現在をうろうろ(1991)
日本貧窮者経済新聞
 潜水艦の作戦海域というやつは・・・?

 ふと、北朝鮮の潜水艦の作戦海域はどのあたりになるのか?ちょっと気になってね・・・江陵浸透事件 - Wikipedia こういった事件を起こしていますから・・・

工作任務を帯びた北朝鮮のサンオ型潜水艦は、1996年9月13日未明にウォンサン近郊の海軍基地を出航すると、すぐに潜望鏡深度に潜航してシュノーケルを使い南下した。

 さて・・・ウォンサン近郊の海軍基地か・・・潜水艦がうろうろしているのは・・・どこか?534軍食品加工場ってスケトウダラなどの加工を行っている所もありますが・・・潜水艦を見かけるのは・・・39°08'50.2N 127°30'56.7E - Google マップ この造船所と私が認識している場所ぐらいですかね。39°18'17.0N 127°23'43.7E - Google マップ ここの軍港では潜水艦を見かけないし・・・とにかく、ウォンサン近郊の海軍基地から60海里ほどのシュノーケルでの航行を行ったという事ですね。海軍基地を出てすぐに潜航・・・永興湾内では水上航行でしょうから・・・この言い回しだと永興湾内の海軍基地ではないようですね。

潜水艦は、軍事境界線を越える際にはエンジンを停止してシュノーケルを下ろし、バッテリーに動力源を移行、深度約150メートルを数ノットの微速で隠密裏に越境した。その頃、周辺海域では韓国海軍による警備が行われていたが、ソナーや対潜哨戒機に気づかれることはなかった。越境の数時間後、潜水艦はシュノーケルを出してエンジンに点火し、潜望鏡深度で南下を続けた。

 軍事境界線を越える際には・・・軍事境界線辺りまではシュノーケルで航行している・・・38°41'06.0N 128°21'30.3E - Google マップ 漁船などがいるからですかね。レーダーに映るかどうかの問題?ソナーや対潜哨戒機による哨戒がどの程度行われているかにもよりますね。潜望鏡深度から・・・深度150mまで潜り数ノットで越境、数時間の潜航ね・・・薄明を含めて昼間は潜航するとなれば2ノット程度で15時間ぐらいの潜航は可能なのでしょう・・・12海里の領海とその先の12海里の接続水域ではおいこら!って誰何できる事になりますが・・・

 という事は、領海乃至接続水域を潜航して行ったという事ですかね?まあ、水上走行を公海上でやっていても追い回されるでしょうからね・・・目的は隠密裏にだから・・・沿岸の深い場所を潜航することになる・・・

 全体の雰囲気からすると13日未明に出港、夕方に軍事境界線辺りへ進出・・・深深度潜航で軍事境界を抜け、20時ごろにはシュノーケル航行へ・・・

そして、9月15日に江陵市の人目につきにくい海岸に到着した。この海岸は、山深い太白山脈が海に迫る地形に道路が走っている。付近には民家もまばらであり、上陸した工作員は直ちに山野に隠れることができる好条件を備えていた。そして、潜入の目的とされる土台人への埋没連絡と、軍事施設の写真偵察という工作任務を行う工作員3名を艦首のエアロック室から海中に放し、泳いで上陸させた。その後、沖に出て潜望鏡による海上偵察を行いながら工作員の帰還を待った。

 現在、この潜水艦が展示されている場所の近くで工作員を上陸させたわけですね・・・37°43'07.2N 129°00'16.5E - Google マップ ここに展示されていますから・・・140海里を50時間ぐらいで航行したという事ですかね?時間調整の意味もあるでしょうが・・・韓国語版のWikiだと15日の午前2時に3人の工作員を上陸させていますから・・・およそ3ノット程度の速度での潜航という事になりますね。見つからないための速度はこういったものなのか・・・鈍足だね・・・結局、通常型の潜水艦ってのはこんな使い方しかできないという事なのでしょう。見つかったら逃げる事が困難・・・機動性は無いわけですからね。この潜水艦の諸元は・・・サンオ型潜水艦 - Wikipedia 水上7ノット、水中8ノット程度ですね・・・まあ、沿岸航行用ですからこんな性能で良いのではないかと・・・深度150mまでOK・・・潜航可能なのが40海里・・・3ノットで13時間・・・昼間は静かにしているにはこの程度の性能があれば良いという事ですね。

 通常型の潜水艦の基本性能って・・・なんだか、大東亜戦争の頃とあまり変わっていないみたいですね。戦略の中での役割が変わっていないという事ですかね・・・なんだか、日本のそうりゅう型などは、まるで艦隊型潜水艦みたいに騒がれていますが・・・速度はまるで足りませんからね・・・現在の攻撃型原潜はまさに艦隊型潜水艦ですが・・・所詮、カローラのエンジン4基で4200トン無理ですね。

 しかし、日本の潜水艦はなんだか中途半端ですね・・・居住性からすると明らかに沿岸型潜水艦ですからね・・・かつての巡洋型の潜水艦というほどの搭載力を持ちませんからね・・・確かに、オーストラリアなどへ進出しましたが・・・33°51'52.5S 151°13'32.8E - Google マップ ここですね。ここでの はくりゅう の停泊場所が、同行した あさゆき や うみぎり とは違った・・・護衛艦の吃水は4.5mですから、この海軍基地内のどこへでも停泊できますが・・・はくりゅう は、吃水8.5mですから、大型艦の方へ回されたという事なのでしょうね。日本の中国嫌いが徒に?潜水艦売り込み失敗の真相|田岡俊次の戦略目からウロコ|ダイヤモンド・オンライン これだと・・・

 海上自衛隊は4月15日、「そうりゅう」型3番艦の「はくりゅう」(白龍)と護衛艦2隻をシドニーに派遣し、豪海軍と共同訓練をして売り込みの一助にしようとした。ところが「はくりゅう」は到着すると人目に付かない港の奥に係留され、一般公開も行われなかった。それが26日に出港した直後、フランスとの共同建造が発表された。共同訓練計画は普通1年以上前に両国軍が相談して決めるもので、もし元々原潜が欲しくてフランスと組みたかったなら、日本の潜水艦の宣伝をするような計画に相手の海軍は賛成しなかったろう。今回は両国海軍にとり実に間の悪い結果になった。まるで親密だったガールフレンドをパーティに招いて、その席上他の女性との婚約発表をしたような形だ。

 面白いね・・・しかし、水上13ノット、水中20ノットの潜水艦と30ノットの護衛艦の艦隊ですからね・・・どんな速度で走ったのやら?3月22日に呉を出港して、3月27日にグアム島のアプラ港・・・1500海里ぐらいありますかね。1500÷(24×5.5)=11.3636363636364  なるほど、潜水艦の水上全速で走っているようですね。護衛艦はのんびりと・・・アプラを3月29日に出てシドニーへ4月15日の予定ですね。・・・どの航路を取ったのやら?mod.go.jp 日豪共同訓練について 違った・・・潜水艦と護衛艦は別じゃん・・・潜水艦は3月15日に呉を出港してアプラに3月23日ですね、そうなると・・・1500÷(24×8.5)=7.35294117647059 7ノット程度での航行ですね。まあ、妥当な線ですかね。アプラを3月25日に出て、シドニーへは4月15日・・・24×21.5×7.3=3766.8 という事で3800海里ぐらいの航海ですかね?ソロモン海を通れば3000海里ちょっとですから、予備日を取っているのかね?とにかく、こんな感じの進出速度という事ですね。商船が20ノットで普通に航行する時代の潜水艦の速度はこんなものですね。

 また、余計な知見が増えましたが・・・7ノット程度の航行なんですね・・・通常型の潜水艦は・・・じゃなくて・・・

しかし、9月17日に工作員を回収するために海岸に接近したところ波に押し流されたために座礁した。潜水艦内では数時間に渡る離礁作業を実施したが、スクリューを破損したため脱出は絶望的となった。潜水艦艦長は、艦の放棄を決定し、総員を離艦させた。艦長は、爆薬をリモコンによる遠隔操作で爆発させて艦内の機材や機密文書等を爆破処分し、証拠を隠滅しようとしたが、効果は不十分に終わった。

 座礁しているわけですから・・・それ以上沈みませんからね・・・スクリューを破損ね・・・どんなリモコン装置で爆破したのやら?北朝鮮の潜水艦は基本的に沿岸航行用で、およそ4ノット程度の速度での行動のような感じですね。大型艦もありますが・・・日本の自衛隊のも7ノット程度の速度での運用のようですから・・・その程度の運用と考えれば良さそうですね。

 まあ、北朝鮮の潜水艦の塗色は緑の奴が多いですから・・・これって、明らかに浅海面用の塗色でしょうから・・・大型艦もそれほど遠出はしないのでしょう・・・SLBM搭載潜水艦なども、基本的には基地からちょっと離れられれば良いわけですからね。基地が攻撃を受けても被害が出ないぐらいの所にいればよい・・・ただそれだけですからね。戦争道具は金がかかるね・・・あれ?また、無い金を使う話がありますね・・・どこに28兆円もあるのかね?

2016.07.28

  

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