現在をうろうろ(1980)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(7)

  さて、水耕栽培における培養液の中の物質の変化をチェックするにはどうしたらよいのか?こいつが問題ですね。与えた栄養素がすべて均等に使われるというのではなさそうな感じですね。窒素リン酸カリ・・・:こいつが不足する度合いが高くなることが予想されますね。

 一般的に窒素肥料分が減少してpHが上昇することになるような感じですね。PHの上昇に対して窒素肥料を加えて調整するだろうことは分かりますが・・・なんとなく、カルシウムやマグネシウムは簡単には不足という状況にまで減ることは無いような気がしてね。現実はどうなのやら?マグネシウムの欠乏症状は・・・古い葉の黄変ですかね・・・虎葉とか呼ばれる黄色の筋が入るやつですね。こういったものはある日出て・・・あれあれ・・・慌てても遅かったりするようですからね・・・

 作物の要求度に合わせて培養液の調製を行わなければならないのか?それとも・・・マグネシウムを含む物質の葉面散布をするかとか・・・色々な手があるような感じですね。カルシウムの不足だと・・・硫酸カルシウムを・・・葉に白い斑点が出るようだった与えるという事になるのか・・・葉面散布でごまかすか・・・カルシウムとマグネシウムは葉面散布・・・尿素なども葉面散布が可能ですが・・・根から与えるものと葉面散布を併用するには・・・どんな肥料設計をしたらよいのやら?

 鉄の不足でも、塩化第二鉄の葉面散布が有効とか・・・ホウ素も似たような感じですかね・・・硫黄欠乏は硫安などを根からですね・・・どうも、知識があやふやで・・・どうしたものやら・・・系統的な学習をし直すか・・・こういった、基礎知識系の奴をデータベースの中に盛り込んで、対症療法的な・・・というか、作物に合わせた肥料設計の自動化が行えれば良さそうですが・・・どうしたものか・・・

 食品分析表の成分から、与えるべき肥料の設計ができるかどうかですね・・・成分によっては拮抗が起こったりするでしょうから・・・与える手段の最適化も図らなければならないでしょうし・・・

 データーベース上では肥料成分に関してのIDを設定して与えたもの、消費されたものの関係のリレーションを組むことになって、そこで判定を行う事になりますが・・・この部分で、疑問の提起と観察を要求するか・・・この部分を自動化するには・・・葉面のスペクトル分析ぐらいしか思いつかないが・・・近頃の研究の状況はどうなっているのやら?

 たぶん・・・昔々の大気汚染物質の朝顔の葉を使っての推測とか・・・そのあたりの研究の延長線上にあるものがあると思うが・・・肥料設計に関するものは・・・あとでチェックしてみましょう。枝豆などは・・・1週間ぐらい差をつけて播種したものでは、葉の色の違いによって収穫期になったとの判断もできそうな気がしますが・・・既に黄色くなりかかった時には遅いのか?β-カロテンあたりの変化・・・大豆の場合は種子への養分移動が枯れかかっても行われていくような感じですからね・・・ああ、なんだか・・・私の断片的な知識ではなかなか難しいね・・・

 葉面の写真解析でも安定してできるのならOKかもしれないが・・・問題は撮影条件の標準化の問題もあるし・・・カラーチャートを写しこんで補正を掛けるとか・・・どうしたらいいのかわからない・・・でも誰より 誰よりも知っている・・・私が勉強嫌いだという事を私は・・・だから困るね。疑問点と、自分の限界を知っていれば・・・そのうち何か見つかるはず・・・

 現状というデータベースの蓄積との関係で明らかになっていくものですね・・・ただ、解析のための基礎知識と状況を見ての判断の部分の問題ですね・・・記録しただけで流しては意味が無い・・・意味あるものにするのが・・・研究ですからね。ああ・・・面白がって考えるのなら好きですが・・・苦しんで考えるのは嫌いですからね・・・困ったものだ・・・いい加減な人間だから・・・

 そうだ、明日はちょっと思いついた根の支持体をいくつか作って実際に種を播いてみてテストしてみますかね・・・根には根の役割をある程度させないと・・・胚軸の部分で支えるのは限度が・・・とね。何しろ野外での栽培になるだろうから・・・気が向いたら、あとから建屋を・・・お財布様次第ですからね・・・徒長を防ぐために、なでなでしたり揺らしたり・・・ストレスを与えて強い茎を・・・

 苗床と水耕栽培の培養器を一体化させてみようかと・・・色々と余計な事を考えて実験してみるしかないですからね・・・これから、失敗の連続が大量に起こる予定ですが・・・とりあえず大豆の種子は250gありますから、死ぬほど実験できる事は分かっていますから・・・さあ、どんな失敗が待っているか・・・楽しみですね。マゾの気は無いですが・・・失敗から学べることは成功した時よりも遥かに多くの知見を得られることを知っていますからね。

 大量の知見を短期間に得るためには・・・大量の失敗を作り出すことが手っ取り早いですね。失敗を繰り返しても、種子250g160でしたから・・・煎って食べるのも良いが・・・160円ぐらいならね・・・知見を増やす方が面白い・・・失敗するための条件を色々と考えないと・・・中には奇跡的な成功の種を含むかもしれませんからね。とりあえず、偏見を持たずに失敗することが大切・・・敗北主義的かな?まあ、試作品を慌てて作って、それで実験ですね・・・さて、実験のパターンを考えなきゃ!

 ちょっと、気になるのは・・・土壌で栽培したものと水耕栽培では根系に違いが出るのか?パイプモデルはどんなものになるやら?そのあたりも気になりますね。物質の移動を考えると・・・パイプモデルは理想的な根系という事になりそうですが・・・水耕栽培の場合には・・・?それから、肥料の葉面散布を行った場合の変化は・・・とかね。

 ああ、私の考えている水耕栽培システムでは、小さな単位の独立したユニットを使いますから・・・1つ1つのユニットでの肥料設計に差を持たせることができる・・・これによる成長の差をとらえることでデータが取れて、生育の最適化のためのデータとなる・・・普通は、生産では実験は行えないが・・・半ば遊びの生産だから、データベースの中に実験的な因子を入れることで・・・生産しながら知見を得る事が可能になりますね・・・いくつかの対照区を設定して、大多数はその結果を反映しつつの生産・・・

 あと、ちょっと気になるのは・・・蛍光物質って、受けた光のエネルギーを特定の波長に変換して光を発する事になるから・・・光合成に必要な光へ変換させるとか・・・日光の効率的な利用というか・・・マルチの色を変えることで、植物にとって有益な波長を反射させるとかやっていたようですから・・・なんとなくね。これも気になる・・・紫外線を吸収して植物の好む色に変換してしまうようなプラスチック・フィルムとか・・・昆虫にとっては暗黒の温室ができる・・・

 農業での妄想もなかなか面白いね・・・明日からは、現実的な失敗に対しての対処法の研究になるのかな・・・まずは、ベースになる部分の培養器をセッティングするために・・・長い台を作らなければならないですね・・・材料が十分にあるかどうかが心配ですね。新しい材は使いたくないですから・・・廃材の活用がどこまでできるか・・・それから、作物の支持体を・・・根を根として活用するための物ですね。まあ、上部はある程度支える必要がありますから、その支持体も設置できるような構造にしなければならないし・・・あとで、寝ながら考えるとしますかね。

2016.07.24

  

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