現在をうろうろ(2002)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(15)

 さて、今日も午前中に水耕栽培システムの構築に汗を流してきました・・・一応、培養器を載せるための台も完成が近づいてきましたね。廃材の中から選んだ・・・多少はまともな木材を使っての物ですから、かなり無理がありますね。

 まあ、大体工業の手にかかれば、なんとでもなるとも言えますがね・・・精度などあまり考えませんから・・・水耕栽培の培養器の台は・・・かなり完璧な水平を出さないといけなさそうですが・・・水平出しのための装備も無いわけでもないですが・・・そこまで気合を入れて水平を出しても・・・ってね。

 別の方法で水平を出した方が楽だとなると・・・楽な道を選びますね。正確な水平面を出すためには・・・土台を確実なものにしないと意味が無いし・・・

 廃材と軽量ブロックの半分に切った奴を平らに並べてやるわけですから・・・精度以前の問題でもあるわけです。まあ、業者に頼めば立派な土台を据えてのシステム構築になりそうですね。一応、セオドライトもありますから気合を入れれば・・・レーザーを使うとか、水盛遣方もできないことは無いですがね・・・基準水面はプランターの中の水がありますから・・・こいつでいいや!ってね。いい加減に組み立てて・・・水平は・・・左の培養器の置かれている所で1mについて5mmほど南が高くなっていますが・・・プランターを支える枠と鉄パイプの間に木切れを突っ込めば申し分のない水平が出るのでOKですね。

 これが、前日の最後の状況です。まだ、右側に鉄パイプを渡していない状態ですね。

 チンゲンサイは右の写真のように発芽して小さな双葉を広げています・・・この調子で生育してくれればOKなんですがね・・・雨が降ると、中に水が入って肥料分の推測が困難になるので、やはり屋根が必要だと認識したわけですが・・・どんな風に実現するかが問題ですね。

 水面の維持システムはOKです。ボトルの交換もスムーズですね。ただ、予備のボトルが問題ですね。水の入ったボトルを買ってきましたが・・・上の写真の試作機のは落ちていた麦茶のボトルなので気兼ねなく・・・人間様の飲み物用の高価な水を水耕栽培に使うのが・・・

 貧乏なんで・・・余計な事に気を使っているわけです・・・

 およその全体像は左のようなものですね。周囲のゴミの山が写らないように撮りましたが・・・やはり汚いね・・・食糧増産計画が軌道に乗ってきたら、少しはきれいにしよ〜っと・・・写真に撮ると汚いのが良くわかりますがね・・・

 横からだと右のような感じですね。さすがに野地板はちょっとはきれいですが・・・これも4年ぐらい放置していたものですから・・・地面に接していたところが腐ったり虫に食われたりで10cmほどは使えない・・・そういったものですが・・・その部分が微妙にテーパーがかかっていて・・・水平出しのシムにはちょうど良かったりして・・・鉄パイプがてっきり4mと思っていたので、右の写真のように40cmほどはみ出してしまいましたが・・・上に板を置いて作業スペースにすることで、設計の悪さをごまかすことにしました。

 さて、今日は新たに2つの培養器を仕上げてセッティングしましたが・・・致命的な設計ミスに気づきました・・・まあ、機能的には問題は無いのですが・・・給水部の支持台を外さないとプランターの交換ができない・・・コースレッドを2本抜けば良い話ですが3年ほど経つとコースレッドがまともに抜けるかの問題ですね。給水部は2つ完成させていたのでそのまま使って組み立てましたが・・・ちょっと、設計変更の必要がありますね。

 設計変更をせずに組み立てたのは・・・別の事をしたかったので急いだわけで・・・実は支持体の試作をしたかったのでね。急いでいたのは・・・プラグトレイの中で大正金時の苗が限界に近くなっていたのでね。

 支持体は左のようなものです。塩ビのパイプφ60mmの物を6cmに切って・・・穴をあけて竹ひごを差し込んだものですね。竹ひごの枠の中に苗をミズゴケとともに押し込んであるという感じです。これで、根が伸びて・・・そこそこ育って、竹ひごを抜けば根がきれいに抜けてくれればOKかななんてね。まあ、この手の物は実用新案でも登録する努力をしても良いのですが・・・企業化する気は無いのでね。

 企業化したい人でもいれば、相談には乗りますがね・・・トリセツを書くぐらいは簡単ですから・・・量産化してくれるなら・・・研究費を恵んでくれるなら・・・

 まあ、どんどん公開しちゃいましょう・・・まだ、テスト中ですから、真似しても後悔するだけかもしれませんけど・・・何事も実験ですから・・・竹ひごは、竹を7cmほどに切って、少し大きめのナイフで割りましたが・・・断面はほぼ三角ですね。

 およその概念としては・・・右のような感じですね。真ん中の横木が下に落ちないように苗を支える物で・・・高さを変えて井桁になるように支持体を構成しましたが・・・一応はプラグ苗のサイズに合わせた感じでね・・・

 これの製造には知恵を使いましたが・・・何しろ丸いものに穴をあけるのは難しく・・・しかも・・・右のような中心からずれた穴をあけるのは至難の業でね・・・実は・・・右の図の赤の点線が高度な技を実現するための仕掛けなんです。ドリルで開ける穴は赤の点線で一組の穴を開けたら・・・ドリルで竹ひごの通る穴をもう一度開け直せばOK・・・簡単に楕円の穴があけられるという技ですね。

 丸いパイプの心を外しての穴あけは非常に難しいですからね・・・鉄パイプに心から外してドリルで穴を開けようとすると、ドリルが折れますからね・・・昔々に苦労した記憶が・・・

 使い方としては・・・一番下の中央の横木にミズゴケをひっかけるようにして・・・水の中に垂れ下がる尻尾のようなものをつけてあとは、プラグ苗の根をミズゴケで包むようにして押し込む・・・上部がぶらぶらしないように上にもミズゴケを入れればOKだと思いますが・・・1週間もすれば結果が出ると思いますね。これで、根が根本来の役割の1つの体の上部を支えるというやつをやってくれればOKですね。

 ニンジンなどの支持体はどんな風にしたらよいのやら?ニンジンの根がどんな風に太っていくのかもよくわかっていない頭で考えてもダメですね・・・こりゃ、少し先行してニンジンの生育についても知見を増やさないといけないようです。ジャガイモはなんとなく考えがまとまってきましたが・・・どんなものになるやら・・・?廃材の整理もしなきゃ!忙しいね・・・

2016.07.31

  

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