現在をうろうろ(2045)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(26)

 今日も、セメントをこねてコンクリート板を作って、対照区を作り出す準備です。それから・・・普通は農業には使わない、塩化マグネシウムを製造する事にしました・・・塩化マグネシウムは高価ですから・・・とか言いつつ、25kg買い込んでも良いかなぁ〜なんってちょっと思いましたが、潮解性はあるし扱いにくい代物ですから、製造することにして・・・問題は、塩化ナトリウムとの分離ですね・・・食塩の濃度が低ければ、植物も食塩に耐えられるのではないかと・・・その実験もしたくなっているというわけです。

 しかし、植物は何で食塩を利用しないのかね?カリウムを利用して、生体膜を駆動して物質の交換や移動をやっていますからね・・・かなり、植物の体は動物とは違った面がありますから・・・それが気になるわけです。

 カリウムポンプを利用していますが・・・ナトリウムポンプは利用していなさそうでね・・・私の知識が古すぎるのか?どうもよくわかりませんね。

 この辺りが気になるようになったのは・・・植物にマグネシウムを与えるには?という事を考えていた結果なんです。苦土石灰でも良いですが・・・ク溶性ですから・・・生育の初期段階では、マグネシウムなどは吸収しにくいだろうと・・・それだけですね。そして、あまり高価な液肥も買えないし・・・

 持続可能というのは、全てが安価に!これに尽きますからね・・・高いものを使ってはいけない!肥料などの微量元素もなるべくなら身近にあるものを使って・・・これを考えていたら・・・巨大な微量元素の貯蔵場所である海を利用することに至ったというわけです。

 そこで、すでに購入済みのプランターの水抜き穴をふさいで、塩つくりの施設をでっちあげたわけです・・・潮汲にも行ってきました・・・焼酎の入っていた4リットルボトルを2つ下げて8リットルを15分もかけて汲んできました・・・こいつを、プランターに入れて・・・雨が入らず、風通しの良い場所なら1日に500mLほどの水が蒸発するだろうと・・・500gの海水には15g程の塩分が含まれているはずですから数日おきに潮汲に出かければOKでしょう・・・水が蒸発して飽和するようになれば・・・およそ10リットルのこのプランターで毎日15g程度の食塩が取れるようになるはずです・・・近いうちに、蒸発促進のための仕掛けも考える事にしましょう・・・

 現状では・・・左のような製塩施設ですが、そのうちもう少し立派にしましょう・・・

 何日もしないうちに海水は腐り始めるはずです。プランクトンたちが死んでいきますからね。表層水には思いのほか沢山のプランクトンがいて・・・そいつらが腐るわけです・・・好塩細菌がどのくらいの濃度の塩水にのさばるかは私は知りませんね・・・

 海水が腐るのは・・・かつて海水魚を海水で飼おうとして失敗しましたからね。それで、ある程度の知見はあるわけです・・・

 海水の成分は水 96.6%に塩分 3.4%とされています・・・塩分の濃さは、場所によって微妙に違いますね。淡水が入る場所や、プランクトンが多いとかで・・・しかし、この塩分の組成はどこも一緒で・・・一般に、塩化ナトリウム 77.9%、塩化マグネシウム 9.6%、硫酸マグネシウム 6.1%、硫酸カルシウム 4%、塩化カリウム 2.1%、その他の塩類という風な組成のようです。これは、深層水でも表層水でも同じですね・・・むかし、HMSチャレンジャー号が1872年から1876年に世界の海を航行してサンプルを集め・・・海水の塩分組成はどこも同じという事を確認していますね。

 海の底の方には真水があるとかは迷信であると・・・まあ、色々と調査を行ったわけです・・・海洋深層水に不足するものはプランクトンで・・・深層から汲み上げた海水は加工が楽だという事ですね・・・煮沸して濾過とか考えましたが・・・面倒で、海水の元を使うのが楽だと・・・今回は、腐ろうが関係ないので蒸発させつつ海水を加えて、このプランターの底に食塩が堆積するようにしたいというわけです。

 飽和食塩水ができたら・・・藻塩を試してみようと思っています・・・浜から海藻を拾ってくるという作業ですね・・・浜の海藻には塩の結晶が沢山ついている・・・こいつを、飽和食塩水の中で洗うと・・・食塩の結晶は水に溶けずに・・・飽和食塩水の中に落ちるはず・・・海藻に海水をかけて干しておけばOK・・・流下式塩田のようなものですね・・・エネルギーは最小で済みますから・・・波板と海藻の組み合わせが良さそうですね・・・あとは、自動潅水装置・・・馬鹿みたいに単純な装置で自動化がしたいのでね・・・

 ああ、海藻じゃなくていいや・・・もっと効率的なものを・・・園芸用のミズゴケの方が良いかも?海水を吸って、表面に塩の結晶が出るはず・・・

 たぶん、古い時代の製塩は飽和食塩水で藻塩を洗い流して結晶の回収ではないかと思うのでね・・・だって、近世の製塩では確実に薪の採取で森林破壊がありますからね・・・終戦直後には、鹿島神宮の神域の樹木も盗伐されていますから・・・古代はそういった収奪型の大量消費は行われていない可能性が高いのでね・・・主に自給用、だって・・・交易の産物の需要が小さいから・・・日本で交易用の産物の生産が大きく伸びたのは、律令体制に入って、製品の規格が定められ、大規模流通が行われるようになってからだと思われますからね。

 そうだ、あとで延喜式の製塩に関連する内容をチェックして置こう!塩産地で必要とされるエネルギーの推測ができるはず・・・税として定量を移出していますからね・・・

 あとは、コンクリート板による雑草の鎮圧ですね・・・こいつにはようりんが骨材として入っていますから・・・石灰と苦土とリンが含まれることになります。ク溶性の肥料の塊と私は考えています・・・

 不耕起栽培を選択したから・・・圃場に余計なものを置くことが可能になったが・・・もう少し、こいつを推し進めて・・・自動化への道もちょっと探ってみるか・・・

 あ、こいつのサイズを測っていないや!こいつで、雑草を鎮圧して大正金時の生育を助けようと思っていますが・・・なんとなく、あまり関係ないのかと・・・鎮圧すると・・・どうも、周囲の雑草に寄りかかって生きているのではないかと?そして・・・葉は・・・周囲の雑草の上にある・・・

 なんだか、栽培者に似て色々と怠けているような気がしてね・・・しかし、草に埋もれつつも、水耕栽培をしているやつと・・・形が同じなのでね・・・ちょっと、収量が気になる・・・左がかなり出鱈目な水耕栽培の被検体・・・葉の色つやで肥料の投入を感でやっている物ですが・・・どうなることやら?寝たり起きたり色つやが悪くなったり悪くなったり・・・いじられまくっている5本の生体・・・

 栽培技術の確立をしないと・・・

 花も咲き始めましたから・・・廃棄予定だった水耕栽培の奴と比較するために・・・水耕栽培の奴は生かすか・・・

 とにかく、今年中に色々とやってみて知見を増やさないと・・・ガルバンゾを蒔いたら・・・やはり、ダンゴムシの食害がありますね。ダンゴムシが入れない育苗器を作らないと・・・ただ、ちょっと試したいこともありますね・・・ダンゴムシや・・・いわゆる分解者ってやつらが手を出さない物が・・・炭化層で覆われたもののようですね・・・木の杭なども表面を焼いて炭素で覆うと・・・それが完全に表面を覆っていなくても・・・持ちが違いますからね・・・事によると・・・炭素の粒や幕は・・・手を付けるだけ無駄というサインになっている可能性が高いような気がしますね。微粉の木炭でもかけておけば食害が防げるかどうかですね。

 とにかく海岸ではダンゴムシの食害が強烈なんでね・・・こいつを何とかしたいものですね。

2016.08.16

  

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