現在をうろうろ(2017)
日本貧窮者経済新聞
 偉大なる安倍晋三閣下の九州での自慢話は・・・?(18)

 さて、・・・平成28年7月27日 一億総活躍・地方創生全国大会in九州 安倍総理講演 平成28年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これの続きですね。馬鹿げた力の誇示系の話で、若年層の支持を狙っているらしい偉大なる安倍晋三閣下か・・・戦争など何の価値もないのにね・・・まあ、「日本らしい日本」では人殺しや破壊というのは素晴らしい行為であるかのように思われている可能性が高いですからね。殴り合い・殺し合いが大好きで、人殺しを基本としたチャンバラ映画や人殺しを中心にした戦隊ものや、破壊を基本とする怪獣物などが人気あるジャンルでしたからね。

 近頃も、その傾向はあまり変わらないのかね?まあ、政治屋君たちの討論も・・・紋切り型の口上と恫喝のような奴で構成されるようなのが人気があるような感じでね。なんだか、頭の悪い人間の闘争のようなものが好まれるみたいですからね。話の内容ではなく、その場に醸し出される・・・暴力的な雰囲気に酔うという、これまた、頭の悪い人間という感じでね。内容の真摯な検討など無くて・・・既に数の暴力で決められた内容への・・・闘争的な雰囲気というやつばかり・・・対決姿勢というのが重要で・・・

 どうも、軍鶏並みの脳味噌しか入っていない連中が討論をしているのかと・・・なんだか、情けない日本・・・討論に原稿が必要な偉大なる安倍晋三閣下・・・記者会見での質疑応答でも原稿があるのだから・・・不思議な国日本・・・それを、世界が眺めている・・・恥ずかしくないかね?Daily Press Briefings 国務省の記者との質疑応答のレベルが日本とはまるで違いますね。双方馬鹿では成り立たない・・・日本の内閣官房長官記者会見 記者会見 首相官邸ホームページ などは、お芝居みたいなくだらない内容の物ばかり・・・本当に内容が無くて、漠然とした指示とかそういった報告的な物だけですからね。記者のレベルが低すぎるんじゃないかと・・・従って双方レベルが低いから、総体として非常にレベルの低いものに仕上がるのだとね。逆に言えば、それで、成立するものだね・・・とにかく続きを・・・

 来週取りまとめる経済対策のキーワードも、ずばり、「未来への投資」であります。
 農業、観光など「未来」の成長分野への投資、子育て、介護など一億総活躍の「未来」を切り開くための投資。輝かしい「未来」に向かって、力強いスタートを切る。そういう経済対策にしたいと考えております。


 経済対策が何か出るのか・・・未来への投資ね・・・投資って未来に対してするものじゃないかと思っていたが?なんで?過去に対する投資とかあるのかね?未来への投資を実現する経済対策 これみたいですね。「未来への投資」って、言葉としては変な気がしますが・・・なんだか、「未来」という言葉が入ると立派そうに見えるのかね?未来志向とか・・・

 農業、観光など「未来」の成長分野への投資・・・農業って未来型の産業なのかね?確かに、日本の農業は随分と遅れているような気がしますね。機械化とかではなく、やり方そのものが・・・どうも、人力・畜力を機械に置き換えただけみたいな感じでね。日本の農業の生産性はあまり良くないみたいですからね。日本では世界に比べて遅れている農業や観光に対しての投資を行って、国際レベルにしたいという事ですかね・・・これを、見栄とハッタリで修飾すると農業、観光など「未来」の成長分野への投資という言い回しになるみたいですね。

 ああ、なんだか空虚だね・・・農業、観光など「未来」の成長分野への投資、子育て、介護など一億総活躍の「未来」を切り開くための投資。輝かしい「未来」に向かって、力強いスタートを切る 輝かしい未来のビジョンは一億総活躍かね?どんな風にが無いね・・・賃仕事に終始・・・目的は政府の巨額の借金に対して、返済が本気であるとを示すための物のようですから・・・その割には稼ぎ方の具体性が無いのがね・・・

 さて、輝かしい「未来」に向かって、力強いスタートを切る。そういう経済対策の中身を見てみますかね・・・うひゃ!38ページもある・・・どうせ内容は無いと思いますが・・・見るとするか・・・

 未来への投資を実現する経済対策
第1章 景気の現状と経済対策の基本的な考え方
 少子高齢化や潜在成長力の低迷といった構造要因も背景に、現状の景気は、雇用・所得環境は改善する一方で、個人消費や民間投資は力強さを欠いた状況にある。また、新興国経済に陰りが見え、英国国民投票における EU 離脱の選択等、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念される。


 なんだか、書き出しからして気に入らないね・・・少子高齢化や潜在成長力の低迷といった構造要因・・・構造要因としてあきらめているのかね?現状の景気は、雇用・所得環境は改善する一方で これって本当か?単に生産財が過剰になって雇用が見かけ上多くなっているだけではないかと思うのだが・・・有効求人倍率の上昇が単に人がいないというだけで・・・潜在成長力は、単純に人の欲望の総体で・・・人口が減少する中での構造的なもの・・・

 だからこれを書くとなると・・・人口減少による産業資本の遊休化と消費を担う人口の減少で、民間投資は投資すべきものが見いだせずに低迷している。新興国経済に進展はあるものの、日本製品の購入意欲の減退が見られる(中国製などの、日本製ほどに高品位ではないが実用レベルの製品に押されての減退)により新興国の日本経済への貢献度が低下している。・・・これの方が、現状の正しい認識だと思われるが・・・こんな風には考えたくないわけね。

 英国国民投票における EU 離脱の選択等、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念・・・これなんかも英国のEUの離脱ってのはイギリスにとってはEU加盟が成長の減速要因との認識なのかもしれないと思うが・・・移民は認めたくない・・・

 世界経済の需要の低迷というのも、あまり正しくないような気がするが・・・単に、日本製品が売れない、新規の需要が見込めず一過性の爆発的な需要がおさまっただけ・・・普及期の一時的な需要に対する過剰生産設備が重荷になっているだけでしょうね。

 現状は・・・海外での日本製品の需要の低下と、国内での人口減に伴う需要の低下に対して、生産施設が過剰になっている。さらに自動化が進んできているために、特定業種での人不足と過剰施設に対して充当すべき見かけ上の人不足で雇用状況は見かけ上改善されている。現実には、単に過剰施設に対して充当すべき見かけ上の人不足であるから、繁忙期の短期の雇用の集積で統計上の雇用状況の改善と考えるべきだと思うのだが・・・定雇からパートなどへ・・・未来型のフレキシブルな雇用体制への転換が行われている・・・と書けば、少しはカッコよく見えるかね?欲しい時に欲しいだけの雇用に変わっているからとりあえず、採用するかどうかは別として求人を出しておく・・・そんな感じではないかと。未来型のフレキシブルな雇用体制・・・ん!聞こえの良い、見かけと実が乖離している素敵な言葉じゃん・・・未来は恒常的な雇用体制ではなくなる・・・

 商品が少量多品種になるわけだから、仕事も短時間多種の仕事形態を雇人に要求してくることは間違いないですね。つまり、質の高い労働を要求される・・・単純作業は機械化の中で消えるわけですからね。倉庫や配送の自動化が進むと、いきなり人余りになるのではないかと・・・運転免許だけで何とかなるような仕事は消滅とかね・・・

 雇用・所得環境も大きく改善するなど、確実に成果が生まれているものの、アベノミクスは道半ばである。長年続いたデフレから完全に脱却し、中長期的に、実質 GDP 成長率2%程度、名目 GDP 成長率3%程度を上回る経済成長の実現を目指すためには、脱出速度を最大限に上げて、しっかりと成長していく道筋をつけなければならない。内需を下支えするとともに、高齢化社会を乗り越えるため潜在成長力を向上させる構造改革を進める。

 雇用の改善に見えるのは単に人口減、所得環境の改善は単に、質の高い労働が望まれている事に対する対価では?茨城の田舎では農作業関連の日当は相変わらず5000円のようだし・・・相変わらずの仕事には相変わらずの日当・・・オペレーターでないと、この日当からは脱却できない・・・確実に成果が生まれているもののと強弁してもその実は・・・残念ながら疲弊する日本・・・疲弊の結果が人口減じゃないかね?アベノミクスは道半ば・・・明確な道を示していないから、いつまでたっても道半ばと言い続ける事しかできないのではないかね?

 人口が減少する中で・・・なぜ、実質 GDP 成長率2%程度、名目 GDP 成長率3%程度を上回る経済成長の実現を目指す必要があるのかね?統計局ホームページ-人口推計-人口推計(平成25年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐ 人口減少が0.4%ぐらいですかね・・・しかも、大消費にかかる若年者の減少で消費は大幅に人口減の影響を受けているという事ですね。

 金の出所は問わないで考えると・・・支出のメインは、左のグラフの赤線と15歳から35歳ぐらいまでではないかと・・・15歳から30歳の統計が欲しいね・・・基本データから加工すれば作れるが面倒だね・・・ああ、ちょっと余計な事を思いついた・・・

 世代別の投票行動の奴・・・これは率での表示だからわからない部分がある・・・実数はどんなもの?世代ごとの寄与率を考えた場合にどうなるのか?それが知りたくなるのと、この世代分けで消費動向を考えたらどうなるのか?というものですね。

 なんとなく、統計の読み方を変えると、見たくない現実が現れるような気がしますが・・・

 しかしね・・・脱出速度を最大限に上げて、しっかりと成長していく道筋をつけなければならない。内需を下支えするとともに、高齢化社会を乗り越えるため潜在成長力を向上させる構造改革を進める・・・願望としては分かりますが・・・方法論がね。これから出てくるのかね?楽しみだね・・・長くなりそうだから一旦切るか・・・

2016.08.06

  

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