現在をうろうろ(1736)
日本貧窮者経済新聞
 小学生にもプログラミングを丸投げかね・・・?

 なんだか、面白いことがないね・・・ああ、これはよいかな・・・「小中学校でプログラミング教育必修化、安倍首相が方針」 News i - TBSの動画ニュースサイト 

 安倍総理はITに高い専門性を持つ人材を育成するため、小・中学校でのプログラミング教育を2020年以降、必修とする方針を示しました。

 プログラミング教育って?なんだね?まあ、私もプログラマーのようなものを大昔にやりましたが・・・一応、ITエンジニアでしたし・・・データベースの構築などもしますが・・・小中学校でのプログラミング教育ね?2020年以降・・・教員の養成は可能なのかね?そもそも、日本では集合論はいつ教えていたっけ?この問題がありますね・・・現在の指導要領では・・・

(ア) 「数学T」(3単位) 今回の改訂で,数学科の必履修科目はこの科目だけになった。したがって,「数学T」だけで 高等学校数学の履修を終える生徒に配慮し,「数学T」に続けて深く学ぶ生徒にはその後の科目 の内容との系統性を考慮するとともに,すべての高校生に必要な数学的素養は何かという視点で 検討を行い,内容を構成した。また,円滑に学習を進めることができるよう中学校数学が「A 15 数と式」,「B 図形」,「C 関数」,「D 資料の活用」の4領域で構成されていることも踏まえ, 次の@からCまでの内容で構成するとともに,課題学習を内容に位置付けることとした。 @ 数と式 A 図形と計量 B 二次関数 C データの分析 [課題学習] 「数と式」では,扱う乗法公式と因数分解の公式は二次までとするとともに,従前の「数学A」 の「集合と論理」をここで扱い,集合と命題の基本的な概念を理解させることとした。

 集合論はほとんど学ばないできているのかね?私は中学時代に集合論を叩き込まれましたね・・・ド・モルガンの法則とか・・・おかげでITエンジニアやプログラマーをやることができましたね。ただ、現実には、日本語の能力の問題だと思いますが・・・国語で集合の概念を示す言葉を生徒に叩き込むことができるのなら、別に問題はないと思いますね。

 ただね・・・論理を表す言葉を国語科の教師が理解できるかどうかも問題なんでね。基本的な論理を表す日本語ってのが結構難解で・・・日本語教育を見直す必要があると思うのだが・・・何しろ、厳密性を要求されるような日本語ってのは・・・かなり特殊な言い回しになりますからね・・・国会で議論している連中だって、法律の文言の中の論理を表す言葉の意味がきちんと分かって議論しているのかも、近頃のあいまいな法律を眺めていると気になりますからね・・・例外を作り出すための文言などが駆使されて、場合によっては、個人的な戦争開始が可能になる法律とかありますからね・・・

 プログラミング教育って、現実には何を行わせたいのかね?私が教えるとしたら・・・エクセルの使い方ぐらいで良いと思うのだが・・・簡単な数式が組めれば・・・文字列操作でもね・・・一文の中から空白を見つけ出して2つに分けるとか・・・私もよくこれはエクセル上で使いますからね・・・具体的には「時の旅人 小林 旭」この文字列を歌の題名と歌手に分けるとかね・・・半角の空白が2つあるが、基本的には題名には空白が入らないから、文字列の最初の空白の位置を調べて、左から何文字取ってこい!って命令が出せれば・・・こういった題名と歌手が一緒になったものから題名を抜き出すことができますからね・・・

 まあ、こういったやつで、時々小遣い稼ぎをしたりしますけどね・・・こういった、小さなプログラミングなどでもよさそうな気がしますがね。何を想定してこんな・・・小・中学校でのプログラミング教育を2020年以降、必修と叫ぶのかね?教育現場で悲鳴が上がりそうな気がしますが・・・ITに高い専門性を持つ人材を育成ね・・・プログラミングができる人間って、一般社会では2割ぐらいいるはずなんですが・・・本人はプログラミングなどできないと思っていてもね。

 ただ、日本の社会の中でプログラミングの素質を持った人間ってのが社会の上の方にいるのかどうか?たぶん・・・課長級までじゃないかと・・・それ以上の職に就いている人は政治的な論理を無視した頭脳をお持ちのようなので・・・プログラミングってのは、単に仕事の手順を考えることですからね。「日本らしい日本」では・・・仕事の手順を考えて実行するのは・・課長級から下のようですから・・・だから、下々にカイゼンを振ることになる・・・偉大なる安倍晋三閣下などは、とても論理的とは思えない・・・言葉に酔っているだけのように見えますからね・・・地に足がついていない・・・まあ、これが「日本らしい日本」では偉大さにつながるようですからね・・・

 まあ、「日本らしい日本」では論理を道具として使う人間は疎まれるだけですね・・・論理で示されることを容認できない人が多いですからね・・・感情国家日本!

 「日本の若者には、第4次産業革命の時代を生き抜き、主導していってほしい。このため、初等中等教育からプログラミング教育を必修化します」(安倍首相)

 ふむ、若者に丸投げですね・・・偉大なる安倍晋三閣下は、財政再建のプログラムが組めるかどうかを問われている・・・国の舵取りだってプログラミングなのだが・・・3本の矢をまとめてやれば・・・どうもうまくいっていないようですが・・・金融緩和を行うと、為替などで余剰の金が瞬間的に湧いてくる・・・簡単ですね。問題は湧いた金を何に使わせるか?この道しかない!の「この」の指し示す内容がなかった・・・この時点でプログラムは破綻したわけでね・・・アベノミクス 成長戦略で明るい日本に! 首相官邸ホームページ アベノミクスの工程表ってのはまさにプログラムなんでね・・・

 大胆な金融政策によって、現金を生み出します・・・これは非常に単純なものですね。1ドルが80円でした。80円で生活していた人は・・・1ドルが120円になったので、生活費の80円の他に40円の自由になる金を得ました・・・ここまでは論理に破綻はないですね。

 湿った経済とは80円の金で80円の生活を行うだけで何も新しい楽しいことがない状態ですね。降って湧いた40円を・・・どうするか?

 機動的な財政政策は、結局はばら撒いただけで終わりました・・・じゃないかね?そうだな・・・いつものお店で80円の定食を食べて、40円でビールを付けてちょっと豊かな気分・・・あれ?1ドルが109円になっちゃった・・・ビールはもう付けられない・・・

 結局、「機動的な」・・・この言葉に酔っただけなんでしょう。そして、湧いた金に酔った・・・酔っているうちだけが華・・・だったのでしょうね。戦略がなかったので、機動は無軌道な機動になっただけの話ですね。プログラム・・・行程・・・何のための「日本再興」戦略・・・これは看板に過ぎない・・・行程が存在しないわけですからね。まず、金を湧かせた・・・湧いた金で「何」をするのか・・・投資の方向性が示せなかったから、この時点でアベノミクスは破綻していた・・・たぶん、言葉だけで中身がなかった・・・偉大なる安倍晋三閣下の頭の中は無だった・・・虚無・虚構・嘘・ハッタリ・・・論理的証明終了

 論理学など知らない方が楽ですね。

 19日に開かれた政府の産業競争力会議では、AI=人工知能やロボットの普及などによる「第4次産業革命」に対応するため、ITに高い専門性を持つ人材の育成策が話し合われました。その中で、安倍総理は「国際競争に勝てるか、今が若者の未来を左右する分岐点だ」と述べた上で、2020年以降、小中学校でのプログラミング教育を必修とする方針を示しました。

 自らの知能がお粗末だから、人工知能などに頼らなければならなくなる・・・情けない話ですね。人間が人間であるのは・・・自ら考え行動するからではないかと思いますがね・・・2016年4月20日は株価の17000円の死守命令はどうなってるかね?いつものパターンか・・・

 人工知能の問題ではなく、自ら考え行動する能力・・・自らの将来を設計できるか?妄想ではなく、論理によって・・・だから、日本語教育で論理を表す言葉を使いこなせなければならないのだが・・・その方向へは向いていかない。感覚的な表現技巧ばかりになる・・・あはれ・・・

 政府は高校や大学でのIT教育も強化する方針で、AIの研究開発やビッグデータの解析ができるITの専門家が育つ環境を整えたい考えです。

 ああ、何をしたいのやら・・・私なんか、上のグラフの行き先を知りたいがために・・・ネットでつながっている全世界というビッグデータを扱っていますからね。毎日、そのビッグデータの解析で遊んでいる・・・北朝鮮にも詳しくなったし・・・最新の映画や音楽も拾ってこられるし・・・ところで、欧州へ見せびらかすアベノミクスの成果は?株価は17000円を切ってるが・・・何が残っている?

 しかし、政治屋君が日本の将来設計を・・・人工知能に丸投げするようになるのかね?

2016.04.21

  

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