそうですからね・・・最前線の一線だけをひたすら守る・・・津波では一線防衛では事実上意味が無い・・・河川も遡るし・・・排水路はすべて津波の攻撃に一度にさらされますからね。一線は所詮、時間稼ぎですから・・・二線に退くことを考えなければならないのでしょうが・・・ 一線しか考えないで一線に投入した金と資材を考えると、一線を信頼しなければならなくなるのかね？二線を構築できないのであれば・・・という事ですかね。どうも、欧米の防災の概念の中には、縦深防衛の概念が見受けられる気がしますが・・・きっと気のせいでしょう・・・私は妄想家なのでね。 なんだか、建設業者の夢の・・・コンクリートで防衛された都市が現れるのかね？ （３）災害対応の強化・老朽化対策 災害大国日本として頻発する災害に備えるための防災・減災対策等を推進する。特に、防災情報の伝達体制等の整備のほか、緊急防災・減災事業債の対象事業を拡充し、指定避難所及び災害対策拠点となる庁舎の防災機能を強化する。また、インフラなどの機能を将来にわたり発揮するための老朽化対策等を強化する。 どうせ、コンパクトシティーになるわけだから・・・人口減少の予定最終後退線に資金と資材を投入するのが無難では？一線防衛は放棄・・・何かあったら、中核部へ逃げる・・・結局は活力のあるところでは更新されていくが、活力が失われつつあるところでは更新の機運は高まらない・・・あきらめのムードになる・・・  偉大なる安倍晋三閣下は左の場所に立って眺めたとして、この場所に大型漁船が並び、活気ある市場が、観光船に乗る長蛇の列・・・そういったものを思い描くことができるのか？ 地方の漁業中核となる市場や、観光資源の活用のための投資を行う気になるかどうかですね。旅客ターミナルがあり・・・この湾のあちこちの港を結ぶ観光船とか・・・ 川船にも観光客が乗り・・・汽水域の盛んな漁業や・・・棚田の農作業などを眺め・・・夜に川船からの月見で一献を傾けるとか・・・小さな漁船に製氷施設から氷を積み込んで甲板に小山を作り魚を捌いて刺身を山のようにのせて大勢が楽しむとか・・・  岸辺の船着き場の木製の広い空間などで夕涼みと、小さな灯火の下でのささやかな宴席の列とか・・・釜あげしらすや、小さな干物や串焼きの肴などを手にして一献・・・ かつての干物を干すための石を敷き詰めた場所にも干魚が並べられ・・・問屋が活気を見せ・・・魚の加工業者や漁業者が連日宴会を行い・・・観光と漁業と棚田の街としての活気が想像できるとは思えないのだが・・・ 右のような場所に夕方屋台が連日出て、夕涼みが楽しめ・・・活気があれば・・・しかし、多分静かな・・・誰もいない夏の夕べがありそうな気がしてね。 残念ながら、観光というのは・・・経済的な豊かさの・・・その余り物から生まれる非日常ですから・・・ものすごい豊かさが無いと成立しない物だという事だと思いますね。ここには、それがあるのか？日常的な美しい風景だけでは観光は成立しない・・・ ここの防波堤は無いに等しいので美しい風景が保存されていますね・・・防災のために、ここに3ｍの護岸を作ったら？刑務所の壁みたいになっちゃいますね・・・ここは、緊急防災・減災事業債の対象事業の対象になるのだろうか？観光が発展したら？逆に、この景観は残さないといけなくなるし・・・竹の簀子の素敵な場所・・・釜あげしらすと、あと２・３品とちょっと良い酒でも出す屋台があれば・・・無い物ねだりかな？ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日 愉快に過す街角 ぼくは ぼくは帰れない 偉大なる安倍晋三閣下も木綿のハンカチーフ状態ですね・・・結局は、票田が泣くことになるのかね？ あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい まあ、仕方ないですね・・・こういった、田舎の美しい場所はお好きでないようですから・・・近くにゴルフ場は無いのかね？美しい景色より、経済力とそこから生み出される余剰な・・・過剰な豊かさが人を引き付けて、観光地になる・・・温泉なら、何もなくても湯量で勝負できた時代でもないようですし・・・難しいね。観光は経済の余禄と定義したら・・・経済の余禄がある地域が日本にどれだけあるのやら？ 2016.08.17 |
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