現在をうろうろ(2040)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(25)

 ああ、海岸の砂地で作物を作るためにはどうやって有用成分の流出を防ぐかの問題という事になるようです。水とともに有用成分は流れていく・・・流さないためには大掛かりな土壌改良・・・ベントナイトでも入れるか?砂であることを最大限に利用した方が面白いので・・・根圏への直接投入を考えましたが・・・ふとね・・・

 調子のよかったトマトの突然のカルシウム・苦土の不足がね・・・いきなり微量元素が失われた・・・トマトの尻も悪くなったから明らかにカルシウムの不足・・・どうやら、関連性があるのは・・・私がトマトの根元にあった軽量ブロックの割れたやつを動かしてからのようです・・・軽量ブロックの骨材に関しては不明な部分があるけれども・・・高炉スラグなどが含まれている可能性がある・・・そうなると・・・ケイカルとかようりん類似のものがケイ酸カルシウムで固められているようなものだと・・・まあ、高炉セメントだったらそれだけでもク溶性肥料だと言えなくもない・・・

 というわけで・・・ようりんとセメントを買ってきて、混和して・・・水で練ってコンクリ―板を作ろうという・・・非常に安易な発想をやったわけです。ケイカルは・・・ケイカル板というやつがあるので面白みが無いのでパス・・・鹿島ケイカル1号などは安いのでセメントの骨材にするのも良いだろうと思いましたがね・・・鹿島ケイカル1号 ケイ酸質肥料 肥料卸売販売 イネファイターや肥料販売を礎に農業の多角的経営を支援する奥村商事株式会社 ここのデータを見ると・・・マグネシウムやカルシウム、ケイ酸などが含まれ、鉄やチタンなども微量元素として十分な量ですが・・・リンが欲しいと思って・・・ようりんにしたというわけです。苦土石灰も混ぜるかとか考えましたがとりあえずパス・・・そのうち気が向いたら・・・ああ、砂状ようりん・・・肥料と農薬の赤城物産株式会社 これだね。ク溶性ようりん・・・

 コンクリート板というか、レンガのようなものが良いかなとか色々考えましたが・・・型枠を作るのがね・・・地面に垂木でも置いていい加減な枠を作って流せば、それでも良いでしょうね。

 とりあえず・・・プランターの受け皿があったので、そいつに・・・体積比でようりん3セメント1水1ちょっとになるのかな・・・程度で練って・・・ちゃんと固まるか・・・固まらなかったら明日考える事にして・・・これで、アルカリ系の肥料は万全かと・・・もちろん、根が伸びないとク溶性の肥料は利きませんから・・・それはそれ・・・別に、リン酸塩を与えればよいでしょうからね。

 完全に、有機農法なんって物は考えていないわけです。有機農法も悪くは無いですが・・・微量元素に関してはだろう投入になるわけですからね。それに細菌圏はよく分からんし・・・ざっと計算してどのぐらいの有機資材を投入しなければならないかを考えると・・・どうやら・・・膨大な量という事になりそうでね。有機農法を考えると・・・大型の植木鉢でやった方が海岸の砂地では有効な気が・・・プランターとかね・・・水耕栽培用の肥料なら1kgもあれば流出しないのであればかなりの面積の根圏を豊かな状態にできますからね・・・

 というわけで、雑草を鎮圧し、しかも肥料にもなるというコンクリート板が出来上がってくれれば万々歳なんですがね・・・効果の点は・・・多分、トマトに対して軽量ブロックが肥料として機能していたらしいことからOKだと思うのですがね・・・いずれにせよ、雑草鎮圧の素材としては機能しそうなのでOKでしょう・・・

 耕すなんって事はまるで考えていないというのもちょっと凄いかもしれないが・・・砂を耕しても何か効果があるとは思えないのでね・・・

 とにかく、根圏への資材の直接投入は効率が良さそうです。水やりの量はおよそ3分の1程度で良くなったようです。苦土石灰の利きは良好で、全ての作物に関して緑が濃くなりましたからね。如何に必須元素の不足がひどい状況であるかがわかりますね。ク溶性であれば・・・土壌中に過剰なカルシウムなどが無いから・・・酸性の資材の減損が少なさそうな気もしますね。

 玉ねぎも作りたいから・・・奴はきっと硫黄が必要だろうと・・・硫酸塩で補給してやれば足りるか?とか・・・あとは、微量元素の銅なども気になりますが・・・農薬としてのボルドー液の散布で誤魔化せるかとか・・・

 あとは・・・海水から塩化ナトリウムをある程度抜いたらどうなるか・・・塩化ナトリウムは分別結晶法である程度抜けそうですから・・・まあ、気が向いたらやる気があれば・・・にがりを精製すれば良いわけですからね・・・微量元素に取りつかれているという感じで・・・科学と似非科学の狭間みたいな状態になりつつあるなぁ〜

 まあ、妄想家ですから仕方ないですけどね・・・

 しかし、肥料というのはなかなか厄介な代物ですね。植物の方は・・・どうやら、肥料っ気に出くわすととりあえず吸収して吸収した根の近くの液胞内にため込んで、必要ならば能動輸送でもするような感じですね。どんなタンパク質に吸着させて運んでいるのやら?イオンのまま運ぶのもあるだろうし・・・植物生理学は難しい・・・

 気になるのは・・・明らかに苦土不足で黄色くなった葉が・・・苦土石灰を与えると、およそ1日で色が良くなる・・・これってかなりの速度での輸送が行われているね・・・まあ、蒸散で引っ張り上げられたのかもしれないが・・・クロロフィルの中心部の窒素とマグネシウムが結びついているようだが・・・クロロフィル - Wikipedia ここでのマグネシウムの役割は何なのかね?

 眺めていて・・・緑の実が付き始めると、葉の緑が薄くなっていく・・・実にマグネシウムが移動したと考えても良さそう・・・そして、葉の働きの低下で実の成長が止まったような感じでしたね。マグネシウムは植物体内で移動しやすい元素であることは明白・・・新しくできた所に優先的に配置される可能性が高いね・・・体内の古いところからかき集められて・・・

 実の体積は結構大きいから・・・マグネシウムの量も多そうだが・・・実が熟すと移動していくような感じ・・・実が赤くなると葉に緑が戻ったような気がする・・・赤い実に対しての補色の緑で私がそんな風に思っただけかもしれないが・・・
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 亜鉛 マンガン ヨウ素 セレン クロム モリブデン
3 210 7 9 26 0.2 0.1 0.04 0.08 Tr 1 Tr 2

 マグネシウムは比較的少ないね・・・カリウムが多い・・・カリ肥料もやらなければならないか・・・食品分析表はデータベースに収めないといけないね・・・

 トマトの赤はリコピンで・・・炭素と水素から成り立っている・・・こいつの発色があると、マグネシウムが代わりに出ていくのかね?熟成というやつはよく分からない・・・リコピンは炭素と水素だから・・・炭水化物の集積が十分になると出てくるのかね?そこで、マグネシウムはお役御免?マグネシウムが不足すると・・・実は熟しにくいという事になるかね?

 なかなか、植物は難解だ・・・まあ、なんとなく、クロロフィルの分子構造の尻尾とリコピンが似ていなくもないな・・マグネシウムを中心とした部分が取れたものなのかね?知らない事がいっぱいある・・・困ったね。勉強嫌いだし!

 とりあえず・・・ようりんのセメント板が上手くできればOKですね・・・コンクリートは普通は肥料とは言わないが・・・でも、多分トマトは根酸で軽量ブロックを溶かして石灰やマグネシウムなど微量元素を引き出していたと思われますからね。植物の根はどうも軽量ブロックなどが大好きな気がしてね・・・いっそのこと軽量ブロックを埋めるか・・・エアも入るし・・・ボーダーにも見えるし・・・埋めて・・・3つの穴の真ん中の1つの底をベントナイトで簡易に封止して、これに ようりんでも詰めるか・・・

 まあ、私はかなり、頭がおかしいから・・・根圏を均一なものとするより、役割を与えてしまいましたからね・・・耕さないで不均一に・・・そうすれば・・・イオンの競合は起こらないはず・・・やることがいい加減だけど、人と同じじゃね面白くない!イオンの拮抗関係から・・・根圏への投入も設計しないと・・・

 さて、ちょっと本気で根圏の設計でもするか・・・砂の粒度は分かっているから、毛細管現象でどの程度の水の滞留時間があるか・・・あまりに短かったら・・・ようりんのセメント板でもナンチャッテ帯水層として設置するか・・・

2016.08.14

  

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