現在をうろうろ(1743)
日本貧窮者経済新聞
 オーストラリアの潜水艦基地の立地は・・・?(1)

 そうりゅう型の潜水艦はオーストラリアでは無用の長物なのか・・・何しろ、母港に入れないなんって・・・これでは頑張って売り込みをかけても無理じゃん・・・オーストラリアの次期潜水艦導入計画、独ティッセンクルップ社の提案が最有力候補に - BusinessNewsline 報道はどんな風に分析しているやら・・・私みたいに、軽自動車しか入れないところへリンカーンなどのリムジーンで乗り付けるなよとか・・・そういったのはなさそうですね・・・しかし、海図を見て驚きましたね。本当に浅いんだって・・・オーストラリアの西岸には良港がないというのを改めて認識・・・港が少ないのはわかっていましたが・・・なるほどねと。ダーウィン港が中国資本でどんな風に変わるのかちょっと楽しみになってきましたね。

 日本には港の無いところに港を生み出してしまう能力があるのですが、こういったものはどうなのやら?鹿島港は港の無いところに作りましたからね・・・ただ、結構浚渫が大変みたいですからね・・・鹿島港の場合は、砂が膨大で、外洋に面しているために波が荒く、一般的なポンプ浚渫船では厳しい・・・その上砂が細かく硬く締まるのが問題だったかな?いずれにせよ・・・浚渫ってのは金がかかりますからね・・・学生時代の友人の実家が浚渫屋だったっけ・・・ふむ、海洋国家日本ね・・・?

 さて、ちょっとカリーニング湾を眺めてみるか・・・32°13'40.7S 115°41'34.6E - Google マップ ここが潜水艦桟橋ですね。写真のように、南からの侵入は困難ですね。海軍基地としては悪くないですね。ここを潜水艦攻撃するには・・・特殊潜航艇が必要ですね・・・

 この湾に侵入するには、島の北側の・・・右の写真の水道を通るしかない・・・従って、吃水の深いメタボのそうりゅう君には無理なのね・・・と言っても、ここの水道は公称14mのようですが・・・それでも、この辺りは浅くて米国海軍の大型艦の入れない地域・・・

 さて、最初の記事に戻るとしましょう・・・

 オーストラリア政府が進めている次期潜水艦導入計画「SEA1000」について、フランスおよび日本の政府提案を押しのけて、ドイツのThyssenKrupp(ティッセン・クルップ)社の提案が最有力候補となっていることが一部報道により明らかとなった。

 日本政府の提案?日本政府が・・・ああ、単に金がないから、そうりゅうを売っちゃおう!という単純なノリかね?そうりゅうは世界一だ!絶対に売れる!これなら法律を作って輸出できるようにしよう!売れたら、世界に売ろう!あるものは何でも売るぞ!・・・これで、三菱も潤う・・・川崎にも仕事ができる・・・三菱造船神戸は潜水艦専用!商船は・・・下関などで・・・こんな構想かね?4兆円に目のくらんだ日本政府・・・

 日本政府の提案か・・・それなら、仕方ないね・・・これが海国日本かね?海を知らなすぎる日本・・・海に囲まれているだけのような気がしますね・・・三菱が乗る気じゃなかったのは?というより・・・政府が売りたかっただけ?この辺りが気になりますね・・・三菱と政府の関係?日本政府の仲介では大三菱が動かないで設計変更などないと見たか?

 ティッセン・クルップ社の提案内容は、ドイツ海軍向けに提供しているClass 212(212型潜水艦)を大型化したType 216(216型潜水艦)を提供するというものとなる。

 216型潜水艦は、現時点ではまだ構想段階のものとなるが、原型となる212型潜水艦は既にギリシャとイタリア向けに輸出実績を持つ他、この種の艦船としては異例となる製造プロセスが、完全デジタル化されている点に特徴を持つものとなる。


 ふむ、気になるのは・・・製造プロセスが、完全にデジタル化されている・・・この意味が不明・・・単に、製造用の図面がデジタル化されている?いきなりレーザー加工機で鋼板を全自動で切るとか?

 製造プロセスが、完全デジタル化されているため、オーストラリア政府が必要条件として提示している現地生産への対応も容易ともなっている。

 現地工場に装置を色々と積み上げるということか?それとも、熟練の積み上げという人的なノウハウの部分が存在しないという意味なのか?ギリシャとイタリア海軍に212型が納入されているか・・・イタリア海軍はチェックしていないですね・・・潜水艦は・・・?40°28'21.4N 17°15'38.1E - Google マップ ここで1隻整備されていますね。66mほどありますから、こいつはドイツのではなく、イタリアのサウロ級潜水艦ですね。後期の大型化された奴のようですね。40°28'34.2N 17°14'57.0E - Google マップ 潜水艦桟橋はここのようです。ターラントの軍港ですね。

 212型がいました。右のような感じですね。44°05'11.2N 9°52'28.8E - Google マップ この辺りで整備を行っているようですね。ラ・スペツィア・・・ああ、映画Uボートではここを目指すんでしたっけ・・・思い出しました。実は、トリエステに潜水艦基地があるかと・・・トリエステから海岸線を眺めてきて・・・まもなく、海岸線の探査は終了ですね。

 どうも、バチスカーフのトリエステ号ってのでトリエステから見始めたのがいけなかったのか?海なしのスイスで設計された深海潜水艇・・・イタリアで建造され、のちにアメリカ海軍が購入・・・ バチスカーフはベルギー国立科学研究基金の発注でしたっけ・・・

 さすがに、ラ・スペツィアは立派な軍港ですね・・・補給埠頭かね44°05'21.0N 9°52'15.3E - Google マップ 潜水艦が接岸しています。どうやら、潜水艦埠頭は・・・44°05'36.5N 9°49'16.2E - Google マップ ここのようですね。イタリアの造船所もかなり先進ですね・・・どこも美しい造船所で・・・完全デジタル化の意味がよくわからないが・・・手順通り作ればOKという意味でとらえればよいような感じですね。特別なノウハウ無しに・・・

 この潜水艦の建造は、イタリアの造船会社フィンカンティエリのラ・スペツィア造船所のようですね。ああ・・・補給埠頭かと思ったのが艤装岸壁のようですね・・・建造中の物のようです。補給じゃなくて、艤装中のようですね。

 ティッセン・クルップ社は、212型潜水艦に搭載されている推進機関のAir-Independent Propulsion(非大気依存推進)システムそのものをオーストラリアに技術供与することも表明するなど、技術移転の観点からティッセン・クルップ社の提案内容は、オーストラリアにとって有利であることが、現時点でティッセン・クルップ社の提案内容が最有力に挙げられている理由となっている。

 非大気依存推進システムの中核になるのは・・・固体高分子形燃料電池ですね。韓国の214型では・・・燃料電池による航続距離は4ノットで1248海里だから2300kmということのようですね。従って・・・13日間の潜航が可能というわけですね。このぐらいの性能に落ち着きそうというわけか・・・燃料電池のライセンス生産と販売権を与えることになるようですね。

 ティッセン・クルップ社の216型潜水艦は、建造された実績はもたないが、フランスと日本が実績を有していない、現地生産という面においては幅広い実績を有している。

 これは確かに・・・イタリアのラ・スペツィア、韓国の35°30'22.8N 129°26'26.5E - Google マップ ここに1隻いますね。そして34°52'43.8N 128°41'51.0E - Google マップ この青い屋根の建屋の中で潜水艦を建造しているようですね。整備は35°08'39.6N 128°37'24.2E - Google マップ この基地の建屋ですね。

 ギリシャだと37°58'45.1N 23°32'10.8E - Google マップ この造船所ですかね・・・オーストラリアでは、どこが落札しても34°47'02.7S 138°30'39.9E - Google マップ ここで建造されるようですね。

 長くなりそうですから、一旦切るとしましょう・・・

2016.04.23

  

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