現在をうろうろ(1812)
日本貧窮者経済新聞
 不思議な報道が横行している世の中のようで・・・?

 どうも、近頃の北朝鮮報道は奇妙なものが多くてね・・・やはり、北朝鮮に関する基本情報の少なさが問題なのか?それとも、断片的に入ってくる情報の整理の仕方が悪いのか?北朝鮮 青瓦台への打撃訓練を先送りか=砲兵戦力撤収 色々とね・・・多分、打撃訓練というよりは、通常の定期演習ではないかと・・・そろそろ、演習場は耕作の時期に入りますから・・・北朝鮮の軍隊は基本的に生産部隊ですから・・・報道では・・・

 韓国政府関係者は15日、「北は平壌近郊の火力演習場に青瓦台本館の模型を設置して打撃訓練を準備してきたが、朝鮮労働党大会以降、動員された砲兵戦力を撤収させている」と伝えた。

 別の関係者は「訓練そのものを中止したのか、延期したのか、引き続き分析している。青瓦台の模型を撤去した兆候は確認されておらず、延期したほうに重きをおいて北の軍の動向を見守っている」と話した。

 情報当局も、砲兵戦力は必要に応じて動員できるため、打撃訓練を先送りしたと判断しているようだ。


 こんなことを言っていますが・・・どうやら、この火力演習場の基本構成を理解していない可能性が高いような感じでね。この火力演習場は、射程4〜5kmの戦術演習用の射撃場ですからね・・・青瓦台の打撃演習を行うには狭すぎる・・・40km程先に標的があるとか?でもね・・・砲兵の集結地点から1kmほど離れた場所って・・・演習場の射位ですからね・・・砲撃の位置を示す言葉ってなんって言うんだ?射位は弓道用語で・・・弓を引く場所ですね・・・バッテリー、火点、射点・・・まあいいか・・・火点は敵の砲撃地点・・・

 なんだかね?しかし、北朝鮮の貯距離射撃演習場はどこにあるのかね?そこにこそ・・・青瓦台のレプリカじゃないかね?まあ、砲撃の様子を宣伝映画で使うなら・・・別ですが・・・この演習場の射点は38°56'55.4N 125°53'54.8E - Google マップ ここから右手系北基準の方位角135度で基本的に射撃をするようですから・・・一応、50km程先までざっとチェックしましたが標的はなさそうですね。

 なんとなく・・・青瓦台風の建物は革命の学習を行う建物じゃないかと・・・39°01'12.9N 125°44'58.6E - Google マップ ここの人民大学習堂だって、青瓦台に類似の建築様式のようでね・・・似てるというと韓国で怒られるのかね?同じような文化を共有しているわけですから・・・

 それから、北朝鮮の白頭山ダム、竣工後すぐに漏水 東亜日報 この水漏れするダムの写真もね・・・あまりにも嘘くさくてね・・・発電所や水漏れの位置、水面の高さなどを勘案すると・・・左のような感じなら、かなりそれっぽく見えるんですがね・・・ただ、影の方角が違うので、それが問題ですがね。リアリティーってのは難しいね・・・42°27'32.0N 130°20'05.7E - Google マップ 単純に、ここのように崩壊したダムとか・・・どうも、この場所のダムはなかなかうまくいっていないようですね。土が・・・真砂土なのでしょね・・・粘土質の土がこの辺りでは得られないのかね?

 輸送力の問題なのか・・・その場所ですべてが調達できるとは限らないという例なのかもしれないですがね・・・それでも、しっかりと頑張っていると思いますがね。

 なんだか、ひたすら馬鹿にする対象を探しているような感じでね。確かに、北朝鮮にはうまくいっていないものが沢山あるはずです。日本にだって、韓国にだってね・・・ただ、何でも、馬鹿にするネタや、恐怖を煽るだけのネタとして使うのではあまりにも芸が無い・・・そんな感じがしてね。

 他国の失敗を喜ぶとか・・・なんとなく、情けない精神のようでね・・・オーストラリアで売れなかったそうりゅう型の潜水艦も、そろそろ忘れようとする努力が始まるでしょうし・・・政府主導の馬鹿げた売込みの結果ですから、日本の報道では・・・もう、取り上げられなくなるのではないかと・・・中国の圧力にオーストラリアが屈したことになるのでしょうね・・・

 しかしそうなると・・・日本はどうするのかね?オーストラリアは中国の言いなりという事になってしまうが・・・中国包囲網が大きく破られることになるが・・・日本の安全保障面での対オーストラリア外交はどうなるのか?という事になりますね・・・

 あれ?微妙な奴があるね・・・豪潜水艦受注敗北、エンジン供給に一縷の望みも|inside Enterprise|ダイヤモンド・オンライン エンジンだけでもときたか・・・

 日仏独の三つどもえとなっていたオーストラリアの次期潜水艦の受注レース。戦いを制したのは、仏政府系造船会社のDCNSだった。潜水艦12隻の総事業費4兆円超の巨額プロジェクト──。日本にとっては、2014年に武器輸出の要件が緩和されて以降、初の大型案件だが、緒戦を飾ることはできなかった。

 実際に釣り落とした魚がデカいですからね・・・しかも、日本政府は借金の山ですから、少しでも大型案件を取らないとGDPが・・・日本の偉大な総合商社様の威力も近頃は・・・資源外交の成果が・・・この資源安の時代で、かなりの痛手を被っているらしいことは分かりますが・・・なんだかね?絶対確実・・・そんな雰囲気で、偉大なる安倍晋三閣下も浮かれていましたから・・・馬鹿ですね。

 日本陣営のショックは大きい。昨年9月、安倍晋三首相と蜜月関係にあったアボット前豪首相が退陣するまでは、勝利が確実視されていたからだ。

 法的な拘束力のある文書を交わしたわけでもないのに・・・単に、入札予定者のリストに名前を連ねないかというお誘いであっただけだったのだと思うのだが・・・単なるお誘いが・・・発注のお約束に見えてしまった日本政府という事ですかね?そうなると、経験不足で舞い上がってしまっただけという、本当のお馬鹿さんを演じたことになるが・・・?

 敗因は、官主導の“お役所仕事的”な売り込みにある。防衛装備品の受注競争には付きものの、技術移転や現地生産のアピールが足りなかったのだ。

 どうしてこうなるかね?オーストラリアのニーズに合致する潜水艦というだけだったはずなのだが・・・日本のそうりゅう型を売り込もうとした・・・あるものはこれだ!世界最高水準だから買え!友達だろ!・・・こんな感じですからね・・・航続能力の不足が先方から出ていたはずだが・・・日本基準ではOKでも、オーストラリア基準では70日分の食料の搭載力と人間がちゃんとまともな精神状態で帰ってこられるだけの艦内スペースのはずだが・・・そうりゅう型は前時代的な艦内スペースのようですからね・・・まさか蚕棚で一坪14人か?可能性はあるね・・・

 翻って、DCNSの主な勝因は、現地生産による雇用創出の本気度をアピールできたことにある。アボット政権に代わって誕生したターンブル政権は、雇用政策を重要視している。DCNSは、部品などを現地生産した場合に、豪州にどれほどの雇用を生むのか──。人口2000人に満たない地方の企業にまで連携の可能性を探るなど、雇用創出策に注意を払った。

 日本は単に・・・日本の国益しか考えていなかったというだけでしょうね・・・防衛協力と称するものの・・・日本にとっての国防であり安全保障しか考えていないようですからね・・・どうも、日本はオーストラリアをインド洋に面する国とは考えていないし、イギリス連邦の存在も考慮していない・・・スターリング圏とか・・・私の国際感覚が妄想的なだけか・・・

 片や、日本の官民連合は豪州企業からコンタクトがあったにもかかわらず、当初は門前払いしていたというからあきれる。

 なんだか、私のイメージの中の「日本らしい日本」が・・・貧乏で強欲で、教えられるなんって大嫌いの見栄っ張りの・・・結局は大馬鹿野郎に定着してきた感じですからね・・・

 貧乏だから、コンサルタントは雇いたくない、強欲だからなるべく手の物を使いたい、オーストラリアの事はよくわからないし、調査能力も低いのだが、それでいて教わることが大嫌いだから・・・当初は門前払いをするわけですね・・・結果として受注に失敗して大馬鹿野郎とあきれられる。

 長くなっちゃったから一旦切るか・・・

2016.05.16

  

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