現在をうろうろ(1862)
日本貧窮者経済新聞
 核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴くだって・・・?(4)

 さて、前回の続きで・・・核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴く  WEDGE Infinity(ウェッジ) こいつですね。私の妄想的なチェックは前回までの物ですが・・・さて、この本文ではどのように扱われているのか楽しみです。

 36年ぶりに開かれた北朝鮮の朝鮮労働党大会で、新設された「党委員長」に就任した金正恩氏は、過去4回の核実験を背景に「核強国の地位に堂々と上がっただけに、それ相応の対外関係を発展させていかなければならない」(党中央委員会活動報告5月7日)と核保有の意義を強調した。だが、「核」は、敵地への運搬ができなければ、「核兵器」にならない。

 はあ、運搬手段などいくらでもあるような気がしますが・・・例えば、そうだな・・・北朝鮮から普通の旅客機に核兵器を積みます。そして、東京まで飛行・・・これでOKじゃん!敵地への運搬はできる・・・数トンのペイロードはあるでしょうから・・・問題は、飛行の名目ですね。一触即発の状況で・・・いきなり撃墜はできないから・・・無線で、乗っ取りと亡命とか適当な事を言いつつ・・・ああ、軍の上級指揮官が赴任で飛行許可が出てそのまま亡命、それなりの出迎えが欲しいとか偉そうに・・・まあ、それ以前に衛星打ち上げ能力を持っていますからね・・・従って、こいつの問題は既に無い・・・

 爆撃機も北朝鮮は持っているし・・・イリューシン28軽爆撃機ですがこれでも2トンほど積んで、2000kmは行けるでしょうから・・・40°08'37.5N 124°29'28.8E - Google マップ この辺りで待機していますね。ですから、まるで運搬手段が無いかと言えばそうでもない事になりますね。

 では、北朝鮮が今年に入って次々打ち上げた様々な弾道ミサイルはその役割を担えるだろうか。まず、党大会開会の辞で、金正恩氏が「わが軍隊と人民は……初の水素爆弾実験と地球観測衛星『光明星4号』の打ち上げを成功させ……」と意義を強調した、「銀河」。2月7日、衛星の軌道投入に使用された「銀河」は、防衛省では「テポドン2派生型」と呼ばれ、弾頭を大気圏に再突入できる技術力があれば、射程は1万2000kmと米本土もカバーし、事実上の弾道ミサイル≠ニなる。

 これは間違いないですね。衛星打ち上げ能力があるという事は、地球上のどこへでも届くという輸送手段を持っているという事ですからね。だから、日本政府は北朝鮮が衛星の打ち上げロケットだと言っても・・・事実上の弾道ミサイルだと、大陸間弾道弾だと泣き叫んでいたわけですね。みじめな叫び・・・再突入に関しては・・・大昔の技術で可能ですね・・・まあ、耐火材のテストはやっていますからね。そしてこいつは枯れた技術でもあるから・・・問題ないと思いますね。

 金正恩氏が2カ月前、「核攻撃能力の信頼性をより高めるため、早期に核弾頭の爆発試験と、核弾頭搭載が可能な様々な弾道ミサイルの発射実験を行うと表明し、準備を命じ」(3月15日付朝鮮中央通信)ていたが、その言葉に沿う形で発射されたのは移動式中距離弾道ミサイル、ムスダンだ。4月15日に1回、同28日には2回と、計3回発射されたが、韓国軍はいずれも失敗と評価している。

 なるほど、2か月前の発言で・・・しかし変ですね?ムスダンは配備されている兵器ですよね。核弾頭搭載が可能な様々な弾道ミサイルの発射実験を行うと表明・・・その言葉に沿う形で発射されたのは移動式中距離弾道ミサイル、ムスダンだと考えたという事のようですね。ムスダンが実用兵器で、2000km程度の射程を持つなら・・・海岸での実験などするわけはないと思うのだが?それに続けて失敗するというのはありえない・・・実用兵器なら事故調査と対策をするはずだから・・・何しろ、兵器輸出が産業として成り立っているからね。

 さらに、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM/KN-11)発射試験(4月23日)も実施しているが、約30km飛んだところで爆発したとして、韓国軍は、飛翔が短く失敗と見ている。北朝鮮メディアが伝える党大会の金正恩氏の発言に、ムスダンやSLBMを示唆する言葉はなかった。

 これって、水中発射と点火までの一連の試験であれば・・・領海内での実施となれば30kmという距離は妥当なものだと思うのだが・・・ロケットエンジンの性能試験をやったのではないはずなのでね。そもそも、打ち上げれば必ず爆発するようなものを潜水艦に搭載して打ち上げて、潜水艦を沈めるような馬鹿げたことをするとは思わないのでね。

 まずはおなじみ≠フノドンに至るスカッド系統だ。1981年にエジプトから入手した旧ソ連の液体推進のスカッドB弾道ミサイルのコピー及び発展型で、別々のタンクに入った液体の燃料と酸化剤をエンジンで燃やし、噴射する。全長を長くして、推進剤を増やし、弾頭も小型化して、射程を1000kmに延伸したスカッドER、スカッドBの直径、全長ともに1・5倍に拡大、エンジンも大型化した射程1300kmのノドンなどがある。ノドンなら東京が射程に入る。

 米国防総省の資料では、ノドンの移動式発射機は、50両以下とされる。見方を変えれば、この数だけ、ノドンは連射が可能ということになる。この系統のミサイルは、噴射口が1つで、4方向から噴射口に突き出したベーンという板を動かして、噴射の向きを変え、ミサイルの飛翔方向を調整する。

 V2型ロケットで開発された技術ですから、すでに80年ぐらいの伝統があるやつですね。従って、確実性は極めて高くなっている。信頼性の高いターボポンプが必要ですが、近頃では汎用品の世界になっているような感じですね・・・特に重要なのが、ベアリングとシール材料という事になるのでしょうが・・・ベアリングも・・・そういえば、近頃は新球度がどうのこうのなんって言われなくなりましたね・・・ビデオデッキの回転ヘッドの軸受けが50nmのG3あたりまで良くなったあたりまでは耳にしたような気がしますが・・・そして、ハードディスク用ので20nmぐらいの新球度になって・・・話題から消えたという感じですかね?

 製造技術の進歩で・・・精度を上げることが事実上困難というか意味を失ったという事になりますかね?従って・・・北朝鮮の39°57'46.1N 124°39'14.8E - Google マップ このベアリング工場の製品でも十分精密という事ですかね?あとは、表面硬化技術の問題になるという事でしょうね。計測器の発達というのも重要ですね。

 ボールベアリングなどは、すでに究極に近くなっているという事なのかもしれないですが・・・表面加工技術は誇ることができない領域に到達しつつあるとか?

 噴射口に突き出したベーンは黒鉛製ですかね?優秀な耐火材・・・しかも安価、極限の効率を考えなければ至って実用的ですかね?ロケットの噴射口などの酸素の環境であれば3000度を越える温度での使用が可能・・・別に、独自や世界一の技術などより、どこでも作れてそれなりの再現性があれば兵器など程々の物でよいという事ですね。

 どうも、「日本らしい日本」は過剰な要求を兵器如きものに要求しますからね。ただの使い捨ての人殺しの道具なのに、変な精神性を求めるような気がしてね・・・飾りだから何かそういったものが無ければならないのか?努力もしない弱虫は往々にして、そういったものを求めるような気がしますが・・・自動小銃などはAK-47などは最高じゃないかと?グリースガンことM-3やステン短機関銃なども捨てがたい・・・これらの自動小銃はちゃんと人殺しが可能で安価な大量生産が利きますからね・・・所詮、戦争は人殺しですから。ミサイルもまた同じ・・・飛んで殺して恐怖を植え付けられるだけの仕様であれば・・・

 戦争には栄光も名誉もない・・・だって、人殺しを賛美するだけの事ですからね。少数の味方死傷者で大量の敵死傷者を出せば名将軍!人殺しをすることは名誉なのかね?チャンバラ映画の世界とは違うのだから・・・人殺しの恐怖による戦争の回避が好きな「日本らしい日本」の体現者の偉大なる安倍晋三閣下・・・困ったね。力に力で対抗する軍拡競争・・・もし、日本と中国がそれをやったら・・・日本は軽く負けるね・・・人的資源が違いすぎるから・・・自明・・・しかし、軍拡を主張する偉大なる安倍晋三閣下・・・理由は簡単で、お友達を作るのが下手、既存の友達が離れて行かないようにするために、外部に危機を叫ぶことによる求心力ですね。

 残念ながら・・・その手口を経済で叫んだが・・・馬鹿にされただけですね。たぶん、そんなものがあるとしたら、お前さんの足元の日本だろ!って言われたんじゃないかね?それで、馬鹿げた話へと・・・そんな話は無かった、報道関係に流した私が悪かった・・・子供の言い訳みたいですね・・・じゃなくて・・・続きは次回だな・・・

2016.06.02

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system