現在をうろうろ(1692)
日本貧窮者経済新聞
 日本の潜水艦はそんなに凄いのか・・・?

 う・・・なんだか元気の良い報道が流れているなぁ〜と「中国の恐怖」だ! 中国が恐れる日本の潜水艦、その実力は すごいね・・・

 日本の潜水艦の「恐ろしい特徴」とはなんだろうか。記事はまず日本の潜水艦隊員のレベルが高いことを特徴の1つとして指摘しており、米国潜水艦隊員に比べて全くそん色ないレベルであると説明。その理由として記事は米国の同盟国として冷戦時代に培った数十年の作戦経験があること、また日本の潜水艦隊員が質の高い訓練を受けている点を指摘している。

 まあ、米国の潜水艦隊員がスタンダードなのね?昔は・・・帝国海軍に比べれば劣った海軍だったのに・・・そんな風な言われ方をしていなかったっけ・・・米国の同盟国として冷戦時代に培った数十年の作戦経験・・・ふむ、こんなことがあったんだ・・・冷戦の頃に日本にやってきたのは、米国の通常型の潜水艦だったのかね?原潜と通常型の潜水艦では行動パターンが違いますからね。体力の差が大きすぎますから・・・父島にでも通常型の潜水艦が配備されていたのかね?ノーチラス号が1954年・・・

 もしかして・・・米国の実験潜水艦のアルバコア型の成功によって、新時代の潜水艦が建造されますね・・・ハーベル型の潜水艦・・・3隻が起工され1959年に就役しますが・・・これで、米国は通常型の潜水艦の開発・建造の打ち切りをします。このあと、米国では使われることがない通常型の潜水艦の最終型の設計資料が日本とオランダに提供された事を言ってるのかね?

 この設計資料を活用して、うずしお型を日本は建造していますね・・・現在の潜水艦に続く形式の潜水艦・・・うずしお型の就役は平成8年まで続きますね。次級はゆうしお型で昭和の末ごろまで建造され、退役は平成20年ですね。そして、はるしお型になり、この型も平成27年には退役、1艦のみ練習艦になりスターリングエンジンのテストベッドになって、未だに就役中ですね。次級がおやしお型で1番艦は練習艦になりましたが、あとは現役ですね・・・そして、現そうりゅう型が引き継ぎ・・・スターリングエンジンは、すでに過去の物・・・高出力のバッテリーの時代ですね。11番艦からはリチウムイオン電池搭載・・・

 基本設計は・・・アルバコアで完成して、高速性能を犠牲にして・・・まあ、通常動力艦では意味がないから葉巻型にしたわけですね。速度低下をカバーするために機関の増強を行う・・・高張力鋼に関してもずいぶん前から頭打ちのような気がしますが・・・ゆうしお 以降、船殻が大きく変わったようには・・・艦のサイズからすると思えないのだが・・・900mも潜れるのか?潜れるがそのままさらに深みへ・・・じゃないだろうね・・・90気圧・・・ブロー用の空気タンクは巨大なのかね?仮に900気圧でも、タンクの10倍量のブローしかできない・・・まあ、浮き始めれば空気の体積は増えるから効果が大きくなるけど・・・余剰のエアはどこへ捨てる?艦内で処理できる量は・・・大したことないからね・・・深深度でのブローは緊急時のみ可なのか?わからんね・・・まじめに計算しないと・・・水上2900トン水中4200トン・・・差の1300トンの水かね?旧海軍だと・・・水中排水量トハ常備標準状態排水量ニ「メーンバラストタンク」容量ヲ加ヘタルモノヲ指ス・・・1気圧で1500立方メートル程度・・・90気圧なら17立方メートル・・・これだけ必要か・・・イ号潜水艦だと200気圧の気蓄器・・・100m程の深度に対応で・・・いずれにせよ結構たくさんの高圧空気が必要ですね・・・20トンぐらい浮力が1500トンにもなるのか・・・まあ、詳細は不明・・・海水の比重って1.026ぐらいだっけ・・・ちょっと多く見積もったか・・・妄想妄想・・・400気圧程度の気蓄器は結構重くないかね?

 魚雷を発射した時のエアも問題か・・・深度500mで魚雷発射のためには50気圧2立方メートル程度のエアが必要・・・6門を発射すると・・・50×2×6=600 発射に使った600立方メートルのエアの処理は?艦内気圧がかなり上昇する・・・?

 日本の潜水艦が有する恐ろしい特徴として、「そうりゅう型」潜水艦にはスターリングエンジンが搭載されている点を指摘。ディーゼルエンジンの場合、外気を取り込んだり排気するために時々浮上する必要があるが、スターリングエンジンは吸排気することなく推進エネルギーを得ることができる。

 スターリングエンジンはディーゼルエンジンに比べて、敵に発見される可能性を低下させることができるわけだが、これは非常に重要な点だ。水中は電波の減衰が著しく、レーダーが使えないため、潜水艦は敵艦隊に気づかれずに接近できる。スターリングエンジンの搭載は潜水艦にとって重要な「敵に発見されない」という性能をさらに向上させることができる。またスターリングエンジンは原子力潜水艦に比べて静音性が優れているとされ、原子力潜水艦に比べて敵潜水艦のソナーで発見されにくいというメリットもある。



 残念ながら、リチウムイオン電池に負けました・・・従って、こいつは恐ろしい特徴ではないことになりますね。まあ、カローラのエンジン4台の出力でで水中4200トンの潜水艦を駆動するわけですから・・・静かなわけです・・・プルプルプル・・・

 GoogleEarthで眺めていて・・・ああ、静かだ・・・と思いましたね。それより・・・動くのか?心配になりますね・・・海上自衛隊呉史料館 愛称:てつのくじら館 ゆうしお型潜水艦の「あきしお」 (SS-579) 2004年に除籍・・・出力がね・・・原潜とは格が違いますからね。小さな町に電力を供給できる原子炉と、カローラのエンジン4台・・・

 残念ながら、これが現実・・・ちょっと簡単な計算問題を・・・そうりゅう のデータでは・・・ ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式で水上:3,900ps/水中:8,000psですね・・・水上3900馬力で航行・・・ディーセルエンジンでの出力ですね。ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式ということは、ディーゼルエンジンで発電してモーターで走る・・・1時間に39のエネルギーを生み出せるとすると・・・1日24時間で39×24=936 のエネルギーを生み出せる・・・このエネルギーで最大能力を発揮して1時間に80のエネルギーを消費・・・936÷80=11.7 全力発揮11.7時間・・・まあ、昔なら夜間に充電ですから・・・航行を無視して・・・8時間程度で満充電かね?とすると・・・39×8÷80=3.9 全力発揮は4時間・・・大容量のバッテリーを積みたいのは自明・・・カローラのエンジン4台で400馬力・・・4×24÷80=1.2 24時間かけて蓄積したエネルギーは1.2時間で放電・・・非国民的な計算ですが・・・物理法則からは逃げられない・・・敵からも逃げられないし、追えないね・・・近頃の商船だって25ノット・・・大型のタンカーでも18ノットぐらいは出る・・・

 また記事は日本の潜水艦が有する恐ろしい特徴として「89式魚雷」に言及。この魚雷は日本独自の技術で製造されており、水深600mでも水圧で圧壊しない。一方他国の魚雷は水深400mが限度とされる。そうりゅう型潜水艦は水深900mまで潜れるため、敵の攻撃を受けることなく攻撃することができ、この魚雷を「中国の恐怖」であると指摘する声も存在するほどだ。

 本当に600m潜れるのかね?というか・・・600mで走行可能なのかね?斜盤機関は排ガスが出ますからね・・・内燃機関ですから・・・60気圧に逆らってガスの排出・・・しかも1989年の制式・・・古くないかね?この後が97式魚雷で・・・Wikiには・・・Mk.46では対応が困難となっていた。そこで十分な深々度性能・速力を持つ新魚雷の必要性が認識され、G-RX3の成果を発展させたG-RX4として開発されたのが本魚雷である。・・・機関は閉サイクル蒸気タービン・・・ランキンサイクルと呼ばれている機関で・・・閉サイクルつまり・・・高圧の水蒸気を冷却して再利用・・・従って排ガスが出ない・・・よって深深度でもOK、圧潰しなければ・・・酸素とエタノールの反応による熱なので二酸化炭素と水蒸気が排ガスですね・・・まあ、別の燃料かもしれないですが・・・いずれにせよ魚雷内で処理できる。97式短魚雷・・・12式魚雷も同じ機関・・・このシリーズの短魚雷は・・・潜水艦攻撃用・・・

 潜水艦に積んでいるアメリカの魚雷はMk48で対水上艦艇・対潜水艦兼用の魚雷とされ、1988年の機関部の最終的な改良がおこなわれて・・・運用深度は1000ft 350mあまり・・・2008年に誘導部の改良がおこなわれて・・・これを、攻撃型の原潜が積んでいる・・・これは89式魚雷と同じ斜盤機関なので・・・こんな深度での運用なのでしょう・・・

 日本は基本は、水上艦艇を攻撃なのでしょうからね・・・だって、潜水艦が遅いから・・・世界初の原潜のノーチラス号でも軸馬力15000馬力で水中23.3ノット・・・最新のは公称25ノット、噂では34ノット・・・並の水上艦より速い・・・しかも、燃料は33年持つし・・・燃料交換無し!深度の方は600mは不要で500m弱らしいし・・・

 潜水艦用の新魚雷が望まれているが・・・艦載艤装品開発の歩み 16コマによると開発中みたいですね・・・2020年までには、頑張る!予算をつける・・・その世界のようですね・・・しかし、この艦載艤装品開発の歩みを最後まで読むとね・・・

 世界の最先端装備品創成を追及、厳しい財政環境下での効率的な開発を追及、技術研究本にが有する優れたアセットの有効活用、盾と矛の関係を踏まえた試験評価・・・これが、将来の方向性ですね。厳しい環境だね・・・

 見栄とハッタリがばれるから、輸出は控えようとか・・・そういった話は無いのかね?ちょっと気になりますね・・・どうも、一般的な高性能の潜水艦であるだけではないかと・・・まさか、大和魂を食いつぶしての高性能とか?大和魂の入っていない連中には全力発揮が困難とか・・・?

 私には、この記事の方が怖い・・・まあ、・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!とでもしておきましょう・・・ついでに、日本最強!ならよいが・・・

2016.04.05

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system