現在をうろうろ(2020)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(19)

 遊び場の話は無かったことにして・・・問題は酸とアルカリの関係ですね・・・中和によって水に不溶な塩ができてはいけない・・・そして、根が出すクエン酸やリンゴ酸などの酸で溶けて植物が吸収できるようにならなければならないが・・・沈殿したら根に触れる事は無くなる・・・それで、試そうとしているのが・・・

 右のような雰囲気の奴ですね・・・既に根は・・・

 左のように大きく伸び始めそうな気配・・・左の写真のク溶性の肥料の玉が溶液で溶けずに・・・下の溶液に影響を受けないのなら・・・面白いと思うわけです。

 お遊び実験ですから、どうなるやら?いずれにせよ、水耕栽培用の微少元素を多く含む肥料と、カルシウム・マグネシウムを含む肥料とを分けて与えたいというだけですからね。

 イオンとしてのふるまいを基準として有効にカルシウム・マグネシウム・リン酸を・・・って分ける方法をね。培養器を2槽にしても良いかとか・・・植物体内ではどんな風になっているのやら・・・やはりクエン酸がキーワードなのか?なんってね。鉄とかの微量元素のふるまいの問題もあるような感じですが・・・系統だったリサーチをしていないので・・・行き当たりばったり・・・

 ただ、圃場での団粒化した土壌と肥料との関係を考えると・・・根圏内の偏在と遍在・・・全体としてはどこにでもあるが、微視的にはところどころに偏在しているという感じですかね・・・それが植物が根圏を維持することになる理由だろうと・・・溶液栽培の限界というか・・・土壌に対しての適応との差というかね・・・

 従って、溶液栽培の特殊な微量元素過多の結構高価なOATハウス5号とク溶性の肥料のコラボへと・・・というわけですね。上手くいくかどうかは不明ですが・・・肥料の3要素とカルシウム・マグネシウム・・・それ以外の微量元素という関係を考えると・・・イオンが共存できないなら・・・ク溶性の肥料とその他の肥料成分は分けての使用・・・植物体内でのイオンの動向次第の、私にとっての気休め処方をね。肥料の三要素の絶対量をどのくらいの根圏で吸収できるかの問題・・・なんとなく逆のような気もするが・・・でも、微量は広く、三要素は狭くてもOKなのか?どうなのやら?

 別の手法としては・・・性質の違う培養液を輪番で与えるとかね・・・ハウス1号を1週間、3日の水のみ、2号1週間、3日の水のみ・・・5号を3日、そして水のみ3日で1号へ・・・開花期に9号を・・・これは単に培養液の親タンクを切り替えることでIoTの実装は簡単ですからね・・・1週間と切り替えの3日という話としての提示、このサイクルは厳密な実験による検証による最適化を行えばよいわけで・・・培養液の汚染も避けられるし・・・

 ただね・・・植物がそれなりに栄養素を貯蔵するとなると液胞などにゴタ混ぜに貯蔵して適宜に抽出しているかもしれないのでね・・・ローテーションで微量元素の植物への付与をすればよいのかもしれないし・・・つまり・・・人間側が管理しやすい溶液を分けて与える・・・植物としてはとりあえず十全のストックになるようにするというわけでね。

 そうなると・・・根圏環境に大きなストレスを与えずに培養液の切り替えを行うとなると、1分程度で排水と漲水を行えるとかが良さそうで・・根がぶれないとなると・・・礫による根圏空間と培養液・・・エアレーションを考えると・・・作物の切り替え時は・・・礫に残る根を焼却処分とか・・・蒸し焼きによる炭素化・・・そして、洗浄かな?

 具体的には・・・上の写真の塩ビパイプで作ったユニットをもう少し構造を混ませて・・・焼却または蒸し焼きに耐えるもの・・・セラミック製とかですかね・・・単なる礫でも良いが・・・単一の培養液を最初から最後まで成分維持ではない方法というか・・・まあ、それでも良いが・・・分析が困難なんでね。そこまで金が使えないから・・・貧乏だから・・・

 さて、もう一つ大きな問題が・・・それが、日射の問題ですね。夏の真昼の日射が強すぎてね・・・10時から14時の日射はちょっと厳しい・・・寒冷紗でも良いが・・・朝夕の日照は重要ですから・・・

 結果は、左のようなものになりそうです・・・10時から14時の直射日光を避けるためのもの・・・そして、雨で培養液が薄まらないようにするための簡易なもの・・・

 一応培養器は南北に長手方向に並べてあるので・・・直上の辺りに黒マルチをセロテープで仮止め・・・それで様子を見る事にしました。わざわざ10時にというか、たまたま10時に日差しが入らなくなる場所をチェック・・・この場所の太陽の南中は11時40分ごろだから・・・同じ位置まで黒マルチを垂らせば13時20分まで直射日光が避けられるだろうという計算・・・

 10時としたのは・・・私の気分・・・10時に日差しが強い!って思ったから・・・植物も私と同じ生物だろうから・・・きっと暑いはず・・・

 太陽の南中時刻は東経135度の明石で正午・・・地球の自転速度の関係で、およそ経度1度について南中時刻は4分ずれる・・・東は早く西は遅い・・・中学受験の範囲・・・ここは東経140度くらいですから、太陽の南中時刻は5度・・・4×5=20 20分正午より早い・・・ってね。それの具現物・・・

 バリエーションは・・・右のような感じですね・・・板で覆ったもの、黒マルチを竹で支え水抜き穴をあけただけの奴と・・・インゲンは直射日光に耐えられる大きさなのでパス・・・数日で、その成果が判るはず・・・実は、板の下の奴は小松菜を蒔いたのですが・・・どうやら茹ったようですね。芽が出たのは1本・・・代わって成長の早いカイワレ大根の種子を蒔いて加速試験・・・晴天が続き糞暑い日が続きますように・・・

 カイワレ大根もたぶん・・・胚軸の部分が太くなるのだろうから・・・ニンジンなどの水耕栽培のための知見になるだろうという思惑もあってね・・・夏の最も日差しのきつい時期に知見を増やさないと・・・資金の続く限り実験!って感じですね。

 この数日の新しい成果は・・・左の奴です。

 カイワレ大根で種々の加速試験と考えて苗を作ったのですが・・・成長速度はものすごく早く・・・気づいたら、根が・・・プラグトレイの穴を抜けた・・・播種2日後・・・

 竹は切っていない・・・時間が無い・・・浮かすものは?窮余で・・・プラグトレイの穴と穴を・・・と思ったら・・・穴を合わすまでもない事が判明・・・

 それが、左の写真です・・・プラグトレイを逆さにして置けば、プラグトレイが浮くことになる・・・これで、いちいち板から竹の棒の支持に変える必要は無い・・・だって、プラグトレイが育苗ラックの収容枚数の倍あるから・・・私の所ではこの運用になることは明らか・・・

 ネットでプラグトレイの穴を切った紙でふさいでいるのがありましたが・・・これはどうやら、稲の育苗トレイには敷き紙をするというやつからの類推のようですね。プラグトレイは空気で根がはみ出さないようにしているという違い・・・なかなか、こういったシステムの理解は難しい・・・

2016.08.06

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system